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エッセイ
『毒親の彼方に[注目連載ピックアップ]』
【第17回】
袰岩 秀章

寝たいのは彼じゃない。本当は、わたしが抱かれたいだけなのかもしれない。寂しさを埋めたくて――

【前回の記事を読む】「わたし、いけない子なんです。母が本当は大嫌いなんです。ほんとは彼のことは好きでも何でもないのに……」「彼のところに行くと彼は求めてくるんです。いやって言えないでしょ? 他に行くところがないんですから。でもいやって言っても、彼はわたしのことを追い出したりはしません。そういうことはあったし、そういう人なんです。そんな悪い人じゃないんです」「いけないのはわたしです。彼のこと好きで…

人気小説連載記事

小説
『大人の恋愛ピックアップ』
【第76回】
三上 ミカン

「高校の頃からクラブで遊びまくって…ホテルに行ったのも自分の判断なのに人のせいにするの?」少しきつい言い方になった。

【前回の記事を読む】「わたしそいつとやっちゃったんだよね。」せっかく美大に入ったのに?「実際はどっちの子か分からないの」...妊娠?栄美華に制止されなかったら私と恵は喧嘩になり止まらなくなっていただろう。恵は不服そうにも事の重大さに大人しく栄美華の言葉を待った。「あたしは堕した方がいいと思う。酷かもしれないけど恵はまだ大学二年生だしデザイナーになる夢があってここにいるでしょ? 子どもを産むことが…

ランキング

  1. 小説
    『仙一』
    【第9回】
    古川 晋次
    1位 1

    浴衣をまとう肉付きの良い尻が、手の届く距離で動く。まるで誘われているかのような錯覚と、触りたい衝動が起こり…

    【前回の記事を読む】身体の奥深いところで変化が訪れている事は自分でも気がついていた。それは青年が誰でも体感する思い通りにならない性的な欲望で…その日の午後遅く、仙一は事務所で使いを頼まれた。専務の藤…
  2. エッセイ
    『一人十色』
    【第2回】
    イドゥルギ ヒロ
    2位 2

    「息子の顔が見たい」と言う妻に、私は「後でゆっくりね」と言ってしまった。だがそのあと妻は意識を失い、我が子に会えないまま…

    【前回記事を読む】「至急病院に来て欲しい」妊娠した妻の病院から電話があった。病院に飛ぶと、妻は集中治療室の中で......手術を終えて我が息子と初対面した。通常なら周囲に祝福される瞬間だが、低体重児…
  3. 小説
    『アントライユ』
    【第4回】
    鈴木 恋奈
    3位 3

    折角着た服はゆっくり脱がされ、力無く床に落ち互いの瞳に溺れた――私たちは溶ける様にベッドに沈んだ

    【前回の記事を読む】彼の父親と私の母が不倫。親族双方殴り合いの大事件になった。だが、彼の母親は「慰謝料は要らないから」とだけ言って姿を消し…行きつけのラーメン屋は今日、定休日だった。心が躍る様な味に…
  4. 小説
    『弔いの回想録』
    【第11回】
    松田 浩一
    4位 4

    「アア、死んだ」部活でランニング中、陸上部が投げた円盤が後頭部に当たり意識が朦朧の中、救急車で病院に運ばれ…

    【前回の記事を読む】「危ない。止まれ!」の叫び声に立ち止まった瞬間、陸上部が投げた円盤が後頭部に直撃し…父親が西から聞いた話では、こんな顛末だったらしい。その事故を目撃した生徒は、当たった瞬間「アア…
  5. 小説
    『永遠と刹那の交差点に、君はいた。[注目連載ピックアップ]』
    【第20回】
    津田 卓也
    5位 5

    電車でぐったりしていた私に声をかけてきたのは、不倫相手の妻だった

    【前回の記事を読む】妻子ある男を運命と信じてしまい、禁断の愛に溺れて報われないと知り、苦しみに沈んでいった「これからどうなるのかしら?」河合は少し考えてから今日子を抱き締め、「好きだよ」と笑顔で言っ…

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    『自分らしい豊かなキャリアを創りだそう』
    【第2回】
    山本 和史
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    「夢ややりたいこと」がないのはダメ? 「自分らしい豊かな(幸せな)キャリア」を築くために必要な考え方とは

    【前回の記事を読む】やりたいことの有無をはっきりさせることより、キャリアについての捉え方を豊かにすること。私は、2014年4月から2024年3月末までの10年の間、地方の私立大学でキャリア教育担当教…
  3. 小説
    『夜空の向日葵』
    【第4回】
    のがみなみ
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    「体液が流れて、ウジ虫が湧いて…」という言葉が耳に蘇る。引っ越してきてからというもの、あの部屋に近づくのをはばかられた

    【前回の記事を読む】「前の住人はここで亡くなっていた」——ベッドの手すりに首を吊り、死後時間が経ってから発見。現場を見た人によると…その建物は、割と他の棟から離れた場所にあった。エレベーターはなくて…
  4. エッセイ
    『大鹿の記憶、白川の風にのせて』
    【第2回】
    鈴木 一義
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    橋を渡っていたら、頭から逆さまに落下…半年ほど前に“仮吊り橋”として作られたばかりで、高さは6m程もあり…。

    【前回の記事を読む】カタクリと万葉の言葉が紡ぐ郷里の記憶──『堅香子』の句に魅せられた少年が見た、梨木峠と道心切りの原風景飯豊山を源として最上川に合流する白川は、上流部を南置賜郡中津川村、私の集落矢…
  5. 実用
    『そうだったのか! 相続のトリセツ[注目連載ピックアップ]』
    【第9回】
    佐藤 良久・松村 茉里・竹内 宏明・森田 努・川端 ゆかり・高田 江身子・杉森 真哉・黒川 玲子・中村 剛・山田 隆之
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    遺言書がないまま親が他界――更に認知症や海外在住の相続人が絡んで事態は悪化していく

    【前回の記事を読む】強風で飛んだ屋根瓦が隣家を直撃…相続した空き家で加害者になる“危険な瞬間”とは空き家を未然に防ぐには?①家族信託 信託とは、財産管理に関する契約(信託契約)です。特に信頼できる家…

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