人気記事ランキング

  1. 小説
    『わたる』
    【第3回】
    雪川 かおり
    1位 1

    母が急死し、葬儀に現れたのは、父と不倫していた女だった。「来ないで!」喉が裂けるくらいの声を出して、その女を追い返そうと…

    【前回の記事を読む】給食袋を忘れて家に引き返すと、玄関にまだ母がいた。「お母さん」と呼んでも、顔を上げず…よく見たら、母の足元に黄色い液が…学校から帰ってきたのは3時半頃だった。ドアは、まだ閉まって…
  2. エッセイ
    『愛の、その先にあったもの』
    【新連載】
    仁科 せい子
    2位 2

    およそ30年、人生を共に歩んできた相手とは「不倫」の関係だった。二人は人生の終盤となり、老いを迎え…

    私は今、不治の病、難病を抱えながら介護の仕事をしています。六十五歳を過ぎてからの新しい世界ですが、この仕事をするには、藤谷照将さんの存在が大きくありました。照将さんはあるところの地方議会議員です。照…
  3. 小説
    『七つのショートしょーと』
    【第7回】
    なつ野 一五
    3位 3

    もうペットは飼いたくない——そう思っていた時、迷子の犬と出会った。家族全員で可愛がり、手放せなくなった頃…家のチャイムが……

    【前回の記事を読む】行方不明になった愛犬を諦めかけていたその時、「とある夫婦がよく似た犬を飼っている」噂が…トラブル覚悟で突撃訪問すると…それから話を聞くと、田中さん(アイアンを引き受けていてくれた…
  4. 小説
    『千恵と僕の約束[人気連載ピックアップ]』
    【第4回】
    成田 たろう
    4位 4

    「実は、妻が乳がんを患ってしまって……」――仕事が手につかず、誰かに胸の内を話したかった。「今できることは何でしょうか?」

    【前回の記事を読む】左胸の痛みが治まらないため病院へ――すぐに診察室から出てきたため安心していたら、「これから、MRIの検査」会社に行っても、仕事は手に付かなかった。私たちの仲人であり、奥様をがんで…
  5. 小説
    『背徳と熟愛のはざまで』
    【第6回】
    水沢 むつき
    5位 5

    触り方が変わってからは、指1本で支配された。何度も奉仕され、「もういい」と言っても、彼は止まらなくて…

    【前回の記事を読む】お風呂上りに優しく体を拭いてくれた彼。下着はいいよと言われて、素肌にバスローブを。大きなベッドにエスコートされ…僕は離婚してから、自分だけの生活を始めた。離婚したての頃は寂しさも…
  6. 小説
    『わたる』
    【第4回】
    雪川 かおり
    6位 6

    学校から帰ると、ドアが開かない。家の中にいる継母に「お願い開けて」と叫んでも、開けてくれず…20時、やっと家に入れた。継母は笑顔で言い訳を…

    【前回の記事を読む】母が急死し、葬儀に現れたのは、父と不倫していた女だった。「来ないで!」喉が裂けるくらいの声を出して、その女を追い返そうと…*父が連れてきた女は、絵里子といった。渉は最初、てっきり…
  7. 小説
    『わたる』
    【第2回】
    雪川 かおり
    7位 7

    給食袋を忘れて家に引き返すと、玄関にまだ母がいた。「お母さん」と呼んでも、顔を上げず…よく見たら、母の足元に黄色い液が…

    【前回の記事を読む】父の携帯を見てしまった母…「昨日も最高に幸せだった…次いつ会えるかな」メールの送り主は、母の親友だった。母は黙ったまま動かず…美代子は何度かうつむき、もう一度「ごめんなさい」と言…
  8. 小説
    『わたる』
    【新連載】
    雪川 かおり
    8位 8

    父の携帯を見てしまった母…「昨日も最高に幸せだった…次いつ会えるかな」メールの送り主は、母の親友だった。母は黙ったまま動かず…

    葵が泣き止まない夜というのは、必ずある。「ほら、ほら。泣かなくていいよ」中村渉は薄暗いリビングで、背中をトントンと叩きながら、1歳3か月の娘を縦に抱いた。アパートの薄い壁越しに、外の雨音が聞こえる。…
  9. 小説
    『千恵と僕の約束[人気連載ピックアップ]』
    【第2回】
    成田 たろう
    9位 9

    「三十歳の誕生日に医者から死を宣告されたことがあるんだ…」結婚前に妻からの告白。気にしていないと即答したが…

    【前回の記事を読む】妻が大好きなはずのお酒に手を付けない。「飲まないの?」「少し違和感があるの」左胸の下に"しこり"のようなものがあり…ある日、千恵が、「私、三十歳の誕生日に、医者から死を宣告された…
  10. エッセイ
    『母が母でなくなった日』
    【最終回】
    英井 創
    10位 10

    5分前まで娘を羽交い締めにしていた義母…ところが何事もなかったように椅子に座った。今日はどう過ごしていたのか恐る恐る尋ねると、義母は…

    【前回の記事を読む】施設への入居当日、玄関をふさいだ義母…娘がドアに手をかけた瞬間、「絶対行かないからッ!!」と豹変。腕に爪を立て、血が滲んでも手を離さず…私はすぐさま間に入って二人を引き離そうとす…
  11. 小説
    『いつか海の見える街へ[人気連載ピックアップ]』
    【第12回】
    須賀 渚
    11位 11

    「ねえ、もう一回して」ねだられて胃がギュッと固まった。彼女の中にもう一度入れるのか、子宮癌だと分かった彼女の体の中に…

    【前回記事を読む】店を畳むという噂に足を運ぶと、「抱いて」と柔らかい体が絡んできて…よし子は裸の孝介の胸を、背中を、腰を、いとしむように撫でた。腹から撫で下ろし、固くなっているのを確かめるように、両…
  12. 小説
    『大人の恋愛ピックアップ』
    【第208回】
    水木 三甫
    12位 12

    「妻が僕たちのことに気づき始めているって本当?」 ベッドから上半身だけ起こし、隣に寝ていた妻の親友に話しかけた…

    【前回記事を読む】昼食に作ったパスタに、ビン半分のタバスコをかける友達。「辛いとか酸っぱいとか、あたしそういう刺激がたまらなく好き。」「実はね、光彦さんが浮気をしているみたいなの」「本当? どうして…
  13. エッセイ
    『愛の、その先にあったもの』
    【第6回】
    仁科 せい子
    13位 13

    30年続いた不倫関係。当初彼は「避妊はしない。二人の子どもができたら嬉しい」と言ったが、実際に子どもが宿ってしまい…

    【前回の記事を読む】不倫関係を続けて5年、私の左手薬指に指輪をつけてくれた彼。「初夜と結婚指輪だね」と言って、何度も身を重ね…照将さんは、仕事で疲れてきたと思う頃によく「温泉に行こう」と言って、車を…
  14. 小説
    『薔薇のノクターン』
    【第7回】
    高見 純代
    14位 14

    思いを寄せる年上の女性の心が読めず…惑い悩む三十八歳

    あの夏のあと、澄世はすぐに会おうとはしなかった。和彦は初めて女にじらされて、イライラした。九月を過ぎ、十月の半ばに誘ってみたら、澄世から「入院している」と返信メールが来て、驚いて電話をかけた。「ごめ…
  15. 小説
    『さまよう記憶の行方』
    【第8回】
    夢崎 秀弥
    15位 15

    「誰それ?赤ちゃんの名前のつもり?」…様子のおかしい夫が帰ってきて、「心春も無事なのか?」とまだお腹にいる子の名前を呼んだ。

    【前回の記事を読む】出産から5日後、震度7の地震が妻と娘のいる病院を襲った。娘が保育器で眠る3階は、上下のフロアに押し潰されたという。目を覚ますと、そこはクォークボトム研究室の実験室だった。治験のた…
  16. 小説
    『夢を叶えた、バツイチ香子と最強の恋男』
    【番外編 第2回】
    武 きき
    16位 16

    妻に2週間も触っていない。太ももを触りたいし、キスをしたい。少しはいいかな、と寝ている彼女のスカートを上げて…

    【前回の記事を読む】妻にほったらかしにされて、まるでひとりぼっちになったみたいだ…。僕は今、3番…いや、4番目……?丈哉さんのベストを作るのに約一か月かかった。二人分だったら二か月かかる。来月に間に…
  17. 小説
    『高校生SM[注目連載ピックアップ] 』
    【第11回】
    大西 猛
    17位 17

    見つめながら、触れたいという不思議な感情が芽生えた。あの人の体に、頬に、髪に、唇に。緊張感のない弛緩しきった肉体は、無警戒な心そのものだった。

    【前回記事を読む】私と先生の間にはガラスのように見えない、高い壁があった。どんなにあの人のことが好きだからといって、付き合うことはできない。近づくには限界があった。壁などはじめから存在しなかった。壁…
  18. 小説
    『千恵と僕の約束[人気連載ピックアップ]』
    【第3回】
    成田 たろう
    18位 18

    左胸の痛みが治まらないため病院へ――すぐに診察室から出てきたため安心していたら、「これから、MRIの検査」

    【前回の記事を読む】「三十歳の誕生日に医者から死を宣告されたことがあるんだ…」結婚前に妻からの告白。気にしていないと即答したが…私は平日は、帰りが夜遅くなることが多かったため、一年の大切な行事だけは…
  19. 小説
    『いつか海の見える街へ[人気連載ピックアップ]』
    【第6回】
    須賀 渚
    19位 19

    彼との幸せを願ってはいけない…想いを振り払った。なのに、振り返ると彼が立っていた、娘を連れて…

    【前回記事を読む】振り向いた彼の胸に手を当てて背伸びし、唇を重ねた――2人きりの店内。妻子のある彼に…次の休日は晴れ上がったので、よし子は隣のターミナル駅まで買い物に行くことにした。かなり人出のある…
  20. 小説
    『夢を叶えた、バツイチ香子と最強の恋男』
    【最終回】
    武 きき
    20位 20

    「この幸せは、君がそばにいるからだ」あの時、もし勇気を出していなかったら…。——バツイチにだって、人生最高の恋はやってくる

    【前回の記事を読む】「年とっても、心配するな。俺たちが面倒みるから」——血のつながりは無い。でも実の息子同然の二人の言葉に涙が…朝七時頃、焼き立てパンの匂いで、三人とも、起きてきた。「香子ママ、いい…