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エッセイ
『治すより、付き合う』
【第2回】
弓庭 柔悟

「腎臓の組織を少し取ります」背中にチクッと針がさされ麻酔が打たれたと思ったら、「バチン」と銃みたいな音が…

【前回の記事を読む】むくみ、体重増加、尿量減少――気のせいかと思ったが、母に言われるまま病院へ行くと医師の口から…スマホで「急性腎不全」を検索する。やってはいけない行為ランキング第1位を、入院初日に達成した。怖い言葉ばかり並んでいた。【合併症】【不可逆】【慢性化】【透析移行率】そっと画面を消した。天井を見た。白かった。その白さが、やけに遠く感じた。午前2時。隣の“むくみ村の村長”が突然言った。「…

人気小説連載記事

小説
『夢を叶えた、バツイチ香子と最強の恋男[人気連載ピックアップ]』
【第7回】
武 きき

「結婚してください」「喜んで」――彼は薬指にダイヤの指輪をはめてくれた。「こんなに結婚生活が幸せとは思わなかったよ」

【前回の記事を読む】「私、こんなに幸せでいいんですか?」「僕のそばにいてくれるだけでいいんだよ」抱きしめて、キスをして……舌を絡ませて……翌日、実家に電話。「母さん、三週間後の土曜日に行くからね。婚約者を連れていくから、兄さん、姉さんにも連絡してね。うん、こないだ話した方」母、泣いて喜んでいた。お夕飯、準備しておくからと言っていた。「土曜日、待っていますって。母が」「よかった。手土産何がいいかな…

ランキング

  1. 小説
    『夢を叶えた、バツイチ香子と最強の恋男』
    【第3回】
    武 きき
    1位 1

    お手伝いの仕事を正式に採用された香子。「ご主人様と呼ばずに丈哉と…」雇い主の丈哉との距離も徐々に縮まっていき…

    【前回の記事を読む】離婚してから3ヶ月。大好きな家事を仕事にすることができて、夢のような日々が過ぎていった。今日はご主人様のために何作ろう…六時頃、お帰りです。お夕飯も完食。「凄く美味しかった」「あ…
  2. エッセイ
    『Re:start[人気連載ピックアップ]』
    【第9回】
    森 亜美
    2位 2

    信号無視の車が突っ込み、乗っていた車が炎上。後部座席にいた娘だけが救出された

    【前回の記事を読む】今では、指輪すらはめることができない......交通事故で車が炎上し、一瞬で壊された日常でもいつか、いや20周年でもいいから、死ぬまでに一度はウェディングドレスを着てみたいという…
  3. 小説
    『不可解な恋』
    【最終回】
    夜久 珠姫
    3位 3

    「もう戻らない」あの結婚で何を失い、何を得たのか――離婚届を出した翌朝、すべてが腑に落ちた

    【前回の記事を読む】職場で彼とまさかの再会。だが私の気持ちは既に――その夜、私は離婚届を封筒に入れた離婚届を俊雄さん宛に投函した翌朝、目覚めが良く、それもスッキリとした気分だった。関係を清算した事で…
  4. エッセイ
    『心に咲いた向日葵』
    【第2回】
    丸山 珠輝
    4位 4

    全盲の娘に向かって母は「目の前にあるとが分からんかね」「役に立ちゃあせん」その言葉に深く傷ついた。だが娘は…

    【前回の記事を読む】父と母はいとこ同士だった。そして生まれた私には、両眼の眼球がなかった。そんな私のことを、親族や両親は「珠輝ちゃん、あんたは目が見えんとやから人にいらんことは言いなさんな。たいがい…
  5. 小説
    『夢を叶えた、バツイチ香子と最強の恋男』
    【第4回】
    武 きき
    5位 5

    「綺麗だ」バスタオルが落ち、丸裸になった私を彼は抱きしめた。「抱いていいかい?」手を引かれ、そのまま寝室へ行き…

    【前回の記事を読む】お手伝いの仕事を正式に採用された香子。「ご主人様と呼ばずに丈哉と…」雇い主の丈哉との距離も徐々に縮まっていき…六時に準備終わったら、丈哉さん帰ってきた。「お帰りなさいませ」「あれ…

新着記事

  1. エッセイ
    『Re:start[注目連載ピックアップ]』
    【第15回】
    森 亜美

    事故後はじめて許可が下りた食べ物は「氷」だった。だが、あまりの美味しさに感激し、何度も看護師にねだっていると…

    【前回記事を読む】「左腕は、肩から切断になるかもしれない」…血管まで焼ける重度の火傷を広範囲に負った私に、医師が告げた言葉。事故後、意識が戻って少し経った頃に、氷なら食べていいと許可が下りて初めて氷…
  2. 評論
    『リベラリズムがファシズムを生む』
    【新連載】
    林 昭男

    現トランプ政権は、第二次世界大戦前のアメリカに似てる。ドイツ日本を窮地に追いつめ大戦に発展させた関税政策を、また…

    二〇二五年一月に発足したアメリカの第二次トランプ政権は、関税を武器として、世界の自由貿易体制を変え、アメリカに製造業を復活させようとしています。これは、一九三〇年代に、主要国が自国の産業を守るべく高…
  3. エッセイ
    『破壊から再生へ[人気連載ピックアップ]』
    【新連載】
    橋岡 蓮

    所持金2万、無職、宿無し。絶望的な状態から始まった東京生活。欲しいものは買えず、痛烈な寂しさに襲われることもあるが…

    あと三カ月でこの職場が終わってしまうと考えるとゾッとする。私が働いているのは競艇場。競艇場で働くことにしたきっかけは藤井フミヤ氏の影響だ。藤井フミヤ氏がデビュー前に、警備会社でバイトをしていたとイン…
  4. エッセイ
    『終の棲Ⅶ』
    【新連載】
    北沢 美代

    長年、銀行でキャリアを積んだ女性が選んだセカンドキャリアは「介護職」だった。研修を受けて驚き。イメージがガラリと変わり…

    「終の棲」シリーズは「Ⅵ」を以って終了と思っていました。気力体力共に弱ってきて、多少の心残りはあったものの途中で投げ出すことになったら、幻冬舎をはじめ多くの方に迷惑をかけると思っていたからです。しか…
  5. 小説
    『夢を叶えた、バツイチ香子と最強の恋男[人気連載ピックアップ]』
    【第7回】
    武 きき

    「結婚してください」「喜んで」――彼は薬指にダイヤの指輪をはめてくれた。「こんなに結婚生活が幸せとは思わなかったよ」

    【前回の記事を読む】「私、こんなに幸せでいいんですか?」「僕のそばにいてくれるだけでいいんだよ」抱きしめて、キスをして……舌を絡ませて……翌日、実家に電話。「母さん、三週間後の土曜日に行くからね。婚…

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