【前回の記事を読む】月を題材にそれを眺める歌い手の様々な感情が色濃く出された歌4首。女性のもとへ訪れた後の朝帰りの寂しさが漂う後朝の歌や…霧のたちのぼる秋の夕暮れの嘆きから始まって、寂しく山桜と憐れみ合うまで、様々にあわれを感じる気持ちを歌います。 2-3-1 【訳】村雨(むらさめ)(にわか雨)の露がまだ乾かない槙(まき)の葉に霧が立ちのぼってくる秋の夕暮れ【歌人略歴】寂蓮法師(じゃくれんほ…
歴史・地理
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【百人一首 考察】100首の歌の並び順を替えると、壮大な物語が現れる!? やまとの自然の姿が引き起こす様々な想いとは…
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