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小説
『泥の中で咲け[文庫改訂版](注目連載ピックアップ)』
【第21回】
松谷 美善

遺体になって初めて見た、母の足の指はひどく曲がっていた…その理由は、1日3万歩近く歩き、一軒一軒住宅地を訪問して…

【前回記事を読む】男の患者は、男性看護師が担当するルールらしい…ナースコールで貰った水が『冷たくない』と伝えると、男性看護師は…母の会社の人に聞いた話だが、一日三万歩近くも歩き、住宅地を一軒一軒訪問して、ガス器具を売り歩いていた。遺体になって初めて見た、母の足先はひどい外反母趾になっていた。些細な理由で高校に行かなくなり、毎日怠惰な生活を送っていた私を、母はどんな思いで見ていただろう。母は本当に…

人気小説連載記事

小説
『東洋のカサノヴァと呼ばれた男』
【第2回】
前田 一郎

トラックに踏まれても壊れず、防水仕様で椅子にも枕にもなった…当時のビジネスマンが「忍者アイテム」と呼んだ必携品とは

【前回の記事を読む】駐在7カ月でタイ語を習得…その勉強方法は、現地のナイトクラブの『個人レッスン』で夜を満喫したことで…そうこうしているうちに「そろそろ時間だ。ケップタンノイ(会計してくれ)」「へい、麺とオリヤンで12バーツ(当時の円換算で200円位)」。私はぽんと20バーツ札を渡し「釣りはいらないよ、面白い話をありがとね、ポプカンマイナ(また会おう)」とタイ式に合掌(ワイ)して外に出た。外は既…

ランキング

  1. 小説
    『夢を叶えた、バツイチ香子と最強の恋男』
    【第3回】
    武 きき
    1位 1

    お手伝いの仕事を正式に採用された香子。「ご主人様と呼ばずに丈哉と…」雇い主の丈哉との距離も徐々に縮まっていき…

    【前回の記事を読む】離婚してから3ヶ月。大好きな家事を仕事にすることができて、夢のような日々が過ぎていった。今日はご主人様のために何作ろう…六時頃、お帰りです。お夕飯も完食。「凄く美味しかった」「あ…
  2. エッセイ
    『Re:start[人気連載ピックアップ]』
    【第6回】
    森 亜美
    2位 2

    長男に続いて2人目の妊娠。ところが「逆子になってるからこのまま直らなかったら帝王切開になりますよ」と言われてしまい……

    【前回の記事を読む】18歳で結婚、19歳で初めての出産。生まれてきたのは夫にそっくりすぎた元気な男の子。私の一番の宝物になったママになった瞬間に子供の為だったらなんでも頑張れるんだなと思いました。母…
  3. 小説
    『不可解な恋』
    【第29回】
    夜久 珠姫
    3位 3

    社長令嬢の妊娠は嘘だった――それでも、結婚した私ではなく彼女を選んだ本当の理由は……

    【前回の記事を読む】「実はゴムの先に、針で穴を空けておいたんですの」妊娠を盾に迫られた選択――だが彼女の言っていることは怪しく……あの産婦人科の医師が嘘を言っている可能性がありながらも、どうしたら確…
  4. エッセイ
    『振り子の指す方へ[人気連載ピックアップ]』
    【第17回】
    山口 ゆり子
    4位 4

    妻の姉をソファーに連れて行き、そこにそっと横たえた。彼女は泣き続けながらも、それに抵抗することはなかった

    【前回記事を読む】気が付けば、妻の姉に抱き着き声をあげて泣いていた。…妻が流産し幼児退行して2年。こみあげてくるものを耐えられなかったんだ静かに抱きしめ返してくる亜希子の背中をさすりながら、春彦は郁…
  5. エッセイ
    『心に咲いた向日葵』
    【第2回】
    丸山 珠輝
    5位 5

    全盲の娘に向かって母は「目の前にあるとが分からんかね」「役に立ちゃあせん」その言葉に深く傷ついた。だが娘は…

    【前回の記事を読む】父と母はいとこ同士だった。そして生まれた私には、両眼の眼球がなかった。そんな私のことを、親族や両親は「珠輝ちゃん、あんたは目が見えんとやから人にいらんことは言いなさんな。たいがい…

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  1. エッセイ
    『Re:start[注目連載ピックアップ]』
    【第11回】
    森 亜美

    薬のせいか、機械が暖房に見えて…自分で切ろうとしてしまった。立とうとしてベッドから落ち、針が折れ…緊急で手術室へ運ばれた

    【前回記事を読む】服も体も、真っ黒こげで救急搬送された私…「あれが奥さんです」と告げられた夫は、私が誰なのか分からなかった。ある日、夫が私にこう言いました。「変わってあげたい」と。私は変わってほしい…
  2. 小説
    『東洋のカサノヴァと呼ばれた男』
    【第2回】
    前田 一郎

    トラックに踏まれても壊れず、防水仕様で椅子にも枕にもなった…当時のビジネスマンが「忍者アイテム」と呼んだ必携品とは

    【前回の記事を読む】駐在7カ月でタイ語を習得…その勉強方法は、現地のナイトクラブの『個人レッスン』で夜を満喫したことで…そうこうしているうちに「そろそろ時間だ。ケップタンノイ(会計してくれ)」「へい…
  3. 小説
    『不可解な恋[人気連載ピックアップ]』
    【第29回】
    夜久 珠姫

    女の“妊娠”は嘘だった──なのに夫は「彼女を追い込みたくはない」と言い始め、なぜかあの女を選んだ。私たち新婚なのに…

    【前回の記事を読む】「実はゴムに穴を空けておいたの。父のアドバイスで」女に嵌められた──妊娠も嘘ではと思って、病院についていくと…あの産婦人科の医師が嘘を言っている可能性がありながらも、どうしたら確…
  4. 小説
    『夢を叶えた、バツイチ香子と最強の恋男[人気連載ピックアップ]』
    【第3回】
    武 きき

    お手伝いの仕事を正式に採用された香子。「ご主人様と呼ばずに丈哉と…」雇い主の丈哉との距離も徐々に縮まっていき…

    【前回の記事を読む】離婚してから3ヶ月。大好きな家事を仕事にすることができて、夢のような日々が過ぎていった。今日はご主人様のために何作ろう…六時頃、お帰りです。お夕飯も完食。「凄く美味しかった」「あ…
  5. 小説
    『小さい皆さん、こんにちは2』
    【第2回】
    わたなべ たけひこ

    10年前に恋人が死んで以来、彼は土の中から出てこなくなった――だが彼女と暮らした土地に、よそ者が棲みついたと聞いた彼は……

    【前回の記事を読む】猟師が仕掛けた罠に狼がかかったが、何者かによって外されていた——以前、罠を仕掛けた際に外し方を見ていた……これには後日談があって、猿がリリコに会ったとき言いました。「あのときの足…

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