【10月7日はミステリー記念日！】GLOで読めるミステリー特集！

静岡県・十燈荘で起きた殺人事件。捜査が進むにつれ、住民たちの微妙な距離感、土地独特のルールが浮かび上がる。
この事件を追う静岡県警刑事・深瀬だったが、彼は16年前の「十燈荘妊婦連続殺人事件」にも関わっていた。
結末に驚愕必至のミステリー傑作。

妻との離婚以来５年ぶりに会った愛娘とともに、テーマパーク・ドリームランドを訪れた元刑事の仲山。
楽しい時間は束の間、2人が観覧車・ドリームアイに乗った直後、何者かによって観覧車が乗っ取られ、人質となってしまう。
「小人」を名乗るジャック犯に連絡役として指名された仲山と娘・凛の運命やいかに。

大学生のまゆ実は、あちこちで語られる身に覚えのない目撃情報に悩まされていた。
そんな時、所属しているテニスサークルに、自分とそっくりな伊藤千春が現れる。
それは全て計算された復讐劇の始まりだった。
謎が解き明かされる度、さらなる衝撃の展開に息をのむ珠玉のミステリー小説。

夏も終わりかけた8月下旬。東京で順調にキャリアを積んでいた佐伯俊夫は、I県・月ノ石町に異動を言い渡される。
この地には「月待池」という池があり、赤いトパーズが採れる伝説があった。
しかし、採取した者の不吉な末路から、かつてより「憑き魔血池」と忌諱されてきたのだった。
この伝説を知った佐伯は、事業で計画中の記念碑に何としても赤いトパーズを使用したいという衝動に駆られ、現在は立ち入り禁止となっている「月待池」に向かう。

幼馴染だった宮澤小春と月島翼。月島の両親の死をきっかけに離れ離れになった二人は高校で再会するが、宮澤の態度は冷たかった。
ある日、担任の野口樹の家に火が放たれ、警察は学校をさぼっていた月島に容疑の目を向けるが――。
下関を舞台に3つの事件が交差しながら犯人に近づいていく、学園ミステリー。

「うちのパパって、絶対殺されたんだと思うの」
篠原あずみはM医科大学看護学部に通う大学一年生。
ある日、義兄が刑事であることを知ったクラスメートに彼女の父親の死因の再調査を依頼される。
しかし調査に乗り気でない義兄に、あずみは宣言する。
「わたしがその四時間のことをもう一度調べてみる！」

無事に二年生に進級した看護学生・篠原あずみ。
しかし新学期最初の登校日、クラスメート・櫻井真琴から「うちのお兄ちゃんが大変なのよ！」と呼びかけられたことから再び事件の予感……。
篠原あずみの推理が今、再び。

写真家の宗像は、偶然訪れたロンドンの画廊で、一枚の肖像画に心を奪われる。
絵画の名は、夭折した謎多き天才画家ピエトロ・フェラーラの「緋色を背景にする女の肖像」。
フェラーラの足跡を追い求めてたどり着いたポルトガルの地で、宗像は美術界を揺るがす秘密に迫っていた。
一方、時を同じくして、ロンドンの高級住宅街の一角で大物美術評論家の遺体が発見されていた――。