【前回の記事を読む】「お母さんだよ!お母さんを見つけたんだ」起き抜けの僕にそう言って、父が連れて行ったのは隣町の小学校。もしかして、お母さんって今、小学生?父は真っ直ぐ少女の後を付いていく。僕も慌てて、その後を追った。賑やかな商店街を抜け、平静な住宅街に入ると、「今日のお空も元気だな♪ 太陽さんも笑っているよ♪ ふっふっふ~」と少女の鼻歌が聴こえてくる。胸がじんわり熱くなり、懐かしさがこみ上げて…
ミステリーの記事一覧
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小説『虹色の魂』【第16回】青居 蒼空
別れを言わず、特攻に向かう友を見送る。乗ったら最後、待っているのは〝死〟のみである。―本当にこれが、正しいことなのだろうか?
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小説『虹色の魂』【第15回】青居 蒼空
「お母さんだよ!お母さんを見つけたんだ」起き抜けの僕にそう言って、父が連れて行ったのは隣町の小学校。もしかして、お母さんって今、小学生?
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小説『虹色の魂』【第14回】青居 蒼空
僕はただ立ち尽くしていただけなのに、感謝状をもらった――狼男と一緒に
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小説『虹色の魂』【第13回】青居 蒼空
暴漢に襲われていた女性が、僕の背後に隠れる。僕は大根を手にするのが精いっぱい。そのとき、窓があいて出てきたのは…
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小説『虹色の魂』【第12回】青居 蒼空
鹿が友人に突進してきた!必死に逃げるが、鹿は止まらない!その原因は彼の前世に?
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小説『眠れる森の復讐鬼』【第36回】春山 大樹
「二十時十四分、ご臨終です」…心臓マッサージにあわせて、華奢な体はベッドの上でバウンドを繰り返した。
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小説『虹色の魂』【第11回】青居 蒼空
先ほどまで一緒に笑いあっていた仲間が、無数に重なり合う死体の中で人形のように置かれていた。――前世の僕が見た戦争の記憶
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小説『魔手 隠密捜査官6』【新連載】冬野 秀俊
アメリカ・オレゴン州で不審な死を遂げたのは二人の日本人だった。全く関係性の無い二人に一体何が起こったのか
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小説『虹色の魂』【第10回】青居 蒼空
「目を閉じて十まで数えてごらん」―緊張から激しくなる鼓動。ゆっくりと目を開ける。父が視線を向けた先。目の前にいたのは…
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小説『虹色の魂』【第9回】青居 蒼空
真剣な面もちで、僕に話があるという父。「光、お母さんとは今日でお別れだ」涙ぐむ目を逸らし、話を続けた…
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小説『恋の終わりに』【新連載】西田 剛
【ミステリー】「お前の母ちゃんむちゃかわいいやん!」四十一歳の母は美人で自慢の母親。彼女と接すると優しい気持ちになれる――
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小説『眠れる森の復讐鬼』【第35回】春山 大樹
「おいっ誰か来てくれ!」――花火大会の夜。遂に決意して「俺、お前のこと…」と話し始めたその時だ。男が大声で叫ぶ声が聞こえ…
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小説『指切り宗佐 愛恋譚 』【第3回】星河 三郎
「明晩もまた、いらしてくださるか?」夜毎の笛を心待ちになさる姫とは、心の符号さえ感じる。しかし何ぞ忍び泣くことのあろう…
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小説『スクリーン』【第7回】山田 健太郎
俺が逮捕されるよう仕向けていたのは、結婚を考えていた彼女だった。…彼女は、虚偽の被害届を出していたのだ。
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小説『不確かな真実』【最終回】和亭 正彦
第三の人物、通称ケンジにのアリバイ確認。そして捜査本部に激震!「伝えたいことがある」と自ら出頭してきたのは…
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小説『不確かな真実』【第21回】和亭 正彦
殺害犯の可能性がほぼ消えた第三の人物だったが、刑事たちは最後の詰めをしにその男のもとへと向かっていた
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小説『不確かな真実』【第20回】和亭 正彦
"情緒不安定だった娘"に再び向けられる疑念──飯島めいの過去を問う刑事に、父親は不信感を募らせ…
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小説『眠れる森の復讐鬼』【第34回】春山 大樹
花火大会で高校生の時に仕立てた浴衣を着るのを楽しみにしていた全身火傷で昏睡状態のいじめ被害者
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小説『不確かな真実』【第19回】和亭 正彦
飯島の父の冷静な応答に焦る田所刑事。"ごまかしは利かない"と悟り、ついに核心への聞き込みを決行
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小説『不確かな真実』【第18回】和亭 正彦
事情聴取中に見せた態度の豹変ぶりが忘れられず…再び刈谷へ飛び、飯島めいの過去と父親への接触を試みる!