人気記事ランキング

  1. エッセイ
    『良子という女[注目連載ピックアップ]』
    【第6回】
    野村 よし
    1位 1

    「お母さんが嘔吐を繰り返してる。いま救急車出発した」娘からのメール。私は結婚式の帰りの新幹線の中で、酒を呑んだし、雨だし…

    【前回の記事を読む】私は2階で酒を吞んで熟睡。妻は1階和室で寝たのだと思う。妻に異常はまったくなかった。なのに深夜、「お父さん、お父さん」と…雨が降り続いていた。母親を東邦大学病院へ送ってから、あい…
  2. 小説
    『不可解な恋』
    【第9回】
    夜久 珠姫
    2位 2

    ドアを開けるとそこにいたのはお見合いから帰ってきた恋人だった! 彼は私に詫びたが、私は彼を拒絶した。その理由は――

    【前回の記事を読む】やっと来た俊雄さんからの連絡。だが非常識で思いもよらない内容に私は混乱した。私の恋人は私のことを……夕方になり、少しウトウトしてきたのでベッドに横になる。昨夜眠れなかったので、ス…
  3. 小説
    『八事の町にもやさしい雪は降るのだ』
    【第4回】
    宮野入 羅針
    3位 3

    長い階段を転げ落ち、亡くなっていた。誰にも気づかれないまま、おじさんの身体には朝まで雪が降り積もり…

    朝になり僕らが学校に出掛ける時間になっても、雪は降りやまない。玄関を出たとき、沙耶伽の家を訪ねる年配の男性と警察官に居合わせた。「昭和署のものですが、こちらは、山内洋蔵さんのお宅ですか」年配の男性が…
  4. 小説
    『火点し時』
    【新連載】
    順菜
    4位 4

    月に3回、同僚とホテルへ行く習慣ができた。職場の飲み会の帰りにそういう流れになって、恋人はいたけど止められなかった。

    優人は仕事帰り、いつものように彼女のアパートに寄った。今夜も静子の帰りは遅い。優人はコンビニで買ってきた缶ビールとそば、するめをつまみながらしばらくテレビを観ると、風呂を済ませてからベッドに入った。…
  5. 小説
    『虹色の魂』
    【第6回】
    青居 蒼空
    5位 5

    「お母さんは、もう少ししたら天国に行くんだ」父の言葉に戸惑いながら、冷たい母の手に触れていると突然感電したような衝撃が走り…

    父は天井に目をやり、少しの間考え込んでから、「お母さんは、もう少ししたら天国に行くんだ」と、言った。「天国? いつ帰ってくるの?」僕が首をかしげると、父が顔を振る。「いつ帰ってこられるか分からないけ…
  6. 小説
    『不可解な恋』
    【第12回】
    夜久 珠姫
    6位 6

    彼氏以外の男性に唇を奪われても私は抵抗しなかった。それは彼氏への不信感が強まっていたからかもしれない

    【前回の記事を読む】観覧車の中、彼は私に「好きだよ」と熱烈に迫ってきた。私に恋人がいるにもかかわらず――南君は、私の向かいに座り直し、何も話さなくなった。「……南君?」「……亜紀ちゃんに嫌われたくな…
  7. 小説
    『不可解な恋』
    【第13回】
    夜久 珠姫
    7位 7

    「今日一日、俺だけを見て、俺を感じて、俺に癒されて」彼氏のお見合いで心から笑うことを忘れかけていたが……

    【前回の記事を読む】彼氏以外の男性に唇を奪われても私は抵抗しなかった。それは彼氏への不信感が強まっていたからかもしれない「そうだ。今日一日、亜紀ちゃんの彼氏として過ごさせて」「え? そんなの――」「…
  8. エッセイ
    『良子という女[注目連載ピックアップ]』
    【第7回】
    野村 よし
    8位 8

    「あなた、私は幸せでした」…妻は状況を直感していたのだ。私は言葉を返すことができず、妻から離れた。

    【前回の記事を読む】「お母さんが嘔吐を繰り返してる。いま救急車出発した」娘からのメール。私は結婚式の帰りの新幹線の中で、酒を呑んだし、雨だし…私の心臓は躍りだした。先生はAという御自分の名札を見せた…
  9. 小説
    『あなたと虹を作るために[人気連載ピックアップ]』
    【第2回】
    福田 恭子
    9位 9

    夫が死んだなんて信じられない…。でも娘と息子が確かめたのだ。嘘じゃないんだ。夫が死んだというのは現実なんだ…

    ヴェネツィアで「ママ、大丈夫?」娘の声が、耳の中で空回りした。娘は、私が動転することを予期していたのだろう。強い声をあげた。「ママっ、聞こえてる? 私だよ、ママっ!」「……嘘っ」と言ったことを覚えて…
  10. エッセイ
    『迷子 うつと離婚と私[注目連載ピックアップ]』
    【第6回】
    野沢 りん
    10位 10

    母の葬儀が終わり施設へと帰った父。そして事件は起こった。父のベッドの上で介護士が見たものは...

    【前回の記事を読む】妻の死に化粧を見て「これは誰だ?」ショートカットをぴっちり七三分けにされ…介護士さんの心配父は認知症、母は車いす。母が台所に立てなくなり、父が炊事をしていた。一日に二回買い物に同…
  11. エッセイ
    『迷子 うつと離婚と私[注目連載ピックアップ]』
    【第8回】
    野沢 りん
    11位 11

    娘は家に帰るなり、「この家ほんと、暗くねー」…帰宅した、第一発見者が電気をつけることに。

    【前回の記事を読む】「感染症です。旦那さんにも症状があるはず」夫を問い詰めると「俺は通院しているから大丈夫」(あほかこいつ)子宮全摘 3手術は嫌だけど、面倒な生活や仕事から逃げられると思うと楽しみに…
  12. 小説
    『左遷、最果てのパラダイスへ』
    【第11回】
    木山 空
    12位 12

    その夜、彼女の中に入ったあとに僕は名前を呼んだ。小さな声で「嬉しい」と少し涙ぐんでいるようにも見えた...

    水島さんはどこかに連れて行って欲しいとせがむこともなく、約束通り僕を誘惑するような仕草もない。最初は強引に誘い込まれてしまったような経緯で危なっかしい印象を持ったが、しばらく付き合ってみて、水島夕未…
  13. 小説
    『不可解な恋』
    【第14回】
    夜久 珠姫
    13位 13

    お見合い相手を優先する彼氏に裏切られた私は目の前にいた男の背中にそっと手を回した

    【前回の記事を読む】「今日一日、俺だけを見て、俺を感じて、俺に癒されて」彼氏のお見合いで心から笑うことを忘れかけていたが……「私と翔が泊まりたいの。亜紀達を帰しちゃったら泊まれなくなっちゃうじゃない…
  14. エッセイ
    『迷子 うつと離婚と私[イチオシ連載ピックアップ]』
    【第5回】
    野沢 りん
    14位 14

    妻の死に化粧を見て「これは誰だ?」…化粧を施した納棺師は、なぜか逃げるように帰っていったような…

    【前回記事を読む】陣痛中に「大葉買ってこい」と電話がきた…出産間近の体で雪道を歩く私は「まだ大丈夫」と思っていたが、不幸は続き……駐車場の前で工事。作業員に「右折して出たいが大丈夫ですか」。すると「…
  15. 小説
    『八事の町にもやさしい雪は降るのだ』
    【第3回】
    宮野入 羅針
    15位 15

    「生活保護受けてるんでしょ? お父さん、何やってるの?」と同級生たちにからかわれ…

    そんな毎日が続く六年生の夏休み、芽衣おばさんが失踪する。おじさんの暴力に耐えきれなくなり、沙耶伽を残していなくなってしまったのだ。おばさんがいないと店が回らない。おじさんは芽衣おばさんの行方を捜した…
  16. 小説
    『不可解な恋』
    【第10回】
    夜久 珠姫
    16位 16

    男女4人で夜の遊園地へ――気づけば彼氏以外の男性に迫られ、心が揺れる危険な瞬間

    【前回の記事を読む】ドアを開けるとそこにいたのはお見合いから帰ってきた恋人だった! 彼は私に詫びたが、私は彼を拒絶した。その理由は――今度は目を潤ませ、訴え掛けるように言ってきた。好きになるのはどう…
  17. 小説
    『不可解な恋』
    【第11回】
    夜久 珠姫
    17位 17

    観覧車の中、彼は私に「好きだよ」と熱烈に迫ってきた。私に恋人がいるにもかかわらず――

    【前回の記事を読む】男女4人で夜の遊園地へ――気づけば彼氏以外の男性に迫られ、心が揺れる危険な瞬間お化け屋敷は暗くはあるけど、そんなに怖くなかった。「あー、もう! お化け屋敷で亜紀ちゃんとくっ付ける…
  18. 小説
    『不可解な恋』
    【最終回】
    夜久 珠姫
    18位 18

    「もう戻らない」あの結婚で何を失い、何を得たのか――離婚届を出した翌朝、すべてが腑に落ちた

    【前回の記事を読む】職場で彼とまさかの再会。だが私の気持ちは既に――その夜、私は離婚届を封筒に入れた離婚届を俊雄さん宛に投函した翌朝、目覚めが良く、それもスッキリとした気分だった。関係を清算した事で…
  19. 小説
    『八事の町にもやさしい雪は降るのだ』
    【第7回】
    宮野入 羅針
    19位 19

    親友の死で抜け殻になった僕。この町から抜け出せず喫茶店でバイトをしていたある日、彼女と突然再会し…

    静まり返った教室に女生徒のすすり泣きが広がる。「通夜は本日七時から営まれる。ただ、受験前の大事な時期だ。皆個々に判断してもらいたい。無理はしなくていい」しかし通夜にはクラスの全員が参列していた。ハン…
  20. 小説
    『不可解な恋』
    【第15回】
    夜久 珠姫
    20位 20

    「洋服じゃないの。そういう彼が欲しいの」店に訪れた社長令嬢の一言に私は凍りついた

    【前回の記事を読む】お見合い相手を優先する彼氏に裏切られた私は目の前にいた男の背中にそっと手を回した「おはようございます」できる限り明るく長澤さんに挨拶をする。「ああ、おはよう。今日は真由ちゃんが体…