Chapter1. 私の生い立ち〜幸せな結婚生活
一瞬で壊された平穏な日常
でもいつか、いや20周年でもいいから、死ぬまでに一度はウェディングドレスを着てみたいというのが私の夢の一つです。写真だけでも絶対撮りに行きたいと思っています。
私の中には理想があって、和装も着たいですが、やっぱりウェディングドレスも着てみたい。場所のこだわりもあって、できたら沖縄や海外がいい。プロのメイクさんたちに全身の傷跡を綺麗に隠してもらって、家族みんなで写真を撮れたらいいな、なんて思っています。
友達を呼んでの披露宴も魅力的。もし機会があって、みんなでワイワイやれる日が来たら嬉しいです。
まだまだ先は長いし過去は変えられないですが、これからいい未来を作っていければいいかなと思っています。
明日のことなんて誰にも分からない……。
2016年1月13日。忘れられない日になってしまったので、特別な日でもあるのかもしれません。事故後、毎年1月13日はソワソワして過ごしていましたが、これからは新たな自分としてスタートを切った記念日なんだと思い、過ごしていきたいです。
こんなことになるなら早くに結婚して、子供を出産しておいてホントに良かったとも思っています。1人だったら生きていけなかった……。