【前回の記事を読む】2匹の子猫は小さく口を開け険しい表情で〈デスゲーム、スタート〉「ほら、猫がいるよ」丈太郎(じょうたろう)は2匹の猫を発見し、姉の淑子(よしこ)に声をかけました。「ヨッシー、猫かわいい」19歳の淑子と弟で12歳の丈太郎は2人っきりのときだけジョー、ヨッシーと呼び合っていました。「えっ、猫? どこ?」「納戸だよ。かわいいなー。白と茶と黒でさあ、白が多いかな、顔の半分は茶色でさ、頭…
小説
ジャンル「小説」の中で、絞り込み検索が行なえます。
探したいキーワード / 著者名 / 書籍名などを入力して検索してください。
複数キーワードで調べる場合は、単語ごとにスペースで区切って検索してください。
探したいキーワード / 著者名 / 書籍名などを入力して検索してください。
複数キーワードで調べる場合は、単語ごとにスペースで区切って検索してください。
-
『振袖の謎森』【第2回】ホシヤマ 昭一
「しかし、隣町の団圃さんもお金持ちだか何だか知らないけど、花嫁を迎えるのに列車を仕立てるなんて、困ったもんだ」
-
『不倫の何がいけないの?[人気連載ピックアップ]』【第34回】安本丹
温泉旅館へのお誘いを断った私。――しかし本当は、心も身体も彼と一つになりたい
-
『エメラルド国物語』【第2回】光川 星純
「ここはアルプスの雪解け水があるからな」おじいちゃんが自慢していた谷川の水が、去年の半分になっている。ホタルも全然いなくて…
-
『大人の恋愛ピックアップ』【第2回】
「もうあなたを愛せない!」別れを切り出した夜、主人は何も言わず私のベッドに入ってきて...
-
『霧は、アンダンテで流れ行く』【第2回】余語 眞二
社長の一言で、気づいたら結婚することになっていた――高卒で工務店に就職した父と、その工務店で事務をしていた母は…
-
『鼠たちのカクメイ』【第35回】横山 由貴男
大塩の首をこの目で見たいと言う大御所・徳川家斉に謁見するため、カイは田沼意留とともに“一介の旗本”として江戸城に乗り込む
-
『ナタリー』【第2回】福ゐ 行介
1年間住むことになるウェストキャンプの小さな家の前に立った時、満天の星空と縦横無尽に飛び交う蛍の群れが祝福してくれた
-
『29歳、右折の週』【第20回】言田 みさこ
無垢な外見からは想像できないほど〝女〟へと急速に変貌してしまった少女。キッ、と眉を逆ハの字にして私を睨みつけた
-
『なでしこの記憶』【第22回】坪井 聖
僕はいつの間にか彼女の手を握って、スマホを顔に近づけていた。画面に映る赤いバラに、強烈に心を惹かれ急接近…
-
『魔手 隠密捜査官6』【第2回】冬野 秀俊
正面入口の方が慌ただしくなった次の瞬間、一発の銃声が響き渡り、数人の男がなだれ込んできた。そして再び一発の銃声が鳴り…
-
『アミとアライの詩 銀河系宇宙編』【第2回】太田 祐一
月光の指輪を持つウーマと太陽の王冠を持つシモン。満月の夜、彼らは全てを知るためにビッグストーンの元へ
-
『不倫の何がいけないの?[人気連載ピックアップ]』【第33回】安本丹
身勝手な旦那の言葉に怒りすら感じないのはもう彼と真剣に向き合っていないから……彼のことはもう私はどうでもよくなっていた
-
『大人の恋愛ピックアップ』【第17回】山口 ゆり子
気が付くと、義姉にキスをしていた。このままではきっと取返しのつかないことになるだろうと思いながらも彼女をソファーへと…
-
『青春悼歌』【第2回】行燈 省益
駅の売店でたまたま買った早刷りの夕刊で僕はNの早過ぎる、そしてあまりに酷く悲し過ぎる死を知った。Nは敵対するセクトに――
-
『冬隣』【最終回】順菜
さっきまであの人と愛し合っていた、あのホテルを見つめながら家に帰る。風呂に入ると、体のそこかしこに男に愛された跡が…
-
『29歳、右折の週』【第19回】言田 みさこ
32歳独身男性。きっと憧れの少女像を自分で勝手に作り上げて、彼女の本当の中身はまだ全然わかっていないんだ…
-
『なでしこの記憶』【第21回】坪井 聖
芋饅頭をかじっていると、携帯電話が振動した。『やっほ! 今週の土曜空いてる? 空いてるよね…拒否権はありません!』
-
『Ore Joe! 俺たちの青春』【第4回】本村 雅寛
「会いたいけど、会えないよ!」いつも仏壇の前で祖父に文句を言っていた祖母。遺骨収集も墓参りも果たせないまま、病に倒れ…
-
『不倫の何がいけないの?[人気連載ピックアップ]』【第32回】安本丹
不倫は夫婦の潤滑油。でも私は旦那と不倫相手の両方を同時に愛することはできなかった
-
『ながれ星 冬星』【第4回】石田 義一郎
その瞬間、ごろつき連中にやられて倒れていたはずの男の目がバッと見開いた。目をつぶったままの少女を見た瞬間だった。