人気記事ランキング

  1. エッセイ
    『良子という女[注目連載ピックアップ]』
    【第6回】
    野村 よし
    1位 1

    「お母さんが嘔吐を繰り返してる。いま救急車出発した」娘からのメール。私は結婚式の帰りの新幹線の中で、酒を呑んだし、雨だし…

    【前回の記事を読む】私は2階で酒を吞んで熟睡。妻は1階和室で寝たのだと思う。妻に異常はまったくなかった。なのに深夜、「お父さん、お父さん」と…雨が降り続いていた。母親を東邦大学病院へ送ってから、あい…
  2. 小説
    『あなたと虹を作るために[人気連載ピックアップ]』
    【第2回】
    福田 恭子
    2位 2

    夫が死んだなんて信じられない…。でも娘と息子が確かめたのだ。嘘じゃないんだ。夫が死んだというのは現実なんだ…

    ヴェネツィアで「ママ、大丈夫?」娘の声が、耳の中で空回りした。娘は、私が動転することを予期していたのだろう。強い声をあげた。「ママっ、聞こえてる? 私だよ、ママっ!」「……嘘っ」と言ったことを覚えて…
  3. エッセイ
    『迷子 うつと離婚と私[注目連載ピックアップ]』
    【第6回】
    野沢 りん
    3位 3

    母の葬儀が終わり施設へと帰った父。そして事件は起こった。父のベッドの上で介護士が見たものは...

    【前回の記事を読む】妻の死に化粧を見て「これは誰だ?」ショートカットをぴっちり七三分けにされ…介護士さんの心配父は認知症、母は車いす。母が台所に立てなくなり、父が炊事をしていた。一日に二回買い物に同…
  4. 小説
    『不可解な恋』
    【第9回】
    夜久 珠姫
    4位 4

    ドアを開けるとそこにいたのはお見合いから帰ってきた恋人だった! 彼は私に詫びたが、私は彼を拒絶した。その理由は――

    【前回の記事を読む】やっと来た俊雄さんからの連絡。だが非常識で思いもよらない内容に私は混乱した。私の恋人は私のことを……夕方になり、少しウトウトしてきたのでベッドに横になる。昨夜眠れなかったので、ス…
  5. エッセイ
    『あなただけが消えた世界[人気連載ピックアップ]』
    【最終回】
    上島 薫
    5位 5

    「容体が急変しました…」いっきに血の気が引き、車で病院へと急いだ。帰宅ラッシュの時間と重なった車は思うように進まず…

    【前回記事を読む】「また明日も来るからね」と、握っていた夫の手を離した…。その日が、最後の日になった。面会を始めて4日目のことだった。私はその日、ようやく少し安心感が増してきていて、凪人が待つ自宅へ…
  6. 小説
    『大人の恋愛ピックアップ』
    【第33回】
    6位 6

    夫の不倫現場に遭遇し、別れを切り出した夜…。「やめて!」 夫は人が変わったように無理やりキスをし、パジャマを脱がしてきて…

    【前回の記事を読む】ホテルの出口から見知らぬ女と一緒に出てくる夫を目撃してしまう。悔しさがこみ上げる。許せない。裏切られた。離婚しよう。「明日から行くから」と。私は無視して二階に上がった。主人がシャ…
  7. エッセイ
    『歩き遍路 ほろり巡礼』
    【第9回】
    加藤 美香
    7位 7

    過酷すぎるお遍路旅、16日目。普段はほとんど入らないのに魅惑的に見えて…菅笠を被ったまま入ってみた。

    【前回の記事を読む】お遍路中に事件発生。2日前から「足が痛い」と訴えていた友人…ついにその足はパンパンに腫れ上がってしまった。病院に行くと…宿が門前で目の前にある。雨も止み、精神的に疲れている。チェ…
  8. エッセイ
    『良子という女[注目連載ピックアップ]』
    【第7回】
    野村 よし
    8位 8

    「あなた、私は幸せでした」…妻は状況を直感していたのだ。私は言葉を返すことができず、妻から離れた。

    【前回の記事を読む】「お母さんが嘔吐を繰り返してる。いま救急車出発した」娘からのメール。私は結婚式の帰りの新幹線の中で、酒を呑んだし、雨だし…私の心臓は躍りだした。先生はAという御自分の名札を見せた…
  9. 小説
    『八事の町にもやさしい雪は降るのだ』
    【第4回】
    宮野入 羅針
    9位 9

    長い階段を転げ落ち、亡くなっていた。誰にも気づかれないまま、おじさんの身体には朝まで雪が降り積もり…

    朝になり僕らが学校に出掛ける時間になっても、雪は降りやまない。玄関を出たとき、沙耶伽の家を訪ねる年配の男性と警察官に居合わせた。「昭和署のものですが、こちらは、山内洋蔵さんのお宅ですか」年配の男性が…
  10. 小説
    『不可解な恋』
    【第5回】
    夜久 珠姫
    10位 10

    あれから全く来ない恋人からの連絡。悶々としている私に同僚と不倫している店長が迫ってきた! 更には常連の男性客にまで……

    【前回の記事を読む】彼氏が私以外の人とお見合い…しかも相手は社長令嬢だった。「僕には好きな人がいるって言ったら、泣き出されて…」「あー、ごめん。驚かせた? でもさ、最近急に痩せたっていうより、やつれ…
  11. エッセイ
    『歩き遍路 ほろり巡礼』
    【第10回】
    加藤 美香
    11位 11

    おじいさんと目が合ったので挨拶すると…震える手で200円を渡された。私が靴も靴下も脱いだ状態で、ボーっと座っている時だった。

    【前回の記事を読む】過酷すぎるお遍路旅、16日目。普段はほとんど入らないのに魅惑的に見えて…菅笠を被ったまま入ってみた。●気温:25℃ ●天気:雨のち曇り ●予定距離:22km(うち半分10kmは巡…
  12. 小説
    『不可解な恋』
    【第6回】
    夜久 珠姫
    12位 12

    「真由のように素直になれば気持ち良くなれるのに」まるでセクハラ発言のようで、嫌悪感がする。店長の長澤さんの言葉に私は――

    【前回の記事を読む】あれから全く来ない恋人からの連絡。悶々としている私に同僚と不倫している店長が迫ってきた! 更には常連の男性客にまで……「おっはよー、亜紀」「おはよ。真由も手伝って。今日は特に新作…
  13. 小説
    『短編集 熟言 一巻』
    【第7回】
    白龍 虎俊
    13位 13

    末期がんで余命3ヶ月…隣室の男の子は、手術しなければ助からない心臓病だった。親が費用を払えないと知って、相続で揉める家族が頭をよぎり…

    【前回記事を読む】3億円当選…!?  慌てて帰って靴も脱がずに報告したのに「何かおかしくない?」─言われてみれば、ここ最近の3件の出来事は…沙耶は後部座席に座り、車窓越しに外を眺めていた。景色は見た…
  14. エッセイ
    『一人十色[注目連載ピックアップ]』
    【第3回】
    イドゥルギ ヒロ
    14位 14

    三歳の息子が「ママにしかられるから……」隠したシーツ――育児を任せきりにした自分を猛省したが手遅れだった

    【前回記事を読む】「息子の顔が見たい」と言う妻に、私は「後でゆっくりね」と言ってしまった。だがそのあと妻は意識を失い、我が子に会えないまま…息子が壊れ始めたのを知ったのは保育所から私に連絡があったか…
  15. 小説
    『火点し時』
    【新連載】
    順菜
    15位 15

    月に3回、同僚とホテルへ行く習慣ができた。職場の飲み会の帰りにそういう流れになって、恋人はいたけど止められなかった。

    優人は仕事帰り、いつものように彼女のアパートに寄った。今夜も静子の帰りは遅い。優人はコンビニで買ってきた缶ビールとそば、するめをつまみながらしばらくテレビを観ると、風呂を済ませてからベッドに入った。…
  16. 小説
    『お世話になります』
    【第9回】
    英公
    16位 16

    「いじわる…しないで下さい」…背中のフックを外され、左右とも指でなぞられた。口に含まれ舌で転がされると声が出てしまい…

    【前回記事を読む】まだ付き合ってもいないのに…『それで…もうやったんか?』と囁かれた。何度も首を振っていると、彼女は…その後、ショッピングを済ませた二人は都内にある英介の高層マンションへ向かった。マ…
  17. 小説
    『虹色の魂』
    【第6回】
    青居 蒼空
    17位 17

    「お母さんは、もう少ししたら天国に行くんだ」父の言葉に戸惑いながら、冷たい母の手に触れていると突然感電したような衝撃が走り…

    父は天井に目をやり、少しの間考え込んでから、「お母さんは、もう少ししたら天国に行くんだ」と、言った。「天国? いつ帰ってくるの?」僕が首をかしげると、父が顔を振る。「いつ帰ってこられるか分からないけ…
  18. エッセイ
    『迷子 うつと離婚と私[イチオシ連載ピックアップ]』
    【第5回】
    野沢 りん
    18位 18

    妻の死に化粧を見て「これは誰だ?」…化粧を施した納棺師は、なぜか逃げるように帰っていったような…

    【前回記事を読む】陣痛中に「大葉買ってこい」と電話がきた…出産間近の体で雪道を歩く私は「まだ大丈夫」と思っていたが、不幸は続き……駐車場の前で工事。作業員に「右折して出たいが大丈夫ですか」。すると「…
  19. エッセイ
    『迷子 うつと離婚と私[注目連載ピックアップ]』
    【第8回】
    野沢 りん
    19位 19

    娘は家に帰るなり、「この家ほんと、暗くねー」…帰宅した、第一発見者が電気をつけることに。

    【前回の記事を読む】「感染症です。旦那さんにも症状があるはず」夫を問い詰めると「俺は通院しているから大丈夫」(あほかこいつ)子宮全摘 3手術は嫌だけど、面倒な生活や仕事から逃げられると思うと楽しみに…
  20. 小説
    『左遷、最果てのパラダイスへ』
    【第11回】
    木山 空
    20位 20

    その夜、彼女の中に入ったあとに僕は名前を呼んだ。小さな声で「嬉しい」と少し涙ぐんでいるようにも見えた...

    水島さんはどこかに連れて行って欲しいとせがむこともなく、約束通り僕を誘惑するような仕草もない。最初は強引に誘い込まれてしまったような経緯で危なっかしい印象を持ったが、しばらく付き合ってみて、水島夕未…