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エッセイ
『Passengers 過ぎ去りし人たちへのレクイエム[人気連載ピックアップ]』
【第12回】
桂 真風

警察から「Nさんの主治医ですか。彼女が昨夜自宅で亡くなって」と電話…その瞬間、私は彼女の死因が分かった。彼女は退院後…

【前回記事を読む】そっと乱れた毛布を直し、「午後4時38分に亡くなられました」と家族に低い声で告げ、一歩下がって手を合わせ頭を垂れた革のジャンパーを着た、いわゆる“ヤンキー”風の外見とは異なり、言葉遣いは丁寧で質問は的(まと)を射ており、彼への印象は時間と共に好転していった。一方、彼女は突然自分を襲った不幸に圧倒されているのか、やや乱暴な受け答えに終始し、時にふてくされて攻撃的でもあった。「わか…

人気小説連載記事

小説
『幸せを呼ぶシンデレラおばさんと王子様[イチオシ連載ピックアップ]』
【第12回】
武 きき

翌朝「僕はどうだった?」と確かめると、「あんなに感じるものなのね。昨日の夜は初めてとろけそうなくらい…」と顔を赤くして…

【前回記事を読む】「私ってあげまんなの?私の身体って違う?」翌朝聞いてみると、「はっきり言って他の女性とは違って…」二週間後、僕は、近藤とお昼に会う予定が有り、モールの二階でお茶していた。「ゆりワールドの面白い話があるんだ」「ゆりさんってふんわりしていて、そばでいつも笑っているイメージ。今井の後ろに居そうなタイプだよな」「そうなんだ。時々すごい天然で開いた口がふさがらない時もある。僕はそれを見て…

ランキング

  1. 小説
    『火点し時』
    【第6回】
    順菜
    1位 1

    ホテルに入った途端「もう終わりにしたいの、この関係」と言うセフレ…だから腕を取ってベッドに引き込んだ。組み敷いて…

    【前回記事を読む】同僚(兼セフレ)が「彼女さんに会ってみたい」と言い出した。しかも社食で…急に何故?キッチリ割り切っていたはずなのに…翌日はみどりとの逢瀬の日だった。いつものカフェで、堂々巡りが続い…
  2. 小説
    『落花流水のように 巡り合い、惹かれ合う男女が織りなす愛のゆくえ[注目連載ピックアップ]』
    【第2回】
    ラヴKISS MY
    2位 2

    彼には彼女がいるのに…抱き寄せられた。キスは首筋から胸の膨らみへと移り、甘ったるい声が漏れて…

    【前回の記事を読む】初対面の男性に助けられたが…「服も下着も濡れていたから、全部脱がせて、スエットに着替えさせた」「えっ、まさか」「私は西ノ宮沙優と申します。隣のアパートを追い出されて行くところなく…
  3. 小説
    『記憶のなかで生きる』
    【第17回】
    厚切りゆかり
    3位 3

    母が入院して3週間後の深夜、病院から「お母様の意識がなくなりました。すぐ来てください」飛び起きてタクシーで駆けつけると…

    【前回記事を読む】「3日も熱が続くのはおかしい」と母を病院へ連れて行くと…病名を聞き、「入院が必要」頭が真っ白になった。入院初日、母はとても不安そうだった。「ここはどこ……? 恵美、ここはどこなの……
  4. 小説
    『火点し時』
    【第3回】
    順菜
    4位 4

    彼女が他の男に“女の顔”を向けたのを見てしまった日……帰宅後いつもどおり誘ったら、初めて「イヤ」と手を振り払われて…

    【前回記事を読む】同僚と“そういう関係”になって早2カ月。さすがに同僚を抱いた日は、恋人の狭い家に帰る気にはなれず…注文するとすぐに演奏が始まるべく、店内が薄暗くなった。ステージにはピアノと椅子が鎮…
  5. 小説
    『火点し時』
    【第5回】
    順菜
    5位 5

    同僚(兼セフレ)が「彼女さんに会ってみたい」と言い出した。しかも社食で…急に何故?キッチリ割り切っていたはずなのに…

    【前回記事を読む】彼女に初めてアレを断られた。なんで? あのサックスの男と何かあったのか? もしや俺の浮気がバレたのか…?夕空がオレンジ色に染まってから帰宅した。帰る道々、優人は三年前に想いを馳せた…

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    『幸せを呼ぶシンデレラおばさんと王子様[イチオシ連載ピックアップ]』
    【第12回】
    武 きき

    翌朝「僕はどうだった?」と確かめると、「あんなに感じるものなのね。昨日の夜は初めてとろけそうなくらい…」と顔を赤くして…

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  2. エッセイ
    『tori studio approach』
    【第2回】
    アクティングコーチtori

    役者に必要なものは「ふり」の“演技”ではなく、「生きた人間」として“行動”することだ。演技における本質とは…

    【前回の記事を読む】【演技論】俳優が理解しておかないといけない“大前提”とは。与えられた世界で、キャラクターとして生きるためには…私は2010年にアクティングコーチのキャリアをニューヨークでスタート…
  3. エッセイ
    『アジアの若者とまなび未来をつくる』
    【第2回】
    下出 憲一

    履歴書で不合格ばかりだった高齢の日本語教師…“とある文章”添えただけで、すぐに内定が出るようになった。

    【前回の記事を読む】日本語教師が楽しい理由。上司がいない、監視もされない、暴力的な生徒もいない。なかでも一番のやりがいは…なお最後の2章に日本語文法の話と日本語の現状についての私見を付け加えた。素人…
  4. 小説
    『超能力探偵 河原賽子』
    【第68回】
    春山 大樹

    笑い声を漏らしながら、美しい顔をドロドロに溶かし始めた女性…その下から現れたのは、原形とは違う50代の女の顔だった。

    【前回の記事を読む】宝石展示会に一流の鑑定士を連れて行くと「はっきり言ってアレは、ただのガラス玉です」…すると、展示会の責任者は狼狽して…「石原さん……」背後から麻利衣が声をかけると彼女は急に振り返…
  5. 小説
    『店長はどこだ[イチオシ連載ピックアップ]』
    【第22回】
    八十島 コト

    警部が発見した真っ赤な花瓶。被害者の交際相手の女の指紋が出てきたが、特定はできず…

    【前回の記事を読む】エリート夫は若い部下に猛アタックし、見事ベッドイン。亡き妻のことなどすっかり忘れて… 一方、昨年の秋から十名たらずになった捜査陣を率いていた大東は、井上との関係者を金沢から外のエ…

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