【前回の記事を読む】あるお爺さんの1日 〜花の下にて〜 「右手には紙の袋を提げています。いつもより速く横断歩道を渡り終えました。」紙袋から出した碁盤と碁石を消毒用のティッシュペーパーで丹念に拭きました。綺麗な柾目の碁盤でした。線も黒々としっかり引かれています。裏側には持ち主であった人の名が墨で書かれていました。遺産整理の時、家族が手放したのかなと、お爺さんは余計なことを考えました。碁石は一つずつ…
短編集の記事一覧
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小説『猫と狸と、ときどき故郷』【第9回】宮本 正浩
いつもの散歩コースを変えて歩くおじいさん。少年野球を見つけ、観戦していると突然……?
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小説『おーい、村長さん』【最終回】浅野 トシユキ
住み込みで就職した先の家族になじめない。私がいけないのか、それとも嫌われているのか…誰にも相談できない。どうしよう、お母さん
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小説『アルゴス』【最終回】宿川 花梨
〔原子炉建屋が爆発…〕ラジオの声に避難住民が騒ぎ始めた。逃げまどう人々…その時みな放射能の風をまともに浴びたのだ。
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小説『鶸色のすみか』【最終回】野原 ルイ
「あー、めんどくさい」生きることが面倒くさい。面倒くさい。面倒くさい。何十回も心の中で呟く…私は今幸せだろうか…
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絵本・漫画『円=まどか』【第4回】石川 幸生
感染症が流行った時、政府がワクチンを受ける人をくじ引きに。くじにはずれてワクチンを受けられなかった多くの人が亡くなり…
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小説『猫と狸と、ときどき故郷』【第8回】宮本 正浩
あるお爺さんの1日 〜花の下にて〜 「右手には紙の袋を提げています。いつもより速く横断歩道を渡り終えました。」
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小説『おーい、村長さん』【第14回】浅野 トシユキ
「どんなにイヤなことがあっても我慢するんだよ。もし、悲しくなったり辛くなったら…」15歳、実家を離れて就職する私に母は…
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小説『アルゴス』【第17回】宿川 花梨
「僕は何者? 本当に母さんの子供なの?」「…あなたは、ウイルスを故意に感染させて、免疫を持った唯一の成功サンプルよ」
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小説『鶸色のすみか』【第17回】野原 ルイ
母が亡くなって一年。「私、母のこと好きじゃなかったんですよね。母のような大人になるくらいなら…」初めて他人に喋った。
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絵本・漫画『円=まどか』【第3回】石川 幸生
「ママ、これからの地球と、この国では何が起こるかわからんゾ」学校、職場、家ありとあらゆる場所で"イライラ"が募り......
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小説『猫と狸と、ときどき故郷』【第7回】宮本 正浩
猫の社会にも人間と同じように介護施設のあることをご存じですか。猫は死を恐れません。
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小説『おーい、村長さん』【第13回】浅野 トシユキ
扉を開けると目の前を白いものがすうーっと飛んでいった!その正体は…
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小説『アルゴス』【第16回】宿川 花梨
母は、僕の腕から血を採ると、それをそのまま少女に注射した。「あなたは特別なのよ」―僕は…何者なの?
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小説『鶸色のすみか』【第16回】野原 ルイ
彼の奥さんは乳がんの闘病中、豪雨災害で亡くなった。―だが、彼女の遺体が発見された場所で、男性看護師とその車も発見され…
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絵本・漫画『円=まどか』【第2回】石川 幸生
男女同権ならば、女性徴兵!さらに、結婚税・誕生税・障がい者税・死亡税…。ヒトデナシ首相の政策、どうなる!?
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小説『猫と狸と、ときどき故郷』【第6回】宮本 正浩
「高齢者にとって世の中は危険に満ちている」ゆっくりゆっくりとバスや電車から降りて気を付けて生活するお爺さん
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小説『おーい、村長さん』【第12回】浅野 トシユキ
「これは双子にしかわからない感覚なんだ」亡き兄の自分への想いに涙。
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小説『アルゴス』【第15回】宿川 花梨
「息子が死にました。…いえ、私が殺しました」―生まれてきた子は化け物だった。目を閉じさせ「おやすみ」と言うと首を絞めて…
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小説『鶸色のすみか』【第15回】野原 ルイ
母の亡骸を見ても悲しみが湧かなかった。支配された心が解放されると思ったけれど―亡くなって一年経っても、母が私を呼ぶ声が…
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絵本・漫画『円=まどか』【新連載】石川 幸生
学校や職場でのいじめ、セクハラやパワハラや自然災害など、現代はストレス社会…。このストレスをなくすことはできないのか?