【前回記事を読む】目を閉じると、柔らかくて温かいキス…膝が折れそうになった私を彼が支えてくれて「ずっと、こうしたかった」と囁かれ…あの夕暮れのキスから3日が経っていた。よし子は藤堂さんの顔をまともに…
人気記事ランキング
-
小説『愛され未亡人の、湯けむり恋物語』【第6回】月川 みのり
1
2度目のキスは、あの夜よりも深かった…体の隅々まで優しく触れられて、声が漏れてしまった。体中に電流が走るような感覚がして…
-
エッセイ『一人十色』【第3回】イドゥルギ ヒロ
2
三歳の息子が「ママにしかられるから……」隠したシーツ――育児を任せきりにした自分を猛省したが手遅れだった
【前回記事を読む】「息子の顔が見たい」と言う妻に、私は「後でゆっくりね」と言ってしまった。だがそのあと妻は意識を失い、我が子に会えないまま…息子が壊れ始めたのを知ったのは保育所から私に連絡があったか… -
『GLO編集部おすすめ』GLO編集部
3
不倫小説おすすめ10選|背徳と快楽に溺れる…禁断の“大人の恋愛”を疑似体験
現実では許されない、不倫や浮気――。それなのに、なぜこんなにも惹かれてしまうのでしょうか。「退屈な日常に終止符を打ってくれるような、不倫や浮気を疑似体験してみたい」「背徳感と快楽が交錯する、禁断の… -
小説『不倫された側[注目連載ピックアップ]』【第9回】及川 夢
4
夫の不在中、妻が10時間過ごすアパート。ある部屋のベランダに妻の勤め先の制服を発見し、「ついに部屋を特定した」
【前回の記事を読む】もしかして妻が不倫?車にGPSを仕掛けたところ、家から20キロも離れた町で発信機が止まった!しかもそのまま10時間動かず…何となくお気軽に生きてきたせいか人より打たれ弱い。という… -
エッセイ『227日後の奇跡』【第5回】細見 貴子
5
「この犬がどういう犬か、ちゃんとわかって飼いましたか?」ベテラン獣医師にやや厳しい顔で言われ…
【前回記事を読む】「あの黒柴も気になっていて…」と話すと、店員からの想定外の返事が――「あの柴犬は実は…」「J」が我が家に来て1週間ほど経った深夜、物すごいスピードでリビングを走り回っていた「J」は… -
小説『不倫された側[注目連載ピックアップ]』【第10回】及川 夢
6
妻の不倫相手のアパートに突撃!ドアをこじ開け土足のまま上がりこむ…部屋にいた男は妻と同じ職場に勤めていて、まだ30代だった。
【前回の記事を読む】夫の不在中、妻が10時間過ごすアパート。ある部屋のベランダに妻の勤め先の制服を発見し、「ついに部屋を特定した」パールハーバー(真珠湾攻撃)のごとく住町のアパートに奇襲作戦。そっと… -
小説『愛され未亡人の、湯けむり恋物語』【第17回】月川 みのり
7
夫と女の密会を見た私は、雨の中を飛び出した。ベンチでうずくまっていると、ずぶ濡れの夫が現れて「全部説明する」と…
【前回記事を読む】「お願い…5分だけ」中から女性の声も聞こえた。その声は次第に熱を帯びていき…夫は女性と2人きりで一体なにを?どれくらいそうしていただろう。雨音に混じって、足音が聞こえた。ぬかるみを… -
小説『不倫された側[人気連載ピックアップ]』【第10回】及川 夢
8
「別れてくれ」浮気相手の男の部屋に奇襲をかけて別れさせたはずが…
パールハーバー(真珠湾攻撃)のごとく住町のアパートに奇襲作戦。そっとベランダから部屋の中をのぞき、電気もついていて人のいる気配もある。周りを気にしながら、今だ! 迷わずブレなく新高山登れ1208だ。… -
エッセイ『一人十色』【第2回】イドゥルギ ヒロ
9
「息子の顔が見たい」と言う妻に、私は「後でゆっくりね」と言ってしまった。だがそのあと妻は意識を失い、我が子に会えないまま…
【前回記事を読む】「至急病院に来て欲しい」妊娠した妻の病院から電話があった。病院に飛ぶと、妻は集中治療室の中で......手術を終えて我が息子と初対面した。通常なら周囲に祝福される瞬間だが、低体重児… -
小説『愛され未亡人の、湯けむり恋物語』【最終回】月川 みのり
10
あの時と同じ露天風呂…でもあの時よりもずっと深く、愛しあった。「もう1回だけ」と囁かれ、湯けむりのなか重なりあって…
【前回記事を読む】潰れかけの旅館を救ったのは、女将の”ある投稿”だった。3万人に見られて「泣きました」の声が殺到…旅館を救った意外なものとは?年が明けた。旅館の前の雪を掻きながら、よし子は白い息を吐… -
小説『夜に読みたい大人のラブストーリーピックアップ』【第10回】月川 みのり
11
2人で迎えた初めての朝…「どこ行くの」彼の低い声が耳元で響いて、背筋に甘い痺れが走る。「もう少しだけ」と抱き寄せられ…
【前回記事を読む】2度目のキスは、あの夜よりも深かった…「いいですか」という彼の吐息が熱い。頷くと彼は、私の体の隅々まで優しく触れてきて…鳥の声で目が覚めた。畳の上に敷かれた布団の中で、よし子はしば… -
小説『愛され未亡人の、湯けむり恋物語』【第8回】月川 みのり
12
初めて彼と職場以外で会うことに…歩き出すと、彼はちょうど1人分の距離を置いて並んだ。手、繋いでほしいなと思ったが…
【前回記事を読む】2人で迎えた初めての朝…「どこ行くの」彼の低い声が耳元で響いて、背筋に甘い痺れが走る。「もう少しだけ」と抱き寄せられ…「今日は休んでください」雅彦にそう言われた月曜日の朝、よし子は… -
小説『店長はどこだ[注目連載ピックアップ]』【第3回】八十島 コト
13
胸、腰、脚…後輩の裸体を想像した。浮気欲のピークで渡りに船の単身赴任。計画を目論み…
【前回の記事を読む】ネクタイを選ぶときのように、男は女を好きになる。不倫したい妻帯者、まずはさりげないやりとりで女子社員を食事に誘う銀行のATMをボーっと眺めながら、達郎は先週のシーンを回想していた… -
小説『夜に読みたい大人のラブストーリーピックアップ』【第11回】武 きき
14
彼と一緒にお風呂に入って、そしていつもよりも早く寝室へ。それはそれは、いつもとはまた違う愛し方をしてくれて…
【前回の記事を読む】「あなたに振り向いてほしかった」——元カノのついた嘘に夫は大激怒。「妻がどれだけ傷ついたか、君に分かるか!」「それと、この間のゴールデンジーオーのプレゼン、今度の柳ファストのプレ… -
小説『超能力探偵 河原賽子』【第21回】春山 大樹
15
占い師の女と同居を始めた父は財産整理の相談をするように。ある日「大事な話がある」と家族全員を別荘に呼び…
【前回の記事を読む】『みんな死んじゃうから次の飛行機で行きたい』…搭乗を拒む娘を両親は無理矢理乗せた。すると、離陸して数時間で…「羽牟さんはまさかその奇跡の少女が河原賽子だと思ってるんですか? その… -
エッセイ『227日後の奇跡』【第6回】細見 貴子
16
年間34万匹以上の犬・猫が殺処分されていた。保護団体が里親を募集しても、写真が「可愛くない」だけで選ばれない…
【前回記事を読む】「この犬がどういう犬か、ちゃんとわかって飼いましたか?」ベテラン獣医師にやや厳しい顔で言われ…私は「J」と出会えたことに心から感謝していた。20代からずっと休みなく働き続けてきた私… -
小説『夜に読みたい大人のラブストーリーピックアップ』【第9回】武 きき
17
「ねぇ、久しぶりなの。ゆっくりね…」と彼女に言われたが我慢ができず…。時間が経つのも忘れて彼女を愛し続けた
【前回の記事を読む】熱いキスをすると彼女の頬が染まり、どきどきしているのが伝わってきた。僕は激しく、優しく彼女を抱いて…「ねぇ、久しぶりなの。ゆっくりね……」と、エロい顔で言う。我慢はもう終わりだ。… -
小説『迷いながら揺れ動く女のこころ[人気連載ピックアップ]』【第7回】松村 勝正
18
「主人の体にふれる機会も少ない。私はただの同居人…」新婚生活を友人に打ち明けた
【前回の記事を読む】「誰、どうして」…壁一つ隔てた夫の部屋から、かすかに女性の声が聞こえた夜。美代子は約束の時間、十一時より少し早めに自由が丘駅に着いたので、ロータリーをぐるりと一周してから以前にも… -
小説『愛され未亡人の、湯けむり恋物語』【第24回】月川 みのり
19
潰れかけの旅館を救ったのは、女将の”ある投稿”だった。3万人に見られて「泣きました」の声が殺到…旅館を救った意外なものとは?
【前回記事を読む】抱き上げられて寝室へ…彼は「泣かないで」と言いながらも、激しく求めてきて…指先で触れられるたび涙が止まらない。翌朝、よし子と雅彦は帳場で向き合い、旅館の帳簿を一緒に開いた。「正直に… -
小説『愛され未亡人の、湯けむり恋物語』【第23回】月川 みのり
20
抱き上げられて寝室へ…彼は「泣かないで」と言いながらも、激しく求めてきて…指先で触れられるたび涙が止まらない。
【前回記事を読む】「最近、息子の様子がおかしい」と私に打ち明けた義母…迷ったが全て話すことにした。夫とあの女性の話や、私たちの事情を正直に…「ずっと黙っていてごめんなさい」帳場の机を挟んで、よし子は…
-
小説『泥の中で咲け[文庫改訂版](人気連載ピックアップ)』【第11回】松谷 美善
1
マッチングアプリで出会った男に騙され監禁。そこには複数の女性がいて、上の階からは「お願い、殺さないで」と懇願する声が…
【前回の記事を読む】マッチングアプリで出会った男性と夜の11時に待ち合わせ。渡された紙コップを一気に飲み干してしまったところ、記憶がなくなり…強い恐怖を感じながらも、あたしは言った。「あたしトイレに… -
エッセイ『227日後の奇跡』【第5回】細見 貴子
2
「この犬がどういう犬か、ちゃんとわかって飼いましたか?」ベテラン獣医師にやや厳しい顔で言われ…
【前回記事を読む】「あの黒柴も気になっていて…」と話すと、店員からの想定外の返事が――「あの柴犬は実は…」「J」が我が家に来て1週間ほど経った深夜、物すごいスピードでリビングを走り回っていた「J」は… -
『GLO編集部おすすめ』GLO編集部
3
大人の恋愛小説おすすめ15選——編集部が選ぶ心を揺さぶる名作【無料試し読み】
若く真っすぐな恋と違い、人生経験を重ねた大人同士の恋愛は不信にまみれ、複雑で繊細。得たものや失ったものもたくさんあるからこそ生まれる、特別な難しさがあります。一方で、入り組んだ感情のやりとりの先にあ… -
小説『愛され未亡人の、湯けむり恋物語』【第6回】月川 みのり
4
2度目のキスは、あの夜よりも深かった…体の隅々まで優しく触れられて、声が漏れてしまった。体中に電流が走るような感覚がして…
【前回記事を読む】目を閉じると、柔らかくて温かいキス…膝が折れそうになった私を彼が支えてくれて「ずっと、こうしたかった」と囁かれ…あの夕暮れのキスから3日が経っていた。よし子は藤堂さんの顔をまともに… -
小説『夫 失格[注目連載ピックアップ]』【最終回】時亘 一肇
5
遂に家出を決行。夫が帰るギリギリで娘とペットを連れて何とか車に乗り込んだ。やっとの思い出宿泊先に着くと、夫から大量の着信が…
【前回記事を読む】夫が2階に上がるたびに走る緊張感。少しずつ、少しずつ、荷物を運び出し、夫から離れる準備を進める…絶対に悟られてはいけない今日家を出る。夫が出勤するのを、いつもよりも遅いと感じながら… -
小説『泥の中で咲け[文庫改訂版](人気連載ピックアップ)』【第12回】松谷 美善
6
監禁されているここから絶対に生きて帰りたい…。ある明け方、今だ!と直感し、そっと音を立てないように、立ち上がったところ…
【前回の記事を読む】マッチングアプリで出会った男に騙され監禁。そこには複数の女性がいて、上の階からは「お願い、殺さないで」と懇願する声が…あたしは液体を飲まされて、しばしば気を失った。そのうちに感覚… -
小説『愛され未亡人の、湯けむり恋物語』【第7回】月川 みのり
7
2人で迎えた初めての朝…「どこ行くの」彼の低い声が耳元で響いて、背筋に甘い痺れが走る。「もう少しだけ」と抱き寄せられ…
【前回記事を読む】2度目のキスは、あの夜よりも深かった…「いいですか」という彼の吐息が熱い。頷くと彼は、私の体の隅々まで優しく触れてきて…鳥の声で目が覚めた。畳の上に敷かれた布団の中で、よし子はしば… -
小説『泥の中で咲け[文庫改訂版](人気連載ピックアップ)』【第9回】松谷 美善
8
16才で母を亡くした。一人で生きていくために頼った見ず知らずの相手はヤバい連中だった。連れて行かれた先で見たものとは…
【前回の記事を読む】「キミ明日から来なくていいから」と突然の解雇。アパートの管理人からは「三日以内に次の部屋を探して、出て行ってくれ」と言われ…荷物といっても、布団代わりの寝袋と、服と下着が二、三枚… -
小説『泥の中で咲け[文庫改訂版](人気連載ピックアップ)』【第6回】松谷 美善
9
母さんが死んだ。葬式はできず、骨壺に入れられて戻ってきた母。父からは「かかったお金はお前が働いて返せ」と請求書を渡され…
【前回の記事を読む】もう、手の施しようがないと言われた母。離婚した父を頼ったが、面倒臭そうな反応をされ…。そしてたった四日で母さんは死んだ葬式は出せなかった。直葬を行い、母さんは骨壺に入れられて戻っ… -
小説『愛され未亡人の、湯けむり恋物語』【最終回】月川 みのり
10
あの時と同じ露天風呂…でもあの時よりもずっと深く、愛しあった。「もう1回だけ」と囁かれ、湯けむりのなか重なりあって…
【前回記事を読む】潰れかけの旅館を救ったのは、女将の”ある投稿”だった。3万人に見られて「泣きました」の声が殺到…旅館を救った意外なものとは?年が明けた。旅館の前の雪を掻きながら、よし子は白い息を吐… -
小説『泥の中で咲け[文庫改訂版](人気連載ピックアップ)』【第8回】松谷 美善
11
「キミ明日から来なくていいから」と突然の解雇。アパートの管理人からは「三日以内に次の部屋を探して、出て行ってくれ」と言われ…
【前回の記事を読む】母さんが死んで、一人で生きていかなければならなくなった。高校中退後、月6万円での生活。お墓も作れず母さんの骨と一緒に暮らしたこのあいだ、俺がなにか技能を身につけたかというと、まだ… -
小説『あら、50歳独身いいかも![2025年話題作ピックアップ]』【第7回】武 きき
12
「僕のものだよ」彼女を抱きしめた。愛おしい、離したくない。溢れる気持ちが抑えきれず、むさぼるようにキスをして…
【前回の記事を読む】「ねぇ、久しぶりなの。ゆっくりね…」と彼女に言われたが我慢ができず…。時間が経つのも忘れて彼女を愛し続けたん! 美樹の声? 振り返ったら、あっ! 美樹だ!カウンター席を見たら、男… -
小説『夢を叶えた、バツイチ香子と最強の恋男』【第5回】武 きき
13
「私、初めてです。こんなに気持ちがいいって…」――彼の顔を見るのが恥ずかしい。顔が赤くなっているのが自分でも分かった
【前回の記事を読む】「綺麗だ」バスタオルが落ち、丸裸になった私を彼は抱きしめた。「抱いていいかい?」手を引かれ、そのまま寝室へ行き…朝、いつものように、席に着いた。「どうした? 香子、妙に静かだな」… -
小説『春のピエタ』【第2回】村田 歩
14
「おかあさんが自殺したの!」しばらくの沈黙のあと、いつ、と押し殺した声がした
達生は優子に、赤ん坊がいるのだからいったん家に帰るように勧めた。優子は素直に従うことにした。兄の劉生に連絡を入れたのかという娘の問いに、達生はまだだと首を振った。「奥が片づいたら連絡を入れるから」あ… -
小説『泥の中で咲け[文庫改訂版](人気連載ピックアップ)』【第4回】松谷 美善
15
ある日突然「お母さんが職場で倒れて救急搬送され、命の危険もある」と電話がかかってきて…
【前回の記事を読む】修学旅行欠席で返してもらったお金は八万円。その内半分程度である物を買ってもらい…地方都市の公立の小中学校の教師は、みんなの前であからさまに、生徒の家の事情をポロっと口に出し、下手… -
小説『愛され未亡人の、湯けむり恋物語』【第23回】月川 みのり
16
抱き上げられて寝室へ…彼は「泣かないで」と言いながらも、激しく求めてきて…指先で触れられるたび涙が止まらない。
【前回記事を読む】「最近、息子の様子がおかしい」と私に打ち明けた義母…迷ったが全て話すことにした。夫とあの女性の話や、私たちの事情を正直に…「ずっと黙っていてごめんなさい」帳場の机を挟んで、よし子は… -
小説『不倫された側[注目連載ピックアップ]』【第9回】及川 夢
17
夫の不在中、妻が10時間過ごすアパート。ある部屋のベランダに妻の勤め先の制服を発見し、「ついに部屋を特定した」
【前回の記事を読む】もしかして妻が不倫?車にGPSを仕掛けたところ、家から20キロも離れた町で発信機が止まった!しかもそのまま10時間動かず…何となくお気軽に生きてきたせいか人より打たれ弱い。という… -
小説『背徳と熟愛のはざまで』【第6回】水沢 むつき
18
触り方が変わってからは、指1本で支配された。何度も奉仕され、「もういい」と言っても、彼は止まらなくて…
【前回の記事を読む】お風呂上りに優しく体を拭いてくれた彼。下着はいいよと言われて、素肌にバスローブを。大きなベッドにエスコートされ…僕は離婚してから、自分だけの生活を始めた。離婚したての頃は寂しさも… -
エッセイ『一人十色』【第3回】イドゥルギ ヒロ
19
三歳の息子が「ママにしかられるから……」隠したシーツ――育児を任せきりにした自分を猛省したが手遅れだった
【前回記事を読む】「息子の顔が見たい」と言う妻に、私は「後でゆっくりね」と言ってしまった。だがそのあと妻は意識を失い、我が子に会えないまま…息子が壊れ始めたのを知ったのは保育所から私に連絡があったか… -
小説『泥の中で咲け[文庫改訂版](人気連載ピックアップ)』【第7回】松谷 美善
20
母さんが死んで、一人で生きていかなければならなくなった。高校中退後、月6万円での生活。お墓も作れず母さんの骨と一緒に暮らした
【前回の記事を読む】母さんが死んだ。葬式はできず、骨壺に入れられて戻ってきた母。父からは「かかったお金はお前が働いて返せ」と請求書を渡され…一日中、使いっぱしりをして、クタクタになって部屋にたどり着…