Chapter1. 私の生い立ち〜幸せな結婚生活

森家初の待望の娘

毎回性別を聞くのも楽しみでしたが、産まれてくるまでホントに女の子かどうか分からないしとドキドキしながらの出産となり、予定日から1日遅れての出産でした。

病院に着いたら助産師さんから「3人目だし、もう慣れてるよね? 何かあったら呼んでください」と言われてほとんど放置な感じでしたが、最初の方は痛みも全然ないぐらいだったので夫と普通に話せるぐらい余裕がありました。

お昼すぎから結構痛みが強くなってきたな〜と思っていたので、助産師さんを呼んでみたものの「まだ子宮口がそんなに開いてないからまだまだだね」と言われ、「お風呂に入ると早まるかもよ」ということでお湯を溜めてもらっていましたが、助産師さんと夫が少しの間いなくなった時、急に破水してしまいました。

慌てて助産師さんをまた呼ぶと、そこから産まれてくるまであっという間でした。夫も立ち会う予定だったので呼びに行ってもらったのですが「旦那さん、探したけど近くにいないです」と言われ、分娩室への移動が間に合わず、陣痛室での出産となってしまいました。

あの時、お風呂に入っていたら水中出産になっていたかもと思うと、それもそれで経験してみたかったなと感じますが、お湯が溜まるまでに産まれてしまったので水中出産とはならずでした。

産まれてから自分で夫に電話して、もう産まれちゃったよと報告したのも覚えています。産まれた瞬間に助産師さんに「女の子ですか?」と聞いて「元気な女の子ですよ」と言われた時には、嬉しすぎて痛みも忘れ、念願の女の子だ〜とハイテンションになっていました。

こうして2014年1月26日に、森家初の待望の女の子が誕生したのです。

退院してからはお兄ちゃんたちもすっごく可愛がってくれて、家族みんなでお姫様扱い。可愛い服を着せられるのが楽しみで服を買いに行きまくっていました。

成長も3人の中で1番早く、7カ月頃から1人歩きができるようになりました。動き回ってジッとしていない娘を見て、お母さんが「あみの小さい時にそっくりだわ」とよく言っていました。

次男は少し赤ちゃん返りしていましたが、私がちょっと離れた隙にふと見てみると、こっそり妹を可愛がってくれていてホッコリしました。

最近の娘はセルフレジが好きで、セルフレジがあるお店に一緒に買い物へ行く時はレジの会計から袋詰めまでこだわりがあるようで、綺麗に袋詰めをしている姿を見ると微笑ましく思います。重い荷物も特に何も言わなくても持ってくれるので、凄く助かっています。