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エッセイ『運命に寄り添う、そして生きる[人気連載ピックアップ]』【第7回】輪月 舟
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4.「怒り鬼」となった父こんな状況が続き、夫は「どうして学校に行けないんだ!」と、途中から火が付いたように怒り始める。「もうやめて」と言っても夫の怒りは収まらない。そして夫婦喧嘩になり、それが一時間… -
小説『店長はどこだ[注目連載ピックアップ]』【第8回】八十島 コト
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エッセイ『愛の、その先にあったもの』【第6回】仁科 せい子
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小説『浜椿の咲く町[人気連載ピックアップ]』【第2回】行久 彬
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小説『浜椿の咲く町[人気連載ピックアップ]』【第3回】行久 彬
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逆ギレ浮気夫に「いっそのこと、そのお相手に代わってもらいたい。私を自由にしてほしい」と打ち明けた。すると夫は一言…
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夫の新聞の山から「たー君へ♡ ……晴香より」という便箋を発見。今日も朝帰りの夫に〈晴香さんと一緒?〉とメールした。
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小説『大人の恋愛ピックアップ』【第106回】范 優生
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初めての夜は独特だった。「男なのに、それで満足できるの?」と聞くと、彼は不思議そうに「男だけ気持ちよくなるのは違う…」
【前回記事を読む】「高校の頃の、あの光景を思い出して」大学生になっても、彼氏と関係を持ちたくなかった。でも、我慢できるはずもなくて…付き合って数か月後に、二人ともほろ酔いでいい気分だった時、初めて性… -
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「つぎ離婚って言ったら本当に離婚する」とモラハラ浮気夫と約束して数か月。再び「離婚だ!」と夫が言ったので…
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夫の様子がおかしい…クラス会でなにかあったの? 「言いたい事があったら正直に話して!」夫から返ってきた言葉は…
【前回の記事を読む】「今日だけ、私の彼氏になってくれない?」――憧れていた女性からの誘惑。妻に二度と悲しい思いはさせないと誓ったのに…翌朝、二日酔いと嘘を言って寝室から出られない。考えが思い浮かばな… -
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家を出て3ヵ月――「帰って来てほしい」と何度も頭を下げる義母と夫。いたたまれず17歳の甥が泣きそうになりながら…
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単身赴任は入社3年目との浮気のチャンス…結婚6年目の夫の欲望
大阪に単身で赴任してから、早いもので二年の月日が流れようとしていた。一昨年の三月中旬、石原達郎は上司から四月一日付けで大阪へ異動するようにと内示を受けた。それには、課長代理という昇格の肩書きも付け加… -
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マッチングアプリで出会った男に騙され監禁。そこには複数の女性がいて、上の階からは「お願い、殺さないで」と懇願する声が…
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「やっぱり大きかったわ」着物を巻き付けただけの姿で、背中に身体を預けてきて…耳元で囁いた。
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小説『虹色の魂』【第7回】青居 蒼空
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「僕、おねしょしないし、お父さんの言うことも聞くから、お願いだから一緒にいてね」大粒の涙が僕の目から湧き出ると…
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【前回の記事を読む】明日は妻が来てくれる! 出張先でも会えることに喜んでいた夫、しかし酷く酔っぱらって帰ってしまい目が覚めると…心臓の音がうるさい。静まれ! どんな事があっても、美樹の手を離さない!… -
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家族の中で自分だけB型なんていう事が、本当にありえるのだろうか…。医者の言葉がメリーゴーランドのようにぐるぐると回り続け…
自分だけB型なんていう事が、本当にありえるのだろうか。蓮の頭の中は、医者の言った言葉がメリーゴーランドのようにぐるぐると回り続けた。その夜、蓮は寝床に入ってもなかなか寝付けずにいた。枕元に置いてある… -
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息子の涙にもらい泣きした。父もまた、息子の蓮の事を今まで忘れた事がなかった。そしてまた会える日をずっと願っていたのだ...
過酷な野球生活は、高校三年の夏まで続く。時には部員全員に、毎日素振り一千本のノルマが課せられた。レギュラーでなかった蓮は、一日素振り二千本というノルマを自分に課した。朝は五時に起き、夜は帰宅した後、…