【前回の記事を読む】10歳年下の彼から突然の告白。戸惑いつつも相手を試すように口にした「私を○○○みる?」その言葉とは…
第一章 カッサカサの女課長と若いお友達
はぁ~とため息が出る。久しぶりに男の匂い。ゆっくりベッドを出て、シャワーへ。
「涼真君、私帰るね。終電に間に合うから」
「ダメだ! 帰らないで。泊まって!」
「何言っているの! 着替えも無いし。帰る……」
ベッドに引っ張られ涼真君の腕の中。
「ダメ。明日休みだから買い物行って、映画も見よう。明日も泊まるんだ」
「ええっ? 何言っているのよ!」
「ダメ。帰さない」
がんじがらめで動けない。
「離して、涼真君」
凄い力、ほどけない。
「ダメだ。もう僕の物だ」
「とにかく離して。終電が……」
キスで唇をふさがれる。うわぁ~、とろけそう。こんなキス、怖い、怖い。終電間に合わず……泊まる事になった。
「しょうがない。まぁ、いいか」
二人でぬくぬくと、朝までぐっすり。朝、七時に目が覚めた。
「ええっ? びっくり、こんなにぐっすり寝るなんて」
涼真君、まだ寝てる。シャワーに入って、出てきたら
「美樹、おはよう」
「おはよう。いっぱい眠れたね」
「うん、ぐっすり、深く寝たから、体力復活!」とベッドへ。
「何?」
シーツの中で、モソモソとおっぱいを吸っている。
「美樹のおっぱい大好きだ。最高!」
「えっ? 若い!」
二回目、体ががくがくだ。二度寝。目が覚めたのが十時。焦った。