【前回記事を読む】「左の薬指も君のすべてを僕の物にしたい」新しい恋人から結婚指輪としてダイヤの指輪とペアリングを贈られる。二週間後、僕は、近藤とお昼に会う予定が有り、モールの二階でお茶していた。「ゆりワールドの面白い話があるんだ」「ゆりさんってふんわりしていて、そばでいつも笑っているイメージ。今井の後ろに居そうなタイプだよな」「そうなんだ。時々すごい天然で開いた口がふさがらない時もある。僕はそれ…
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