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小説
『超能力探偵 河原賽子』
【第43回】
春山 大樹

大腸がんを5年放置していた母…無理矢理病院へ連れて行き、「あとどれくらい生きられるか」聞くと…

【前回の記事を読む】「人工肛門は嫌」と大腸がん手術を拒否した母…不調が出ても「今さら受診しても怒られるだけ」と病院を拒絶してしまい…突然の受診だったが、千晶が専門医の確認のうえ診察してくれることになった。彼女は診察室に二人を呼び入れた。「こんにちは。いつも麻利衣がお世話になってます。これ、よかったらどうぞ」 小百合は塩大福の包みを千晶に差し出した。「こんにちは。こちらこそ麻利衣にはいつも助けられ…

人気小説連載記事

小説
『泥の中で咲け[文庫改訂版](注目連載ピックアップ)』
【第19回】
松谷 美善

1週間分の下着をかき集めて、病院へ電話すると、『そちらまで救急車を手配します』…玄関を開けると、防護服を着た男性が立っていた。

【前回記事を読む】詐欺にあった後、高齢者向け施設に入れられた。家族の面会はなく、食事は3食出ない。1番ひどいのが、トイレ掃除がされないことで…私は三十五歳になっていた。いつ寝ているのか起きているのかわからない不規則な、その日暮らしが続いている。巷では、ウイルス性の感染症が流行していた。それまで大病をしたことがなかった私が、この感染症に罹患した。やっと真面目に働こうと、国民健康保険に加入してすぐの…

ランキング

  1. 小説
    『泥の中で咲け[文庫改訂版](人気連載ピックアップ)』
    【第11回】
    松谷 美善
    1位 1

    マッチングアプリで出会った男に騙され監禁。そこには複数の女性がいて、上の階からは「お願い、殺さないで」と懇願する声が…

    【前回の記事を読む】マッチングアプリで出会った男性と夜の11時に待ち合わせ。渡された紙コップを一気に飲み干してしまったところ、記憶がなくなり…強い恐怖を感じながらも、あたしは言った。「あたしトイレに…
  2. エッセイ
    『振り子の指す方へ[注目連載ピックアップ]』
    【第17回】
    山口 ゆり子
    2位 2

    「取り返しのつかない事になる」と分かりながら、妻の姉をソファに横たえ…抵抗は無い。獣のように交わる音が妻の眠る家に響いた。

    【前回記事を読む】こみ上げてくるものに耐えられず、妻の寝ている自宅で、妻の姉と…気づくと身体に抱き着き、声をあげて泣いていた。静かに抱きしめ返してくる亜希子の背中をさすりながら、春彦は郁子とよく似た…
  3. 小説
    『夢を叶えた、バツイチ香子と最強の恋男』
    【第5回】
    武 きき
    3位 3

    「私、初めてです。こんなに気持ちがいいって…」――彼の顔を見るのが恥ずかしい。顔が赤くなっているのが自分でも分かった

    【前回の記事を読む】「綺麗だ」バスタオルが落ち、丸裸になった私を彼は抱きしめた。「抱いていいかい?」手を引かれ、そのまま寝室へ行き…朝、いつものように、席に着いた。「どうした? 香子、妙に静かだな」…
  4. 小説
    『背徳と熟愛のはざまで』
    【第6回】
    水沢 むつき
    4位 4

    触り方が変わってからは、指1本で支配された。何度も奉仕され、「もういい」と言っても、彼は止まらなくて…

    【前回の記事を読む】お風呂上りに優しく体を拭いてくれた彼。下着はいいよと言われて、素肌にバスローブを。大きなベッドにエスコートされ…僕は離婚してから、自分だけの生活を始めた。離婚したての頃は寂しさも…
  5. 小説
    『愛され未亡人の、湯けむり恋物語』
    【第7回】
    月川 みのり
    5位 5

    2人で迎えた初めての朝…「どこ行くの」彼の低い声が耳元で響いて、背筋に甘い痺れが走る。「もう少しだけ」と抱き寄せられ…

    【前回記事を読む】2度目のキスは、あの夜よりも深かった…「いいですか」という彼の吐息が熱い。頷くと彼は、私の体の隅々まで優しく触れてきて…鳥の声で目が覚めた。畳の上に敷かれた布団の中で、よし子はしば…

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  1. エッセイ
    『227日後の奇跡[注目連載ピックアップ]』
    【第3回】
    細見 貴子
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    ペット禁止のタワマンでこっそり小型犬を飼っていた住人。ほかの住人にバレて、管理会社に“密告”された結果…

    【前回記事を読む】私の卵子はどす黒く腐っていた。不妊治療を続けて5年、1回で50万円の体外受精費用もかさみ…もう潮時だ。それまで中央区佃にある賃貸のタワーマンションで暮らしていた私たち夫婦は、犬と暮…
  2. 俳句・短歌
    『永遠への旅人』
    【第7回】
    竹田 園
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    「昔をなつかしく想うことも 未来に希望を抱くことも 自由なのに なぜ私は止まっているのかしら」17歳の詩から3篇

    【前回の記事を読む】「私は考えることのない小さな花です 言葉をもたない草原の花です――さようなら この世のすべて」17歳の詩から3篇昔をなつかしく想うことも未来に希望を抱くことも自由なのになぜ私は止…
  3. 小説
    『泥の中で咲け[文庫改訂版](注目連載ピックアップ)』
    【第19回】
    松谷 美善
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    1週間分の下着をかき集めて、病院へ電話すると、『そちらまで救急車を手配します』…玄関を開けると、防護服を着た男性が立っていた。

    【前回記事を読む】詐欺にあった後、高齢者向け施設に入れられた。家族の面会はなく、食事は3食出ない。1番ひどいのが、トイレ掃除がされないことで…私は三十五歳になっていた。いつ寝ているのか起きているのか…
  4. 実用
    『顔晴れる人になるために』
    【第7回】
    石原 義光
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    会社幹部がトイレに四つん這いになって自ら拭き掃除をし始め…内定者研修の初日で涙。「とんでもないところに来てしまった」

    【前回記事を読む】内定者研修は非日常が重要? 学生気分をリセットして新たな世界に飛び込んでもらうためには……研修に携わって教わったことって何と聞くと、相手に腕ごと切られない限り自分からは決して離さな…
  5. 小説
    『訳アリな私でも、愛してくれますか』
    【第46回】
    十束 千鶴
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    そんな顔、するんだ――ライブ中、隣の彼と目が合った。私、この人のこと好きかも……

    【前回の記事を読む】少し体を離すと、近い距離で視線が絡んだ。すると彼は触れるだけのやさしい口づけをした。ゆっくりと唇が重なり、2人は手を繋いで……「なんか、変な感じ」「人にペンライト振らせといて変な…

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