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小説
『人生を失い、それでも女は這い上がれるか』
【第11回】
杉山 成子

妻が300万は使った、「お姫さま扱い」するエステ…施術後もセレブ気分で、ワインとつまみに7、8千円使うようになり…

【前回の記事を読む】休日に「私は留守番」と言う妻に違和感…帰ってくると、家が酒臭い。家中調べると、大量の酒瓶が出てきて…治美は、ぽっちゃりしていて、愛くるしい目が印象的な三十六歳。背が低めでもあるせいか、年より四、五歳は若く見える。彼女はアルコール依存とあわせて、エステ依存もあった。恵子はエステ体験がなく、どんなところなのか、想像もつかなかった。「一度行ったら、ハマるよ~」と治美はいう。「顔とか…

人気小説連載記事

エッセイ
『振り子の指す方へ[注目連載ピックアップ]』
【第8回】
山口 ゆり子

首から肩へのなんとも美しいライン、高めの腰にすらりと伸びた脚、華奢な足首…目の前の姉妹は驚くほど似通っていた。

【前回記事を読む】夜勤明けの看護師と会う約束をして、少々期待してしまった…朝から入念にシャワーを浴び、ソファー席で待っていると…そんな二人を見比べながら、春彦はあることに気が付いた。一見、顔立ちも雰囲気も違うのに、二人はまるで同じ型から作られた人形のようだった。この身長差は恐らく履いている靴のせいで、うなじから伸びた細い首や、そこから肩へのなんとも美しいライン、高めのウエストに続くヒップに、すら…

ランキング

  1. 小説
    『愛され未亡人の、湯けむり恋物語』
    【第6回】
    月川 みのり
    1位 1

    2度目のキスは、あの夜よりも深かった…体の隅々まで優しく触れられて、声が漏れてしまった。体中に電流が走るような感覚がして…

    【前回記事を読む】目を閉じると、柔らかくて温かいキス…膝が折れそうになった私を彼が支えてくれて「ずっと、こうしたかった」と囁かれ…あの夕暮れのキスから3日が経っていた。よし子は藤堂さんの顔をまともに…
  2. 小説
    『夫 失格[注目連載ピックアップ]』
    【第19回】
    時亘 一肇
    2位 2

    昼夜問わず怒鳴り続ける夫の声は、ご近所中に広まっていた。遂に家を離れる決心をし、行動することに…

    【前回記事を読む】終わった夫婦仲――カップ麺を持つ夫に「食事、用意しましょうか」と聞いた。すると夫は、いきなりカップを握りつぶして投げつけ…やはり金曜日には帰らず、二日遅れて、今朝六時三十五分に帰宅…
  3. 小説
    『エンゲージ・リング[注目連載ピックアップ]』
    【第8回】
    范 優生
    3位 3

    初めての夜は独特だった。「男なのに、それで満足できるの?」と聞くと、彼は不思議そうに「男だけ気持ちよくなるのは違う…」

    【前回記事を読む】「高校の頃の、あの光景を思い出して」大学生になっても、彼氏と関係を持ちたくなかった。でも、我慢できるはずもなくて…付き合って数か月後に、二人ともほろ酔いでいい気分だった時、初めて性…
  4. 小説
    『愛され未亡人の、湯けむり恋物語』
    【第18回】
    月川 みのり
    4位 4

    ん?この男性客、見覚えが…3年前に亡くなった前夫の親友だった。「実は、あなたにお伝えしたいことがあって来たんです」と…

    【前回記事を読む】夫と女の密会を見た私は、雨の中を飛び出した。ベンチでうずくまっていると、ずぶ濡れの夫が現れて「全部説明する」と…沙織が去って、旅館に平穏な日々が戻った。8月。夏休みの行楽客で旅館は…
  5. 小説
    『愛され未亡人の、湯けむり恋物語』
    【第22回】
    月川 みのり
    5位 5

    「最近、息子の様子がおかしい」と私に打ち明けた義母…迷ったが全て話すことにした。夫とあの女性の話や、私たちの事情を正直に…

    【前回記事を読む】ノックして「コーヒー」と言っても、夫は無視。入っていいか聞くとようやく「どうぞ」と──だが夫の反応は意外にも…雅彦との距離が開き始めてから、3週間以上が経っていた。同じ屋根の下にい…

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    『振り子の指す方へ[注目連載ピックアップ]』
    【第8回】
    山口 ゆり子

    首から肩へのなんとも美しいライン、高めの腰にすらりと伸びた脚、華奢な足首…目の前の姉妹は驚くほど似通っていた。

    【前回記事を読む】夜勤明けの看護師と会う約束をして、少々期待してしまった…朝から入念にシャワーを浴び、ソファー席で待っていると…そんな二人を見比べながら、春彦はあることに気が付いた。一見、顔立ちも雰…
  2. 小説
    『「寄ってよね」に集う人々』
    【第5回】
    髙山 哲夫

    関節炎を疑い、肩の痛みを検査した。すると医者は難しい顔をして「骨が融けている」という。予想外の原因に私は唖然とした

    【前回の記事を読む】ヤニカスの常套句「1本だけ吸おうよ。1本くらいで人生変わるもんじゃない。もし本当に禁煙したければまた明日からやればいい…」痛みが続く上に小森勝の勧めもあって田場康は病院を訪れまし…
  3. 小説
    『愛され未亡人の、湯けむり恋物語』
    【最終回】
    月川 みのり

    あの時と同じ露天風呂…でもあの時よりもずっと深く、愛しあった。「もう1回だけ」と囁かれ、湯けむりのなか重なりあって…

    【前回記事を読む】潰れかけの旅館を救ったのは、女将の”ある投稿”だった。3万人に見られて「泣きました」の声が殺到…旅館を救った意外なものとは?年が明けた。旅館の前の雪を掻きながら、よし子は白い息を吐…
  4. 小説
    『無限の進化』
    【第5回】
    宙音 レイ

    道を進んでいると、異様な感じがした。周囲の光が揺らぎはじめ、まるで別の空間へ引き込まれるような感覚で……

    【前回の記事を読む】道中で女性が口にした、「何か感じませんか?」…一瞬立ち止まり、周囲に目を凝らすと、そこに見えたのは…「でも、私はまだ自分の力を完全に理解していない……」レイアは不安そうに言った。…
  5. 小説
    『春のピエタ[人気連載ピックアップ]』
    【新連載】
    村田 歩

    実家の前にパトカーが2台…「おかあさん!」と叫びながら、家の中へ入ろうとすると、父が飛び出してきて…「中へ入るな!」

    みんな逝ってしまった、私の家族へその日、優子はいつものように四時半にパート先の惣菜屋を出て、保育園に聖(あきら)を迎えに行き、しばらく逡巡したのち実家へ向かった。揚げてから時間が経ってしまった天ぷら…

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