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エッセイ
『振り子の指す方へ[注目連載ピックアップ]』
【第12回】
山口 ゆり子

姉がトイレへ行った隙に…夫は私の腰を抱きよせ、肩にアゴを軽く乗せてきた。「無理しないで」と言われて、身体を預けると…

【前回記事を読む】看護師になり数年経ったある日、姉は自室から出てこなくなった…その日『夜になったら部屋を覗こう』と思っていたのに…すると亜希子はおもむろに、何かのパンフレットを取り出した。「来月からアメリカに二年間、研修に行くからね」郁子は話題が変わって少しホッとしていた。ところがそれも束の間、先ほどよりも深くなった亜希子の心の闇に共鳴する何かに心を揺さぶられて、郁子はまるで船酔いの時のような気…

人気小説連載記事

小説
『私が空を飛ぶ理由』
【第2回】
武田 ちあす

身体が小さく筋力もなさそうなのに、なぜか強いシュートを蹴れる選手…そのコツは、『足の甲のある1点にボールを当てること』

【前回の記事を読む】就寝中、夫は突然“誰か”と会話するようになった。だが彼は眠ったまま、両手を激しく動かし続けていて…それは訃報を聞いた時期と……「空を飛ぶ」ことについて、私も最初は夢だから適当にできるのだとしか考えていなかった。でも夢だからこそ、現実より高速で両手をバタバタすれば、もしかしたら地上から自分の意志で飛べるのかもと発想してみた。ふつうの人があきらめるタイミングを超えて、私は両腕をぶ…

ランキング

  1. 小説
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    【第2回】
    武 きき
    1位 1

    「もうあなたを愛せない!」別れを切り出した夜、主人は何も言わず私のベッドに入ってきて...

    【前回記事を読む】ホテルから見知らぬ女と一緒に出てくる夫を目撃した瞬間、クラクションを思い切り鳴らした。許せない。裏切られた。離婚しよう。「明日から行くから」と。私は無視して二階に上がった。主人がシ…
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    『火点し時』
    【第2回】
    順菜
    2位 2

    同僚と“そういう関係”になって早2カ月。さすがに同僚を抱いた日は、恋人の狭い家に帰る気にはなれず…

    【前回記事を読む】月に3回、同僚とホテルへ行く習慣ができた。職場の飲み会の帰りにそういう流れになって、恋人はいたけど止められなかった。さすがにみどりを抱いた日は静子のアパートに泊まる気にはならないの…
  3. 小説
    『落花流水のように 巡り合い、惹かれ合う男女が織りなす愛のゆくえ[注目連載ピックアップ]』
    【第2回】
    ラヴKISS MY
    3位 3

    彼には彼女がいるのに…抱き寄せられた。キスは首筋から胸の膨らみへと移り、甘ったるい声が漏れて…

    【前回の記事を読む】初対面の男性に助けられたが…「服も下着も濡れていたから、全部脱がせて、スエットに着替えさせた」「えっ、まさか」「私は西ノ宮沙優と申します。隣のアパートを追い出されて行くところなく…
  4. 小説
    『背徳と熟愛のはざまで』
    【第6回】
    水沢 むつき
    4位 4

    触り方が変わってからは、指1本で支配された。何度も奉仕され、「もういい」と言っても、彼は止まらなくて…

    【前回の記事を読む】お風呂上りに優しく体を拭いてくれた彼。下着はいいよと言われて、素肌にバスローブを。大きなベッドにエスコートされ…僕は離婚してから、自分だけの生活を始めた。離婚したての頃は寂しさも…
  5. 小説
    『火点し時』
    【第3回】
    順菜
    5位 5

    彼女が他の男に“女の顔”を向けたのを見てしまった日……帰宅後いつもどおり誘ったら、初めて「イヤ」と手を振り払われて…

    【前回記事を読む】同僚と“そういう関係”になって早2カ月。さすがに同僚を抱いた日は、恋人の狭い家に帰る気にはなれず…注文するとすぐに演奏が始まるべく、店内が薄暗くなった。ステージにはピアノと椅子が鎮…

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    『私が空を飛ぶ理由』
    【第2回】
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  2. 小説
    『東洋のカサノヴァと呼ばれた男』
    【新連載】
    前田 一郎
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    駐在7カ月でタイ語を習得…その勉強方法は、現地のナイトクラブの『個人レッスン』で夜を満喫したことで…

    「ちょっと早く着きすぎたな」まだ夜明けには大分間があった。フアランポーン中央駅の構内は電灯の淡い光が微かに感じられたが薄暗く、まだ人影はなかった。一応切符売り場を確認してから外に出ると、左手のほうに…
  3. 小説
    『マーカスがおしえてくれた』
    【第2回】
    タカハシ バイロン
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    生後3か月のビーグルに惹かれたが、『相談中』の貼り紙…。諦めて店を後にしたものの、夫はハンドルを右に切り始めて…

    【前回の記事を読む】無職引きこもりの私は、初めて行くペットショップの光景に目を丸くした。お目当ての仔犬は写真で見るよりもずっと…「この犬、寝でばっかりだな。触られねんだが?」やはり気になる。再びビー…
  4. 小説
    『幸せを呼ぶシンデレラおばさんと王子様[イチオシ連載ピックアップ]』
    【第8回】
    武 きき

    「私も幸せアピールしたいので協力してください」元夫の前で男性に腰に手を当ててもらいながら歩く。

    【前回記事を読む】絵画教室終わりに近くのカフェに着いたら、いつもの男性が先に居た。「時間があれば絵を見に行きませんか?」と誘われ…今日は孫達と映画を見てマックで遅いお昼、四時頃息子達が迎えにきて解散…
  5. 小説
    『小さい皆さん、こんにちは2』
    【新連載】
    わたなべ たけひこ

    猟師が仕掛けた罠に狼がかかったが、何者かによって外されていた——以前、罠を仕掛けた際に外し方を見ていた……

    小さい皆さん、こんにちは。私は昨年四月に、『小さい皆さん、こんにちは』を出版しました。本著はその続編で、『小さい皆さん、こんにちは2』です。前著も本著も題名は『小さい皆さん、こんにちは』ですが、どち…

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