人気記事ランキング

  1. 小説
    『わたる』
    【第2回】
    雪川 かおり
    1位 1

    給食袋を忘れて家に引き返すと、玄関にまだ母がいた。「お母さん」と呼んでも、顔を上げず…よく見たら、母の足元に黄色い液が…

    【前回の記事を読む】父の携帯を見てしまった母…「昨日も最高に幸せだった…次いつ会えるかな」メールの送り主は、母の親友だった。母は黙ったまま動かず…美代子は何度かうつむき、もう一度「ごめんなさい」と言…
  2. エッセイ
    『母が母でなくなった日』
    【最終回】
    英井 創
    2位 2

    5分前まで娘を羽交い締めにしていた義母…ところが何事もなかったように椅子に座った。今日はどう過ごしていたのか恐る恐る尋ねると、義母は…

    【前回の記事を読む】施設への入居当日、玄関をふさいだ義母…娘がドアに手をかけた瞬間、「絶対行かないからッ!!」と豹変。腕に爪を立て、血が滲んでも手を離さず…私はすぐさま間に入って二人を引き離そうとす…
  3. 小説
    『背徳と熟愛のはざまで』
    【第6回】
    水沢 むつき
    3位 3

    触り方が変わってからは、指1本で支配された。何度も奉仕され、「もういい」と言っても、彼は止まらなくて…

    【前回の記事を読む】お風呂上りに優しく体を拭いてくれた彼。下着はいいよと言われて、素肌にバスローブを。大きなベッドにエスコートされ…僕は離婚してから、自分だけの生活を始めた。離婚したての頃は寂しさも…
  4. 小説
    『七つのショートしょーと』
    【第7回】
    なつ野 一五
    4位 4

    もうペットは飼いたくない——そう思っていた時、迷子の犬と出会った。家族全員で可愛がり、手放せなくなった頃…家のチャイムが……

    【前回の記事を読む】行方不明になった愛犬を諦めかけていたその時、「とある夫婦がよく似た犬を飼っている」噂が…トラブル覚悟で突撃訪問すると…それから話を聞くと、田中さん(アイアンを引き受けていてくれた…
  5. 小説
    『薔薇のノクターン』
    【第7回】
    高見 純代
    5位 5

    思いを寄せる年上の女性の心が読めず…惑い悩む三十八歳

    あの夏のあと、澄世はすぐに会おうとはしなかった。和彦は初めて女にじらされて、イライラした。九月を過ぎ、十月の半ばに誘ってみたら、澄世から「入院している」と返信メールが来て、驚いて電話をかけた。「ごめ…
  6. 小説
    『わたる』
    【第3回】
    雪川 かおり
    6位 6

    母が急死し、葬儀に現れたのは、父と不倫していた女だった。「来ないで!」喉が裂けるくらいの声を出して、その女を追い返そうと…

    【前回の記事を読む】給食袋を忘れて家に引き返すと、玄関にまだ母がいた。「お母さん」と呼んでも、顔を上げず…よく見たら、母の足元に黄色い液が…学校から帰ってきたのは3時半頃だった。ドアは、まだ閉まって…
  7. 小説
    『わたる』
    【第4回】
    雪川 かおり
    7位 7

    学校から帰ると、ドアが開かない。家の中にいる継母に「お願い開けて」と叫んでも、開けてくれず…20時、やっと家に入れた。継母は笑顔で言い訳を…

    【前回の記事を読む】母が急死し、葬儀に現れたのは、父と不倫していた女だった。「来ないで!」喉が裂けるくらいの声を出して、その女を追い返そうと…*父が連れてきた女は、絵里子といった。渉は最初、てっきり…
  8. 小説
    『いつか海の見える街へ[人気連載ピックアップ]』
    【第4回】
    須賀 渚
    8位 8

    単身赴任中で、よく店に来ていた彼…そういえば彼が二階に上がったのはずいぶん前だった。噂では家族をこっちに呼んだとかで…

    【前回記事を読む】単身赴任先の東京に帰ろうとする夫。東京には、妻子でさえ引き留められない何かがあるのだろうか。「行かないで」とは言えず…五月の夜明けの空気は肌に冷たく、キーを回すとエンジンの音も鋭く…
  9. 小説
    『七つのショートしょーと』
    【第3回】
    なつ野 一五
    9位 9

    「私物を整理したい…」妻が初めて吐いた弱音。一泊だけ許され、一緒に身体を洗った。骨と皮のような身体に何度も頬ずりし…

    【前回の記事を読む】「この頃食事を作る気がしないわ。だって食べたくないもの」次衛門氏の妻は健康な人だったがある日を境にだんだん弱っていき……次衛門氏にとって妻は初恋の人だった。出会ったのは中学の部活…
  10. 小説
    『大人の恋愛ピックアップ』
    【第208回】
    水木 三甫
    10位 10

    「妻が僕たちのことに気づき始めているって本当?」 ベッドから上半身だけ起こし、隣に寝ていた妻の親友に話しかけた…

    【前回記事を読む】昼食に作ったパスタに、ビン半分のタバスコをかける友達。「辛いとか酸っぱいとか、あたしそういう刺激がたまらなく好き。」「実はね、光彦さんが浮気をしているみたいなの」「本当? どうして…
  11. 小説
    『さまよう記憶の行方』
    【第8回】
    夢崎 秀弥
    11位 11

    「誰それ?赤ちゃんの名前のつもり?」…様子のおかしい夫が帰ってきて、「心春も無事なのか?」とまだお腹にいる子の名前を呼んだ。

    【前回の記事を読む】出産から5日後、震度7の地震が妻と娘のいる病院を襲った。娘が保育器で眠る3階は、上下のフロアに押し潰されたという。目を覚ますと、そこはクォークボトム研究室の実験室だった。治験のた…
  12. エッセイ
    『母が母でなくなった日』
    【第10回】
    英井 創
    12位 12

    「別にあなたたちがいなくても、先生がいるもの!」ひと月の生活費を2週間で使い切った母…頼りの“先生”は、診察を受けたことすらない医者で…

    【前回の記事を読む】十分な生活費を渡している母から「お金がない」と電話が…通帳残高はわずか数百円、さらに亡き父が「もしもの時に」と遺したお金まで消えていて…母は認知症の進行で怒りっぽくなり、コミュニ…
  13. 小説
    『いつか海の見える街へ[人気連載ピックアップ]』
    【第5回】
    須賀 渚
    13位 13

    振り向いた彼の胸に手を当てて背伸びし、唇を重ねた――2人きりの店内。妻子のある彼に…

    【前回記事を読む】単身赴任中で、よく店に来ていた彼…そういえば彼が二階に上がったのはずいぶん前だった。噂では家族をこっちに呼んだとかで…カウンターに座ると熱いお絞りでゆっくりと手を拭った。烏賊(いか…
  14. 小説
    『いつか海の見える街へ[人気連載ピックアップ]』
    【第6回】
    須賀 渚
    14位 14

    彼との幸せを願ってはいけない…想いを振り払った。なのに、振り返ると彼が立っていた、娘を連れて…

    【前回記事を読む】振り向いた彼の胸に手を当てて背伸びし、唇を重ねた――2人きりの店内。妻子のある彼に…次の休日は晴れ上がったので、よし子は隣のターミナル駅まで買い物に行くことにした。かなり人出のある…
  15. 小説
    『千恵と僕の約束[人気連載ピックアップ]』
    【第2回】
    成田 たろう
    15位 15

    「三十歳の誕生日に医者から死を宣告されたことがあるんだ…」結婚前に妻からの告白。気にしていないと即答したが…

    【前回の記事を読む】妻が大好きなはずのお酒に手を付けない。「飲まないの?」「少し違和感があるの」左胸の下に"しこり"のようなものがあり…ある日、千恵が、「私、三十歳の誕生日に、医者から死を宣告された…
  16. 小説
    『七つのショートしょーと』
    【第4回】
    なつ野 一五
    16位 16

    妻の形見の猫。しょっちゅうエサやりを忘れていると、風呂場の溜まり水を飲むようになり…

    【前回の記事を読む】「私物を整理したい…」妻が初めて吐いた弱音。一泊だけ許され、一緒に身体を洗った。骨と皮のような身体に何度も頬ずりし…初めの頃、娘たちがこの二匹をそれぞれ一匹ずつ連れていって面倒を…
  17. 小説
    『さまよう記憶の行方』
    【第5回】
    夢崎 秀弥
    17位 17

    「遅れたくない」と後ろで焦っていた妻をもっと気にしていれば…妻はカーブを曲がり切れず転倒。既に対向車が迫っていて…

    【前回の記事を読む】離婚後、元妻は再婚しかわいい子どもが生まれた。一方その頃、夫は病室の白い天井を見つめていた――。妻と二人、これまで通りの生活を続けた。週末はバイクでツーリングに出かけ、記念日には…
  18. 小説
    『七つのショートしょーと』
    【第6回】
    なつ野 一五
    18位 18

    行方不明になった愛犬を諦めかけていたその時、「とある夫婦がよく似た犬を飼っている」噂が…トラブル覚悟で突撃訪問すると…

    【前回の記事を読む】犬小屋まわりの掃除中、しっかり繋いだはずの鎖が外れた。…愛犬は解放されたように外へ飛び出し、何日たっても戻らずそのまま…娘たちも散歩道を中心に捜してくれた。「父さん、アイアンの似…
  19. 小説
    『夢を叶えた、バツイチ香子と最強の恋男』
    【最終回】
    武 きき
    19位 19

    「この幸せは、君がそばにいるからだ」あの時、もし勇気を出していなかったら…。——バツイチにだって、人生最高の恋はやってくる

    【前回の記事を読む】「年とっても、心配するな。俺たちが面倒みるから」——血のつながりは無い。でも実の息子同然の二人の言葉に涙が…朝七時頃、焼き立てパンの匂いで、三人とも、起きてきた。「香子ママ、いい…
  20. 小説
    『薔薇のノクターン』
    【第8回】
    高見 純代
    20位 20

    私、貴方が思ってるより、ずっとおばさんなのよ。

    そして、着物姿も美しく、華道家らしく凛とした辻井先生が登場され、お正月を言祝ぐよう、能の三番叟(さんばそう)を表す花を、松と桐と菊とでいけられた。辻井先生は、翁が天下泰平を祈り、鈴を振って足踏みをす…