小説 小説 恋愛 人気連載ピックアップ 2025.05.02 一通のショートメール…45年前の初恋の人からだった。彼は私にとって初めての「男」で、そして、37年前に私を捨てた人だ。 終恋 [人気連載ピックアップ] 【第1回】 高生 椰子 たとえ何があっても、決して後悔はしない。 この記事の連載一覧 次回の記事へ 最新 ※本記事は、高生椰子氏の小説『終恋 —SHUREN—』(幻冬舎ルネッサンス新社)より、一部抜粋・編集したものです。 初恋から45年後の再会 歩んだ人生は違っていたが、想いは同じだった。 45年間を埋めるように最後の恋に賭けた二人。 終活の中での終恋(しゅうれん)、残された時間は限られている。 たとえ何があっても、 私たちはこの恋を決して後悔はしない。 てつや ことり
小説 『ハロー、わたし!』 【最終回】 澤 幸希 息子は8歳の時に亡くなった。別れた夫が動物園に行くと言って連れ出した日だった。死因は… 【前回の記事を読む】「あなたに任せます。その家で家族と笑って暮らせればそれでいいんです」40代夫婦から、古民家リノベーションを依頼され…住宅メーカーを退職してフリーになってから十年、豊島区駒込のマンションに自宅兼オフィスを構えている。インテリアコーディネーター歴は三十年を超える。住宅デザインを手掛ける時には必ず施主さんとの世間話や思い出話にできるだけ時間をかける。出来上がったプランは何枚も手描き…
小説 『夢を叶えた、バツイチ香子と最強の恋男』 【第40回】 武 きき 「私と離婚したいの…?」今日で三回目。夫のワイシャツに口紅、香水の匂い、ポケットからイヤリングが… 【前回の記事を読む】「愛している。意地を張ってごめんな」息ができないほどの熱いキスをして仲直り。「ベッドに行こう」彼に言われるがまま…朝の行ってらっしゃいのキスは熱い。胸も揉んでいる。朝から、可笑しい。「早く帰るから」と言って、出かけた。「丈哉さんって怖い顔をして、子供のようだ。ウフフフフ」と独り言。何故か体も軽いし、お掃除の時も、ルンルン。夕方、六時。「ただいま!」と帰ってきた。「早いお帰りね…