【前回記事を読む】8年節約で2000万円貯蓄した妻。痛快なほどに家事をこなし、無駄な買い物一つしない。最初はそんな妻を自慢に思っていたものの…春彦はそんな郁子が大切にしてきたソファーに深く座りなおすと、目頭に手を当てて鼻をすすった。あれから二年の月日が経とうとしていた。春彦の知らない世界に行ってしまった郁子は、その二年間、頑なにそこから戻ってこようとはしなかった。そしてその間、よく熱を出すように…
[連載]大人の恋愛ピックアップ
-
エッセイ『大人の恋愛ピックアップ』【第270回】山口 ゆり子
あれから2年、妻は度々熱を出すようになった。あの日、僕は妻の笑顔と二人の思い出を自らの手で台無しにしてしまったのだ。
-
小説『大人の恋愛ピックアップ』【第269回】水木 三甫
「謝礼はここに入っているから…」離婚届の提出を確認し、シャネルのバッグから銀行名の入った封筒を差し出した。
-
小説『大人の恋愛ピックアップ』【第268回】八十島 コト
6年間の結婚生活では浮気が出来ず、欲求が頂点に達したところでの単身赴任。男は、職場の20代女性のからだを想像して…
-
小説『大人の恋愛ピックアップ』【第267回】順菜
隣の部屋の男から誘われた。つい昨夜、別の女性と愛し合う“あの声”が聞こえたのに、今度は私? 不審には思ったが…
-
小説『大人の恋愛ピックアップ』【第266回】及川 夢
妻と喧嘩して家出してからは、車中泊の毎日…仕事終わりに半額弁当と4~5本のビールを買って車へ戻る日々に、「帰りたいなぁ…」
-
小説『大人の恋愛ピックアップ』【第265回】青石 蓮南
父は若い女性と再婚し、子供は二人いると聞き嫉妬心を覚えた。父は一人寂しく自分を待ってくれていた訳ではなかったんだ…
-
小説『大人の恋愛ピックアップ』【第264回】夜久 珠姫
他の男と関係を持った事が彼氏にバレた。「本当にごめん。叩いても良いし、好きにして」と言うと、寝室で一晩中…
-
小説『大人の恋愛ピックアップ』【第263回】月川 みのり
2人で露天風呂の最中、夫が突然「言いたいことがある」と姿勢を正して向き直ってきた。「俺が倒れた時、実は…」
-
小説『大人の恋愛ピックアップ』【第262回】大西 猛
「じゃあ、気をつけて帰ってね」...それは一人で帰れという意味だった。あの人に触れられたら、簡単に燃え尽きてしまいそうだった私の体は一気に冷たくなった。
-
小説『大人の恋愛ピックアップ』【第261回】武 きき
寝室に入ると夫は若い女性と一緒に寝ていた。私と愛し合うベッドに別の女が寝ているなんて許せない。私は頭にきて…
-
小説『大人の恋愛ピックアップ』【第260回】順菜
月に3回、同僚とホテルへ行く習慣ができた。職場の飲み会の帰りにそういう流れになって、恋人はいたけど止められなかった。
-
エッセイ『大人の恋愛ピックアップ』【第259回】野沢 りん
母の葬儀が終わり施設へと帰った父。そして事件は起こった。父のベッドの上で介護士が見たものは...
-
小説『大人の恋愛ピックアップ』【第258回】行久 彬
捨てられたくない一心で、彼に言われるままに彫った背中の“悲母観音”。見せると彼は「本気にしたんか」
-
小説『大人の恋愛ピックアップ』【第257回】白金 かおる
浮気するつもりはなかったのに…10年以上営みが無かった身体が、男に好かれ大切に扱われる心地良さを思い出し…
-
小説『大人の恋愛ピックアップ』【第256回】武 きき
翌朝「僕はどうだった?」と確かめると、「あんなに感じるものなのね。昨日の夜は初めてとろけそうなくらい…」と顔を赤くして…
-
小説『大人の恋愛ピックアップ』【第255回】順菜
ホテルに入った途端「もう終わりにしたいの、この関係」と言うセフレ…だから腕を取ってベッドに引き込んだ。組み敷いて…
-
小説『大人の恋愛ピックアップ』【第254回】夜久 珠姫
夫を寝取ろうとした女が新居に訪ねてきた。帰らせようとすると「私の中の命はどうなさるおつもりですか?」と笑みを浮かべ…
-
エッセイ『大人の恋愛ピックアップ』【第253回】山口 ゆり子
熱のある妻に弁当を作らせ、ずるずる定時まで職場に居続けた…あの流産さえなければ、幸せな結婚生活が続いていたはずだった。
-
小説『大人の恋愛ピックアップ』【第252回】青石 蓮南
父は若い女性と再婚し、子供は2人いると聞き嫉妬心を覚えた。父はひとり寂しく自分を待ってくれていた訳ではなかったんだ…
-
小説『大人の恋愛ピックアップ』【第251回】八十島 コト
真っ赤な唇にタイトなミニスカート…とてもインテリとは思えない隣人の女から渡されたのは、亡き妻と男のツーショットだった。