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小説
『信長様と猿』
【第5回】
ヤマダ ハジメ

内通者をあえて泳がせる――書簡を何通か並べた信長は、笑いながら藤吉郎に問うた。「猿、この書状、どれが本物かわかるか?…」

儂は、草履取りの雑用係から日頃の忠義と実績が認められ武士の足軽に取り立てられた後、桶狭間の合戦に於いては、足軽組頭として出陣していたな。その頃の信長様との会話を想い出すとこんな秘話があったわ。「殿、桶狭間の戦ですが、拙者も組頭として参加しておりました。勝てる相手とは思えないほど兵の差がありもうした。確か今川勢1万2000に対し織田勢はわずか3000あまり。どうして勝てたのか、未だにわかりません。…

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小説
『大人の恋愛ピックアップ』
【第227回】
八十島 コト

やはり妻はシた側だった? 死に際に何度も呼んでいたのは、知らない男の名前で…

【前回の記事を読む】亡き妻の不倫相手は誰だ?…自分の不倫はさておき、弔問客の中からやましい男を探し出す日曜日の夜に大阪のマンションに戻り、翌日の月曜日から、いつものように出勤した。達郎は、部下を伴って昼食に出た。途中の大阪駅前第二ビルと第三ビルの間で、交通事故があった。ちょうど、救急車が来て、けが人が運ばれるところだった。智子もあのようにして、運ばれたのだろうか……ついつい達郎は、智子が運ばれる…

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    【第16回】
    丸山 珠輝
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    昼間から酒を飲むような者は"社会のゴミ"。殺して捕まって、少年院かムショで悠々自適な生活を送ろうと…

    【前回の記事を読む】殴る、蹴る、さらにタバコの火を押し付ける者も…。給料泥棒の罪をなすりつけられた彼の生活は地獄だった昼食時はとっくに過ぎているにもかかわらず、店内はかなり混んでいた。やや奥まったテ…
  2. 小説
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    【第8回】
    順菜
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    隣の部屋の男から誘われた。つい昨夜、別の女性と愛し合う“あの声”が聞こえたのに、今度は私? 不審には思ったが…

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  3. 小説
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    波方 遥
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    畳の上で変なことをしてくる兄…「息が臭い」と思ってると母がやって来た。…すると兄は慌てて手を離し、部屋から出て行った。

    【前回の記事を読む】自転車に乗って出かけた日。サドルが“そこ”に当たった時の感覚は、それまでに感じたことがないもので…中学生になって誰にも言えない、話せないことが増えていた。その日、千津は学校の裏門…
  4. 小説
    『僕が奪ったきみの時間は』
    【第34回】
    小西 一誠
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    亡くなった恋人との間に、知らない子どもがいた――彼女は家族に「出産も私の死も言わないで」と頼んでいて……

    【前回の記事を読む】「あの子は自分が死ぬことをわかって、子供を生んだのよ」彼女の母が差し出した1通の手紙に、出産を決めた理由が……優くんは、自分に子供がいるって知って、びっくりしたよね? 驚かせてし…
  5. エッセイ
    『破壊から再生へ[注目連載ピックアップ]』
    【第11回】
    橋岡 蓮
    5位 5

    毒母から逃げて家出した私は、事故に遭いひどい怪我を負った。だが事故の保険金3千万円は、母が受け取って使い込み…

    【前回記事を読む】「お前を生んで不幸になった」と泣き叫び、雪山に私のランドセルを捨てた母。私が拾いに行って戻ると、家の鍵は閉められていて…私は弟を置き去りにして、家を出た。住む場所もなく、仕事も金も…

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    『ハリウッド・サバイバル』
    【第5回】
    吉沢 コーダイ
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    高校卒業後、1人でアメリカへ…空港に降り立つと、まるで別世界。温かく迎えてくれたホストファミリーにも、私はただ笑い返すしかなく…

    【前回の記事を読む】ハリウッドで活躍する特殊造形アーティストが語る「ものづくり」の土台――それは幼少期に祖父を真似た“ある体験”だった。しかし、学校の先生からは慎重な意見もありました。「日本の大学に…
  3. 小説
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    【第39回】
    黒瀬 裕貴
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    「俺なんか見てないで、“普通の男”と一緒になってください」…お嬢のためを思って突き放すも、返ってきた言葉に強く言い返せなくて…

    【前回記事を読む】いかがわしい店が並ぶ歓楽街を待ち合わせに指定され…現れたのは少女だった。「会ったばかりで不躾ですが、お願いがあります」と…「そういやお嬢。まさかとは思いますけど、葵さんに俺たちのこ…
  4. 小説
    『ショートショート 神様の願い事』
    【第5回】
    近江 侑平
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    「うちの神様が突然いなくなりまして」祭りまであと1週間、我が家を訪ねてきたのは石の狛犬で……

    【前回の記事を読む】忘れ物を探し、夜の神社へ戻った男…本殿の裏から、何かが蠢く音がする。巫女に尋ねても「“食事”をしていまして……」としか言わず……そこは行き止まりになって、八畳間ほどの部屋に金網が…
  5. 評論
    『今こそ、自動運転物流による列島改造!』
    【第5回】
    筒井 公平
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    日本の物流政策は、いまだ田中角栄の「列島改造」の枠の中にいる。高速道路網を整備するだけでは、物流危機は止められない

    【前回記事を読む】かつて長距離ドライバーは“稼げる仕事”だった。しかし今では、きつい・汚い・危険の「3K」に加えて、低賃金の職業となり……「物流破綻の危機」は国民的な問題である。現在、官民挙げてさま…

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