こうした朝鮮側のかたくなな対応に対して日本国内に征韓論が芽生えてくる。「征韓論」は西郷隆盛が唱えたとされているが、必ずしもそうではない。西郷は朝鮮を良導する(体を張って説得する)つもりであったかもしれないが、陸軍大将の地位についていたために勇ましい征韓と結び付けられたのであろう。なかなかこちらの意図を理解してくれない朝鮮や中国に対して日本国内世論は、「脱亜入欧論(だつあにゅうおうろん)」に傾斜し…
歴史・地理
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『アイスランド、元大使が綴る意外な素顔とその魅力』【第5回】北川 靖彦
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『古寺を訪ねて』【第9回】菅原 信夫
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