近江路は歴史の宝庫である。都市化に染まっていないところがあり、歴史ファンにとっては、かつての兵(つわもの)どもの夢の跡を彷彿させる景観や風情だ。琵琶湖周辺には戦国時代の史跡が随所に遺(のこ)り、伊吹山の裾野には北国街道がうねり、湖北には賤ヶ岳(しずがたけ)・小谷城(おだにじよう)・姉川 (あねがわ)など古戦場が多い。湖東には天下分け目の関ヶ原、そして彦根城の天守閣がそびえている。湖南には安土城址…
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小説『尾張物語』【新連載】浅川 洋
国宝の十一面観音菩薩像に再会。この一円は織田信長による浅井長政攻めで戦火に見舞われ、堂宇は焼き払われたものの村人が…
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小説『時、見遙かして』【新連載】中村 亮太
愛らしい手工芸品のようなこの古地図を頼りに、これより舞鶴をめぐる
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歴史・地理『嵌められた光秀』【第3回】根木 信孝
義兄弟に背後から挟み撃ちにされた織田信長! 秀吉にしんがりを命じ、命からがら京へ逃げ帰った。――本能寺の変までの信長の足取り
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歴史・地理『いにしえの散歩道』【第6回】大津 荒丸
倭王所在地のカギは三つの文字「征」「服」「平」。これらは全て征服を意味するが、明らかに時間的な、あるいは支配力の違いが…
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歴史・地理『日本神話における「高天原」とは何か!?』【第8回】松浦 明博
日本神話における「高天原」とは何か。――「たかまがはら」と読むのは間違い!? 「たか あまはら」の研究事例と考察
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小説『宮本武蔵と忍びの者』【第10回】石崎 翔輝
多くの“くノ一”は、上の指示で好きでもない敵の男を女として秘術を尽くし籠絡しなければならない。彼女が選んだ道は…
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小説『兎角儚きこの世は』【第5回】白井 忠彦
おぞましい夢を見た。謀反が起こり、私は炎の中逃げていた。親衛隊は皆切られ倒れ…そこには官服を着た誰かが立ちふさがっていた。
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小説『九頭龍王 オホト』【第2回】森長 美紀
「隣の伽耶・任那を譲ってほしい」――やっと脳なし非道の王が崩御してくれた矢先に届いた密書。私が大国「越」へ出向くしかないのか
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小説『ジュピターと仲間達 Jupiter & Friends』【最終回】ジェフリー 樫田
そこにはすでに二つの穴が掘られていた。これは彼が掘った穴…ここにお墓を作るつもりだ。彼は悲しみに耐えながら一人…
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小説『刀の反り』【第9回】大髙 康夫
「輿入れたときから覚悟していました。両家に何事か起ころうとも、この家を決して裏切るまいと。」夫が私の兄を斬ったとしても…
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小説『縁 或る武家のものがたり』【第7回】伊藤 真康
大坂攻めを敢行する総大将である徳川家康は、もはや七十三~四歳になっていた。軍勢を率いるにはあまりにも老いていたが…
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俳句・短歌『秘められた真序小倉百人一首』【第11回】野田 功
月を題材にそれを眺める歌い手の様々な感情が色濃く出された歌4首。女性のもとへ訪れた後の朝帰りの寂しさが漂う後朝の歌や…
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歴史・地理『ながれ星 冬星』【新連載】石田 義一郎
風変わりな雰囲気を醸し出している渡世人風の男はどこから来て、どこへ行こうとしているのか…
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歴史・地理『嵌められた光秀』【第2回】根木 信孝
休憩中の今川義元を急襲し撃破した桶狭間の戦い――今川2万5千に対し、織田は2千5百だったという説も
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歴史・地理『いにしえの散歩道』【第5回】大津 荒丸
なぜ「倭の五王」が「大和天皇家」に対応しないかを考察してみたところ…
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歴史・地理『日本神話における「高天原」とは何か!?』【第7回】松浦 明博
さらに吉田は高天原が延喜式の祝詞にも多く使われていることに着目した。そこから得られる論拠とは?
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小説『宮本武蔵と忍びの者』【第9回】石崎 翔輝
【忍びVS武士】「皆を連れて先に行ってくれ! 俺は追っ手を何とかする」…そのとき横合いから三人の武士が現れた。雑兵ではない。
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小説『海渡るフォルトゥーナ』【最終回】鷹嶋 ちた
千利休と焼き物の出会い。文化遺産となった焼き物は、誰の目にもつかず、宗易(千利休)が唯一気に入った品であった。
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小説『兎角儚きこの世は』【第4回】白井 忠彦
「年貢を納めるのはお前達の義務だ。できないというのは国に反旗を翻すのと同じだ」そう言うと、棒で農民達を容赦なく叩き付け…
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小説『九頭龍王 オホト』【新連載】森長 美紀
戦乱に敗れ、命からがら倭へ渡来した人々が築いた北陸の大国・越王国。同じ時期、大和地方でも王国や豪族連合が形を成してきて…