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小説
『浜椿の咲く町[注目連載ピックアップ]』
【第15回】
行久 彬

荒天で漁船がひっくり返り、夫を亡くしたシングルマザー。食べ盛りの息子のために昼は水産工員、夜はホステスとして…

【前回の記事を読む】「すぐに来て」病院からの電話――入院3カ月で意識が混濁し始めた母…覚悟はしていたが、車を飛ばして駆けつけると…花屋で揃えた供花と線香を携えて墓に詣でた命日は最初の三年だけだった。悲しみが癒え、寂しさにも慣れてくると命日への義務感も薄れ、何も墓までわざわざ行く必要は無い、その日どこかで手を合わせればよいと思うようになり、数年ほど前から晴れれば墓へ詣でるよりこの岬に夕陽を眺めに来…

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小説
『信長様と猿』
【第13回】
ヤマダ ハジメ

軍議の最中、信長直々に意見を仰がれたにもかかわらず、誰も声を発さず静まり返っている。すると下座から…

「巨石や石は大半小牧周辺の岩と思うがよく集めたのものよ! 全て穴太衆の手柄であるか?」「ようやってくれた、そのもの達を今後もこの尾張から美濃の地に住まわせ、仕事毎にたくさん、褒美を取らせよ。その話を聞いて益々穴太衆も帥も気に入ったぞ。よう働いてくれておる」「ありがたいお言葉。かたじけなくございます。益々お役に立てるよう励みます」「穴太衆、帥の分も含めて、黄金を佐久間に申せ。穴太衆の対価を決して惜…

ランキング

  1. エッセイ
    『ねぇ!ばあば』
    【第6回】
    akiko
    1位 1

    別居生活4か月。夫とお義母さんが易者さんにわたしのことを占ってもらったら「連れ戻したらこの人は死ぬよ」と言われて離婚!

    【前回の記事を読む】初産で死にかけた私――産褥弛緩を起こし分娩台で黒い布を顔に被され電気も消され5時間ほどそのままの状態に長女出産の時は、工場近くの個人の産婦人科医で出産した。最初の出産で産褥弛緩が…
  2. 小説
    『愛と慟哭の果て』
    【第3回】
    和泉 順
    2位 2

    病院から返ってきた彼は別人だった。物足りないと感じていた彼との行為は長く激しくなり、私は初めて絶頂で意識を失って…

    【前回の記事を読む】ある男に憑依した宇宙からの脱獄者。恋人や妻と死別する運命を繰り返す彼は、憑依した男の愛人を虜にしてしまい…鳥飼は銀座に鰻を食べに来たのだという。鳥飼は単身赴任の気楽さと不自由さか…
  3. 小説
    『落花流水のように 巡り合い、惹かれ合う男女が織りなす愛のゆくえ[人気連載ピックアップ]』
    【第7回】
    ラヴKISS MY
    3位 3

    彼女がうわごとで呼んでいたのは元彼で、しかも五年前に亡くなっていた…俺は墓石に手を合わせ、心の中で俺の気持ちを伝えた

    【前回の記事を読む】ずっと一緒と約束した彼――結婚式当日バイクで事故を起こし…俺はまたデスクチェアーで眠った。朝になると、一足先にキッチンに向かった。後から沙優が起きてきた。「おはようございます」「…
  4. エッセイ
    『振り子の指す方へ[人気連載ピックアップ]』
    【第17回】
    山口 ゆり子
    4位 4

    妻の姉をソファーに連れて行き、そこにそっと横たえた。彼女は泣き続けながらも、それに抵抗することはなかった

    【前回記事を読む】気が付けば、妻の姉に抱き着き声をあげて泣いていた。…妻が流産し幼児退行して2年。こみあげてくるものを耐えられなかったんだ静かに抱きしめ返してくる亜希子の背中をさすりながら、春彦は郁…
  5. 小説
    『落花流水のように 巡り合い、惹かれ合う男女が織りなす愛のゆくえ[人気連載ピックアップ]』
    【第6回】
    ラヴKISS MY
    5位 5

    ずっと一緒と約束した彼――結婚式当日バイクで事故を起こし…

    【前回の記事を読む】「お前を抱きたい」そう言った次の瞬間彼は私の上にのしかかるようにして…早く起きて朝食の準備を始めた。しばらくして沙優が起きてきた。「おはようございます。私ベッドの真ん中に寝ちゃっ…

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    『企画と集団のはざまで』
    【第6回】
    大塲 真護
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    NPO法人のルールによって、「よほどのことがない限り退会勧告はできない」…間違った入会を防ぐために、できることとは?

    【前回記事を読む】目的とは、漠然とした抽象的な「めあて」――的外れか、的を射ているかの判断は何によって定まるのか方法が決まったので、6つの要素を意識して企てをしていきました。一つを100パーセントに…
  3. 小説
    『尼崎ストロベリー[注目連載ピックアップ]』
    【新連載】
    成海 隼人
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    「お前が治癒する可能性は無い。だから諦めてとっとと一般病棟から出ていけ」現代医療から切捨てられた、末期がんのオカン。

    作為的に車椅子の後輪を荒々しく回転させる。キュルキュルキュルキュルと、寿命をすり減らされるゴムタイヤの断末魔の叫びが厭わしくて僕は瞳を閉じる。一瞬だけ。オカンを乗せた車椅子を押して僕は病室から飛び出…
  4. 歴史・地理
    『卑弥呼と古事記と日本書紀』
    【第6回】
    吉木 正實
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    馬を献上した百済王の名は何故伏せられたのか? 古事記と日本書紀が示す120年のずれの真相とは

    【前回の記事を読む】どうして、何のために? 彼らが間違うはずがない。百済王の即位と薨去年から見える「神功皇后紀」の意図的な120年のずれでは、なぜ干支二運をさかのぼらせたのであろうか。「記・紀」にお…
  5. 小説
    『僕が奪ったきみの時間は』
    【第14回】
    小西 一誠
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    「高校生の分際で…」…それが発覚した時、彼女の両親は害虫を見るかのように僕を見た。きっと一生許されないことをした。

    【前回の記事を読む】地元で高校時代の担任に再会し、「思い出しくもない過ち」の話になった…それは僕が当時の彼女を妊娠させてしまった話で…僕はこの三年間、人とできる限り接することなく生きてきた。だから、…

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