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小説
『ホームランとフォーマルハウト』
【第5回】
福原 道人

「弁償します…。お金は…お年玉が貯金箱にまだ少し残ってるから」と言う少年。少女の目には涙が浮かんでいて…

【前回の記事を読む】再びボールが塀の向こうに消えて、おじいさんが飛び出してきた。彼は呆れ顔で私について来るように言い、あるものを見せてきて…「まさか、この中に?」「ああ。昨夜の夜露で濡れたんでね、ふたを開けて乾かしている最中だった」彼はそう言うと、手品のようにゴムボールを手のひらに出して見せた。「直接ホールインワンですか?」「妙なことを聞く。直接かどうかは関係なかろう」「ごめんなさい。確かにそう…

人気小説連載記事

小説
『「訳アリな私でも、愛してくれますか」最終回記念!総集編ピックアップ』
【最終回】
十束 千鶴

「除去した左胸を彼氏に見られたら…」急に不安に襲われてポロポロと泣きだした彼女に、彼氏が伝えたある言葉とは

【前回の記事を読む】髪を優しく撫でられ、抱き寄せられた。彼の匂いに包まれながら頷くと、口づけをされて…触れられたところから愛しさが溢れた。「先にお風呂入りますか?」「はい。緊張しすぎて、心臓が破れそうで……一度落ち着く時間をください」「わかりました。ではお先にどうぞ」笹川に礼を言ってシャワールームへと向かう。シャワーを終えて髪を乾かしたあと、改めて自分の身体を見つめた。鏡に向かい合うと、どうして…

ランキング

  1. 小説
    『泥の中で咲け[文庫改訂版](注目連載ピックアップ)』
    【第11回】
    松谷 美善
    1位 1

    マッチングアプリの相手に飲まされ、目が覚めると…部屋には他にも女性がいて、男達に何かを強要され…悲鳴が聞こえた。

    【前回記事を読む】マッチングアプリ相手の希望で、夜11時に集合…ワゴン車の後部座席で渡された紙コップを飲んでしまったところ、記憶がなくなり…強い恐怖を感じながらも、あたしは言った。「あたしトイレに行…
  2. エッセイ
    『あのころの世界』
    【第3回】
    えんどう としこ
    2位 2

    すぐに駆け寄ったが、間に合わなかった…後頭部から出血。病院では髪を剃った跡もないのに、医師は「縫合した」と言う。よく見ると……

    【前回の記事を読む】「止める間もなかった」…預けていた5歳の長男がテーブルに足をかけた瞬間、鋼鉄製の台座が倒れ、後頭部を直撃し……私は彼が足をテーブルにかける瞬間を目にして駆け寄ったが間に合わなかっ…
  3. 小説
    『落花流水のように 巡り合い、惹かれ合う男女が織りなす愛のゆくえ[注目連載ピックアップ]』
    【第2回】
    ラヴKISS MY
    3位 3

    彼には彼女がいるのに…抱き寄せられた。キスは首筋から胸の膨らみへと移り、甘ったるい声が漏れて…

    【前回の記事を読む】初対面の男性に助けられたが…「服も下着も濡れていたから、全部脱がせて、スエットに着替えさせた」「えっ、まさか」「私は西ノ宮沙優と申します。隣のアパートを追い出されて行くところなく…
  4. 小説
    『不倫された側[注目連載ピックアップ]』
    【第9回】
    及川 夢
    4位 4

    夫の不在中、妻が10時間過ごすアパート。ある部屋のベランダに妻の勤め先の制服を発見し、「ついに部屋を特定した」

    【前回の記事を読む】もしかして妻が不倫?車にGPSを仕掛けたところ、家から20キロも離れた町で発信機が止まった!しかもそのまま10時間動かず…何となくお気軽に生きてきたせいか人より打たれ弱い。という…
  5. 小説
    『夫 失格[注目連載ピックアップ]』
    【第2回】
    時亘 一肇
    5位 5

    「お前みたいな母親は、子どもが大きくなったら絶対に嫌われる」と言った夫。実際に嫌われたのは夫だが。

    【前回記事を読む】「お袋をいじめるのはやめろ!」デイサービスへの送り迎えさえしない夫に言われた。義母の介護はすべて私がやってるのに。もっとも、孝雄がキレやすいことや、こうしたわけのわからない言動をす…

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    十束 千鶴

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  2. エッセイ
    『バトンをあなたへ』
    【新連載】
    斎藤 美栄子

    私は1944年、日本領だった樺太(現在のロシア領サハリン)で生まれた。父は樺太庁で出世コースを歩んでいた。

    「サザエさんとちびまる子ちゃん、どっちが先?」孫の質問に、私は一瞬、言葉を失いました。私にとって当たり前だったことが、いつの間にか「知らない世界」になっていたのです。サザエさんは1946年から新聞の…
  3. 小説
    『不可解な恋[人気連載ピックアップ]』
    【新連載】
    夜久 珠姫

    同僚が店長と不倫している。「内緒ね」と酔った勢いで打ち明けられた…最近、その店長が私にねっとりした視線を送ってくるように…

    「それでは本日もよろしく」店長の長澤さんがそう言うと、私こと沢村亜紀と同僚の河合真由が、分かりましたと元気に返事をする。これがメンズ向けのアパレルショップ『JAM』の毎朝の朝礼だ。そもそもこのショッ…
  4. 小説
    『伊織がゆく』
    【新連載】
    岡野 よし遼

    毒針を出して襲いかかる雀蜂を、少年は小刀で次々と斬り落とした…切り口を見て、ただ者ではないと悟った。彼の名は…

    求不求の有無を問わず、道の極みにて意地を尽くすものには出会いは必然な応報と思える。夏も後半、油蝉が蝉時雨に鳴き加わり始めている頃、江戸より北西にある秩父連山の中にある正丸峠(しょうまるとうげ)を越え…
  5. エッセイ
    『「夫か妻か、どちらかが先に逝く」泣ける夫婦の物語ピックアップ』
    【新連載】
    有村 月

    「今週が山です。長くても2週間―」思いもよらない余命宣告に理解できずにいた私の背中を看護師長が無言でさすってくれ…

    【前回の記事を読む】ダンナが死んだ―まさかの現実。「1度きりの人生、こんなんでいいの?」と熟年離婚は考えていたけれど… 1ヵ月の入院が半月のびたが無事退院、私もそれに合せ3週間の休みをもらった。祈願…

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