人気記事ランキング

  1. 小説
    『夢を叶えた、バツイチ香子と最強の恋男』
    【第5回】
    武 きき
    1位 1

    「私、初めてです。こんなに気持ちがいいって…」――彼の顔を見るのが恥ずかしい。顔が赤くなっているのが自分でも分かった

    【前回の記事を読む】「綺麗だ」バスタオルが落ち、丸裸になった私を彼は抱きしめた。「抱いていいかい?」手を引かれ、そのまま寝室へ行き…朝、いつものように、席に着いた。「どうした? 香子、妙に静かだな」…
  2. エッセイ
    『愛の、その先にあったもの』
    【新連載】
    仁科 せい子
    2位 2

    およそ30年、人生を共に歩んできた相手とは「不倫」の関係だった。二人は人生の終盤となり、老いを迎え…

    私は今、不治の病、難病を抱えながら介護の仕事をしています。六十五歳を過ぎてからの新しい世界ですが、この仕事をするには、藤谷照将さんの存在が大きくありました。照将さんはあるところの地方議会議員です。照…
  3. 小説
    『あなたの子供が生みたかった』
    【第9回】
    水木 三甫
    3位 3

    二階へ上がるとすぐに男女の喘ぎ声が聞こえてきた。「このフロアが性交室となっています。」目のやり場に困りながら、男の後について歩くと…

    【前回の記事を読む】「あなたは非常に頭のいい方だ。この施設では毎日若い男女にセックスをしてもらっています」「でも、生まれてきた子供はどうするんですか?」「そこがひとつの大きな問題でした。今現在は孤児…
  4. 小説
    『夫 失格[注目連載ピックアップ]』
    【最終回】
    時亘 一肇
    4位 4

    遂に家出を決行。夫が帰るギリギリで娘とペットを連れて何とか車に乗り込んだ。やっとの思い出宿泊先に着くと、夫から大量の着信が…

    【前回記事を読む】夫が2階に上がるたびに走る緊張感。少しずつ、少しずつ、荷物を運び出し、夫から離れる準備を進める…絶対に悟られてはいけない今日家を出る。夫が出勤するのを、いつもよりも遅いと感じながら…
  5. 小説
    『あら、50歳独身いいかも!』
    【第2回】
    武 きき
    5位 5

    10歳年下の彼から突然の告白。戸惑いつつも相手を試すように口にした「私を○○○みる?」その言葉とは…

    【前回の記事を読む】「二か月前からあなたを見ていました」――49歳独身女性がバーで若い男性と出会い…年下×中年の物語が始まる!「どこかに行くの?」涼真君、ズッコケている。「恋人として本気で、お付き合…
  6. 小説
    『夢を叶えた、バツイチ香子と最強の恋男』
    【最終回】
    武 きき
    6位 6

    「この幸せは、君がそばにいるからだ」あの時、もし勇気を出していなかったら…。——バツイチにだって、人生最高の恋はやってくる

    【前回の記事を読む】「年とっても、心配するな。俺たちが面倒みるから」——血のつながりは無い。でも実の息子同然の二人の言葉に涙が…朝七時頃、焼き立てパンの匂いで、三人とも、起きてきた。「香子ママ、いい…
  7. 小説
    『夢を叶えた、バツイチ香子と最強の恋男』
    【第49回】
    武 きき
    7位 7

    「年とっても、心配するな。俺たちが面倒みるから」——血のつながりは無い。でも実の息子同然の二人の言葉に涙が…

    【前回の記事を読む】「犬を飼おうか?」——生まれて二週間、白と黒がよちより歩いている。「なんて、かわいいの…!」お夕飯も頂いて、家路に。カンタが私の膝で、寝ている。可愛い。しばらくは我が家のアイドル…
  8. 小説
    『夢を叶えた、バツイチ香子と最強の恋男』
    【第48回】
    武 きき
    8位 8

    「犬を飼おうか?」——生まれて二週間、白と黒がよちよち歩いている。「なんて、かわいいの…!」

    【前回の記事を読む】母が急に亡くなった。「凄く幸せだったよ。でも父さんに会いたいから、悲しまないでね。父さんが待っているの」と言って…年末、最後の出勤だ。さぁ、行くか!「香子、行ってくるよ」「はい、…
  9. 小説
    『幸せを呼ぶシンデレラおばさんと王子様[新連載記念ピックアップ]』
    【第10回】
    武 きき
    9位 9

    彼の家への突然のお泊り。必要な物を揃えるためにデパートへ。「下着は僕が選んでもいい?」彼は楽しそうに選んでいる。

    【前回記事を読む】夫の不倫で離婚してから一年。恋人なんて考えられないと思っていたが、「愛している」と耳元で囁やかれて...土曜日の朝、嬉しくて早く目が覚めた。今日は何着ていこうかな。寒いからロングス…
  10. 小説
    『眠れる森の復讐鬼[人気連載ピックアップ]』
    【第33回】
    春山 大樹
    10位 10

    「すまない、許してくれ!」声にならなかった。ベッドの足元に、少女の頭部。焼けただれた皮膚に開いた眼球。首元に手をかけられ…

    【前回の記事を読む】いじめ加害者女から花火大会に誘われ、「あの女が俺に振られた時にどんな惨めな顔をするのか見物じゃないか」と笑う元親友「県警から情報が入った。司法解剖の結果、石川嵐士の死因は低血糖性…
  11. 小説
    『浜椿の咲く町[人気連載ピックアップ]』
    【第3回】
    行久 彬
    11位 11

    私だけがなにも知らなかった…ある日級友から父が自殺した事情を聞かされて…

    優しかった父の葬儀が人目を忍ぶようにひっそりと行われたことに美紀は幼いながらにも悔しくてならなかった。喪主だった母は、葬儀の間中、悲しそうな素振りや涙を流すことはなく眉を吊り上げて怒ったような怖い顔…
  12. 小説
    『終恋 [人気連載ピックアップ]』
    【第2回】
    高生 椰子
    12位 12

    「死ぬ死ぬ詐欺」に遭った私がバツ2になった理由。――2回目の夫は23歳年上で、私以外の恋人が何人もいた。最初は内縁関係だったが…

    【前回の記事を読む】一通のショートメール…45年前の初恋の人からだった。彼は私にとって初めての「男」で、そして、37年前に私を捨てた人だ。最初の結婚は、2年足らずで終わった。私は小さな府営住宅に住ん…
  13. 小説
    『夢を叶えた、バツイチ香子と最強の恋男』
    【第4回】
    武 きき
    13位 13

    「綺麗だ」バスタオルが落ち、丸裸になった私を彼は抱きしめた。「抱いていいかい?」手を引かれ、そのまま寝室へ行き…

    【前回の記事を読む】お手伝いの仕事を正式に採用された香子。「ご主人様と呼ばずに丈哉と…」雇い主の丈哉との距離も徐々に縮まっていき…六時に準備終わったら、丈哉さん帰ってきた。「お帰りなさいませ」「あれ…
  14. 小説
    『終恋 [人気連載ピックアップ]』
    【第6回】
    高生 椰子
    14位 14

    8年前、娘が自死した。私の再婚相手が原因だった。娘の心は壊れていって、最終的にマンションの踊り場から飛び降りた。

    【前回の記事を読む】捨てられて未練たらたらの元カレと再会。私たちの間に「何か」あるとしたら、それは私の「怨念」でしかない。彼には家庭があるのに…娘が8年前に自死した。娘は2度目の夫となる東野に馴染め…
  15. 小説
    『アイアムハウス』
    【第3回】
    由野 寿和
    15位 15

    物取りか猟奇殺人か?室内は荒らされ、遺体の口からはゴルフボールが溢れ出し、腹は不自然に膨らんでいて…

    十燈荘は、藤湖を一望できる丘陵に造られた高級住宅街として有名だが、別の理由で名が売れたこともある。この十燈荘で店を構えている人間が、それを知らないわけがなかった。「救急車を呼んだのも、その堀田という…
  16. 小説
    『眠れる森の復讐鬼[人気連載ピックアップ]』
    【第34回】
    春山 大樹
    16位 16

    「見て、こんなに可愛くなったの」花火大会の日、全身火傷で眠る娘に浴衣を着せた。私だけでは勿体ないので、お友達も呼んだ。

    【前回の記事を読む】「すまない、許してくれ!」声にならなかった。ベッドの足元に、少女の頭部。焼けただれた皮膚に開いた眼球。首元に手をかけられ…二人は四〇二号室を退室し、昼食時間も過ぎた。その時になっ…
  17. 小説
    『あら、50歳独身いいかも!』
    【第3回】
    武 きき
    17位 17

    帰ろうとすると「ダメだ。もう僕の物だ」――キスで唇をふさがれ終電にも間に合わずそのまま…

    【前回の記事を読む】10歳年下の彼から突然の告白。戸惑いつつも相手を試すように口にした「私を○○○みる?」その言葉とは…はぁ~とため息が出る。久しぶりに男の匂い。ゆっくりベッドを出て、シャワーへ。「…
  18. 小説
    『眠れる森の復讐鬼[人気連載ピックアップ]』
    【第35回】
    春山 大樹
    18位 18

    「太っていると思い込んで、食事を殆ど取らないの」服から伸びる腕や脚は、骨と皮。もっと痩せたいと、毎日階段を何回も往復していて…

    【前回の記事を読む】「見て、こんなに可愛くなったの」花火大会の日、全身火傷で眠る娘に浴衣を着せた。私だけでは勿体ないので、お友達も呼んだ。「経子さん、ごめんなさい。私、梨杏に何もしてあげられなくて・…
  19. 小説
    『千恵と僕の約束』
    【第16回】
    成田 たろう
    19位 19

    抗がん剤の副作用で頭髪の脱毛に。ウイッグを付けるようになり、娘のママ友と会うのを避けるようになった妻

    抗がん剤投与のために病院通いが続いた。体調が良い日は月に五、六日程度で、食べたい物も口にできない。いざ、食欲が出てきた時でも、副作用で口内炎になり、固形物を食べられない時もあった。口内炎になっていな…
  20. 小説
    『眠れる森の復讐鬼[人気連載ピックアップ]』
    【第32回】
    春山 大樹
    20位 20

    いじめ加害者女から花火大会に誘われ、「あの女が俺に振られた時にどんな惨めな顔をするのか見物じゃないか」と笑う元親友

    【前回の記事を読む】「俺は絶対殺されない!転院して、再生医療を受けてまた歩けるようになるんだ。」復讐に怯え、個室にボディ-ガードを雇ったらしい。「検査の結果、特に異常はないようです」病室に回診に来た…