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小説
『愛され未亡人の、湯けむり恋物語』
【第23回】
月川 みのり

抱き上げられて寝室へ…彼は「泣かないで」と言いながらも、激しく求めてきて…指先で触れられるたび涙が止まらない。

【前回記事を読む】「最近、息子の様子がおかしい」と私に打ち明けた義母…迷ったが全て話すことにした。夫とあの女性の話や、私たちの事情を正直に…「ずっと黙っていてごめんなさい」帳場の机を挟んで、よし子は雅彦と向き合っていた。「私、怖かったんです。あなたに嫌われるのが。しつこいと思われるのが。だから距離を置いた。でも、それは間違いでした」雅彦は無言でよし子を見ていた。帳簿の上に置かれた両手が、微かに震…

人気小説連載記事

小説
『不可解な恋[人気連載ピックアップ]』
【第10回】
夜久 珠姫

友達が連れてきた“セフレ”が、馴れ馴れしく私の肩を抱いてきた。その時「むやみに彼女に触らないで」と言ってくれたのは…

【前回の記事を読む】彼氏から甘い香水の香りが…「僕が全部悪い。償うから」と言いながら、他の女の匂いをさせる彼氏。ドンッと突き放してしまった。今度は目を潤ませ、訴え掛けるように言ってきた。好きになるのはどうしようもないのは理解できる。だけど、不倫は良くないのも事実だ。真由は奥様への罪悪感はないのだろうか。それを訊く勇気は私にはなかった。面倒な事に首を突っ込みたくないからだ。私の悪い癖だと分かってい…

ランキング

  1. エッセイ
    『良子という女[注目連載ピックアップ]』
    【第6回】
    野村 よし
    1位 1

    「お母さんが嘔吐を繰り返してる。いま救急車出発した」娘からのメール。私は結婚式の帰りの新幹線の中で、酒を呑んだし、雨だし…

    【前回の記事を読む】私は2階で酒を吞んで熟睡。妻は1階和室で寝たのだと思う。妻に異常はまったくなかった。なのに深夜、「お父さん、お父さん」と…雨が降り続いていた。母親を東邦大学病院へ送ってから、あい…
  2. 小説
    『あなたと虹を作るために[人気連載ピックアップ]』
    【第2回】
    福田 恭子
    2位 2

    夫が死んだなんて信じられない…。でも娘と息子が確かめたのだ。嘘じゃないんだ。夫が死んだというのは現実なんだ…

    ヴェネツィアで「ママ、大丈夫?」娘の声が、耳の中で空回りした。娘は、私が動転することを予期していたのだろう。強い声をあげた。「ママっ、聞こえてる? 私だよ、ママっ!」「……嘘っ」と言ったことを覚えて…
  3. エッセイ
    『迷子 うつと離婚と私[注目連載ピックアップ]』
    【第6回】
    野沢 りん
    3位 3

    母の葬儀が終わり施設へと帰った父。そして事件は起こった。父のベッドの上で介護士が見たものは...

    【前回の記事を読む】妻の死に化粧を見て「これは誰だ?」ショートカットをぴっちり七三分けにされ…介護士さんの心配父は認知症、母は車いす。母が台所に立てなくなり、父が炊事をしていた。一日に二回買い物に同…
  4. 小説
    『不可解な恋』
    【第9回】
    夜久 珠姫
    4位 4

    ドアを開けるとそこにいたのはお見合いから帰ってきた恋人だった! 彼は私に詫びたが、私は彼を拒絶した。その理由は――

    【前回の記事を読む】やっと来た俊雄さんからの連絡。だが非常識で思いもよらない内容に私は混乱した。私の恋人は私のことを……夕方になり、少しウトウトしてきたのでベッドに横になる。昨夜眠れなかったので、ス…
  5. 小説
    『大人の恋愛ピックアップ』
    【第33回】
    5位 5

    夫の不倫現場に遭遇し、別れを切り出した夜…。「やめて!」 夫は人が変わったように無理やりキスをし、パジャマを脱がしてきて…

    【前回の記事を読む】ホテルの出口から見知らぬ女と一緒に出てくる夫を目撃してしまう。悔しさがこみ上げる。許せない。裏切られた。離婚しよう。「明日から行くから」と。私は無視して二階に上がった。主人がシャ…

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  1. エッセイ
    『迷子 うつと離婚と私[イチオシ連載ピックアップ]』
    【第9回】
    野沢 りん

    10年前に受けた“脳に電気を流す治療”…中止理由を聞いたはずなのに、その部分の記憶だけが抜け落ちていて……

    【前回記事を読む】私以外は家族が「頑張れ」と見舞いに来る。明日、子宮を摘出する私に、元夫は「自分で聞け」と術前説明すら拒み……なかなか良くならないうつ。自分に嫌気がさし、家族にもこれ以上迷惑をかけた…
  2. 俳句・短歌
    『庭ほとぎ』
    【第2回】
    川名 滓

    「ボクだけの、教科書たぶん必要です。捲って捲ってまた、矛盾です。」『庭ほとぎ』より詩6編

    【前回記事を読む】毎年同じように春を過ごしていたのに…今年は違った。過呼吸が止まらず、「自分が見えすぎる」感覚に押し潰されて…見れば悲しく目を閉じれば見る人を傷つけ見ていた人が目を閉じれば目を閉じた…
  3. 小説
    『不可解な恋[人気連載ピックアップ]』
    【第10回】
    夜久 珠姫

    友達が連れてきた“セフレ”が、馴れ馴れしく私の肩を抱いてきた。その時「むやみに彼女に触らないで」と言ってくれたのは…

    【前回の記事を読む】彼氏から甘い香水の香りが…「僕が全部悪い。償うから」と言いながら、他の女の匂いをさせる彼氏。ドンッと突き放してしまった。今度は目を潤ませ、訴え掛けるように言ってきた。好きになるの…
  4. 小説
    『未来行万博開催中』
    【第2回】
    松山 さくら

    彼氏にフラれて電車で泣いていると、女性がハンカチを渡しながら声をかけてくれた。実はこの女性、同じ大学だったようで…

    【前回記事を読む】迷子センターに掲示された少女の写真。かつて好きだった服に似ていて、顔が私に瓜二つだった。だがそれは55年前の万博の写真で……その日の夜、利佳は鞄の中から、一冊の本を取り出した。今日…
  5. エッセイ
    『「夫か妻か、どちらかが先に逝く」泣ける夫婦の物語ピックアップ』
    【最終回】
    鈴木 岳

    「先生、レイを、レイをよろしくお願いします!」夫を認識できない妻を残し静かに息を引き取った…

    【前回の記事を読む】夫93歳、妻90歳の二人暮らしのご夫婦。家計を切り盛りしていた妻がアルツハイマー病になり…災害は忘れた頃にやってきます。入居翌年の7月、爽やかな暖かい日に孝介さんがいなくなりまし…

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