ゴールドライフオンライン

エッセイ
『あのころの世界』
【第3回】
えんどう としこ

すぐに駆け寄ったが、間に合わなかった…後頭部から出血。病院では髪を剃った跡もないのに、医師は「縫合した」と言う。よく見ると……

【前回の記事を読む】「止める間もなかった」…預けていた5歳の長男がテーブルに足をかけた瞬間、鋼鉄製の台座が倒れ、後頭部を直撃し……私は彼が足をテーブルにかける瞬間を目にして駆け寄ったが間に合わなかった。息を切らして彼を追いかけ、追いついたスタッフは青ざめてブルブル手が震えていた。声も出なかった。私は震えているスタッフに、「どうして部屋から出したの!!」と怒鳴ったが、返事など聞いていられなかった。…

人気小説連載記事

小説
『ディワータの島』
【第8回】
しのぶひろ

「向こうはマンギャン族の世界なんですよ」錆びて腐りかけた吊り橋を渡ると、埃っぽい集落の奥に“ピンクの異様な建物”が立っていて…

【前回の記事を読む】何のために管理しているのだろう。絶景の割に閑散としすぎている。日本なら大勢の人が詰めかける観光名所にできるだろうが……夕食後、吉田と明日のスケジュールの打ち合わせがあったが、打ち合わせといっても、木田はただ彼らに付いて行って、言われた通りのことをすればいいらしい。その後になって少しずつ呑み込めてきたことではあるが、むしろ、事情もよく分からぬ者に、あれこれ引っ掻き回されることは…

ランキング

  1. 小説
    『店長はどこだ[イチオシ連載ピックアップ]』
    【第12回】
    八十島 コト
    1位 1

    妻の浮気相手は、頭髪も薄く瘦せこけた貧弱な男だった。どうしてあんなブサイクと…エリート夫は憎しみに取りつかれて…

    【前回の記事を読む】妻亡き後、押し入れから出てきたのはデパートの包装紙。その異常な数を見て、夫は…「だまされた」翌週の土曜日、達郎は金沢に来た。駅前の金沢東都ホテルにチェックインした。いったん荷物を…
  2. 小説
    『あら、50歳独身いいかも![2025年話題作ピックアップ]』
    【最終回】
    武 きき
    2位 2

    夫の様子がおかしい。同窓会で何かあった…?「言いたい事があったら正直に話して!」すると夫は「実は昨日…」

    【前回の記事を読む】「今日だけ、お願い」——僕には妻がいたが、彼女のことを無我夢中で抱いた。キスをし、胸を吸い…翌朝、二日酔いと嘘を言って寝室から出られない。考えが思い浮かばない。三時頃美樹が、「大…
  3. 小説
    『店長はどこだ[注目連載ピックアップ]』
    【第13回】
    八十島 コト
    3位 3

    亡き妻の浮気相手を思い出し、無性に腹が立つ夫。ついに相手の男の家を発見するが...

    【前回の記事を読む】どうしてあんなブサイクと妻が...亡き妻の浮気相手をついに発見するも、エリート夫は困惑『金沢市城南町3の5の7の503』これが宅配便の控えに残っていた井上の住所だった。これだけで…
  4. 小説
    『不可解な恋』
    【第22回】
    夜久 珠姫
    4位 4

    信じていた同僚が急に「亜紀だけ幸せにさせない」と豹変……その裏には“不倫しているがゆえの嫉妬”が隠されていた

    【前回の記事を読む】「ほら、こことか」と痕をなぞる社長令嬢に震えた……「嘘言わないで!」と叫ばずにいられなかった「ああ、あのお見合い相手に? 何で? 話しても仕方ないじゃん」……南君じゃない? じゃ…
  5. 小説
    『東京フェイクLove♡[2025年話題作ピックアップ]』
    【第28回】
    川田 レイ
    5位 5

    58歳の誕生日、8時間の出張サービス利用で息子ほど年の離れたセラピストとホテルへ。1時間もしないうちにシャワーを浴び…

    【前回の記事を読む】出張デートコース利用でトリプルデート。帰り際、次のお客様の元へ行ってしまうのが寂しくて、電車に同乗し2人についていくと…真由子は、3人で腕を組んで中華街の天長門をくぐる時、私の人…

新着記事

  1. 小説
    『ディワータの島』
    【第8回】
    しのぶひろ
    New

    「向こうはマンギャン族の世界なんですよ」錆びて腐りかけた吊り橋を渡ると、埃っぽい集落の奥に“ピンクの異様な建物”が立っていて…

    【前回の記事を読む】何のために管理しているのだろう。絶景の割に閑散としすぎている。日本なら大勢の人が詰めかける観光名所にできるだろうが……夕食後、吉田と明日のスケジュールの打ち合わせがあったが、打ち…
  2. エッセイ
    『Re:start[注目連載ピックアップ]』
    【第4回】
    森 亜美

    ギャル時代、友達と着ぐるみを着て原付でツーリングへ…ミラーが絡まり電信柱に衝突したが、着ぐるみがまさかの結果をもたらし…

    【前回記事を読む】事故に遭い、自分で食べることもできない状態に…28歳の娘が赤ちゃんに戻ったみたい。手紙も持てず、父が黙って…中学生になると完全にオシャレに目覚め、雑誌を買ってみたり、電車デビューを…
  3. エッセイ
    『アジュンマ(おばさん)のためのK-POP推し活のすすめ』
    【第8回】
    細木 美佳

    「撮影ポーズ、どうしますか?」若いファンと同じように接してくれた彼…おばさんの私も、気づけば彼ばかり目で追っていて……

    【前回記事を読む】代行業者の言うとおりにしたのに…当選者名簿に私の名前がなかった。変な汗まで出てきて──推し活界隈の“お金”事情代行業者の選び方は、日頃からいくつかの業者さんのSNSを登録しておいて…
  4. エッセイ
    『丙午と野良猫記』
    【第8回】
    𠮷原 旺花

    女子高生だった私は、男子校の学園祭で好きな飲み物を頼んだだけ…なのに男子たちの間で噂に。後日つけられていたあだ名は………

    【前回の記事を読む】「あっ!? あの人!」表参道の並木道を歩いていると、ベージュコートの女性が──お節介なのは分かっていたが…『ルビーの指環』が流行った一九八一年(昭和五十六年)に私は中学三年生にな…
  5. 小説
    『超能力探偵 河原賽子』
    【第79回】
    春山 大樹

    「あなたのことですよね」施設に入った少女は15歳で投身したはずだった。“河原賽子”の名の由来を口にした瞬間、刑事の顎が外れて……

    【前回の記事を読む】神社の地下20階から、黒焦げの遺体が10数体見つかった…宮司は行方不明。全焼した社務所の下に広がる“巨大施設”の正体は……麻利衣はぽかんと口を開けて唖然としていた。「賽子さんが私…

お知らせ一覧