闘病、介護・看取り、家族との思い出、忘れられないあの出来事。あるいは、職場のイラッと話、夫婦の本音、義実家や実家のありえない話、今だから言えること、あの人にいま伝えたいこと、日常のプチストレスまで……。
読者のみなさんから寄せられた“体験談”。その一部をご紹介します。
※体験談は随時更新中!
※以下は一例です。
日常のプチストレス
「パパで何が悪い」
日曜の昼間、娘を連れて近所の公園に行くのが私の担当だ。
平日は妻と行っている公園だが、日曜はいつも私。4歳の娘が公園デビューをした2歳ごろから、ほかに予定がなければずっと恒例だ。
 
ところが公園に行くと、毎回のように顔見知りのママさんに言われる。
「あっ今日はパパなんだ~。えらいね~」
「ママはお休み?いいわね~」
 
いつも、パパなんですが。日曜日は。2年間ずっと。
妻に聞いたら、平日も会うママさんらしい。だから「今日は」になるのは分かる。でもそろそろ日曜日はパパなこと、分かってくれてもいいんじゃないか。ていうか、分かっててわざと言ってる?
 
妻に話したら「私はえらいなんて一度も言われたことない」と笑っていた。
しゅうさん(40代・男性)
義実家・実家のありえない話
「お兄ちゃんは遠いから」?
母が膝を悪くして3年位になります。
 
月2回の整形、そのほか内科に泌尿器科、眼科…付き添いはぜんぶ長女の私。実家から車で20分なので仕方ないとは思ってますが。
兄は新幹線に乗らないと行けないような場所に住んでて帰ってくるのはお正月だけ。
 
母は昔からお兄ちゃんは遠いからしょうがないよね、と言って、兄には何も頼みません。
 
今年のお正月も兄が来て、母の顔見るなり「元気そうじゃん」と言いました。母もそうなのよ~とニコニコ。
いつも私には膝が痛くて夜ねむれないって言ってるのにその日はひと言も言わず。
 
元気に見えるのは私が病院連れてって薬も見て、時には食事も用意しているからなんですけど。
 
帰りぎわに兄に、いつも悪いな、なんかあったら言えよと言われました。
なんかあったらって…高齢の母には、いつもなにか、あるといえばあるのです。
 
ただ兄も悪気はないのはわかってますので、なにも言えず。モヤモヤしています。これからもっと母が高齢になったらどうするのか…。
たまちゃんさん(50代・女性)
あの人に、いま伝えたいこと
忘れられない純愛
あれは今から35年前でした。
離婚して娘が5才。職場にも慣れて3年目位だと思います。
 
合コンに初めて参加してみました。そこで私が一目ぼれをしたんです。
まさかの生まれて初めてでした。相手も同じくピタリと波長が合ったのです。
 
運命的な出会い、黙っていてもお互いに解るなんて…こんな惹かれ合う日がくるとは…嬉しいけどマジ?
 
デートの約束をして夕食をして、帰り際に車の中で、私がバツイチで娘が居ると明かしました。彼はショックだったと思います。
 
なのに私は帰りたくないと自然に言ってしまいました。
しかし彼に「娘が待って居るよ」といわれたので、泣きながら帰った記憶があります。
 
数日後彼から職場にTELがありました。
あの夜車にイヤリングを落したようでした。
わたしは会いたけど…すかさず捨てて下さいと伝えて受話器を置き、10日程泣きくれました。
そんなわたしを心配した職場の同期がドライブに誘ってくれました。
するとたまたま彼の目の前を通リ過ぎ目があってしまいました!
忘れもしないあの時の事は……。
 
時は流れ、職場も変わり住宅ローンを返すのに必死に働き、返し終わって今度は娘の結婚!慌ただしく月日が過ぎ…おばちゃんになりました。
あのときの彼も、今幸せに過ごしてると信じています。
 
私にとって一生忘れる事はないです!純愛!
今、心から有難う
サワディさん(60代・女性)
編集部より:読んでいるだけでドキドキしちゃいました…!素敵な思い出ですね。
義実家・実家のありえない話
勝手に家に入らないで!
実家の母に、我が家の合鍵を渡しています。
 
子どもがもっと小さいころ、急なお迎えをお願いしたりすることがあったので、そのときに渡したものです。
 
先日、仕事から帰ると玄関に見覚えのある靴がありました。
え?と思ってリビングに行ったら、母が掃除機をかけていたんです。
 
「急にどうしたの?」と聞いたら、「近くまで来たから」と。
 
いやいや、怖い怖い!!
 
しかも冷蔵庫を開けてみたら、中身が勝手に整理されてて、母が買ってきた総菜とか野菜もいっぱい入ってました。洗濯物まで畳んであるし。
 
さすがに「勝手に入って色々触るのはやめて」「せめて一言連絡してよ」と、ちょっとキツめに言いました。
 
そしたら母は、
「親子なのに、なんでそんな他人みたいなこと言うの?」
と。
 
なんかこっちが悪いみたいな感じで不満そうでした。
 
昔から過干渉なところはあった母ですが、いくら娘の家でも、まさか勝手に入って掃除までしてるとは思わなくて。
 
「勝手に入るなら合鍵返して」と言ったら、さらに不機嫌に。
 
しかも結局、まだ返してもらえてません。
 
どうしたらいいんでしょうか。
本当にちょっと困ってます。
メメントさん(30代・女性)
家族との思い出
昔言われていたことが…
先日、休日の夜にいつまでもゲームをしている子供たちに
「早く風呂入って早く寝ろよ」「明日起きられないぞ」
と声をかけました。
 
息子たちは生返事でしたが、妻がなぜか笑っている。
どうしたのか尋ねると、「お義父さんもそれよく子供たちに言ってたね」と言うのです。
 
言われて、そういえば私も子供の頃、父に「電気ちゃんと消せよ」とか「早く風呂入れよ」とか「早く寝ろよ」とか、言われていたのを思い出しました。
 
同居していた父は10年ほど前に亡くなりましたが、妻いわく、父は幼かった息子たちにも、私に言っていたのと同じようなことをよく言っていたそうです。
 
私は子供の頃、色々言ってくる父のことを「細かいな」「うるさいな」と思っていたのに、まさか自分も同じことを言うようになっているとは。
 
恥ずかしいような、照れくさいような。変な気分でした。
たぁさんさん(50代・男性)
編集部より:そういうこと、ありますよね。私も親戚の集まりで、母に似てきたとよく言われます…(笑)
職場のイラッと話
昼休憩、ですけど…
今の職場で地味にイラッとしていることがある。
 
弁当のふたを開けた瞬間、上司がやってくるのだ。毎回だ。「悪い、これだけ確認してくれる? 食べながらでいいから」というセリフとともに。食べながらでいいから、というのは一体どういう配慮なのか。食べながらできる仕事なんかないだろ。
 
最初のうちは本当に数分で終わる確認作業だったので、まあ仕方ないかと思っていた。ところが最近では電話対応や資料の修正まで範囲が広がり、気づけば昼休みの半分以上が溶けているときもある。
 
理不尽だと思うものの、入社して数年、まだ「すみません、今は昼休みなので」とはっきり言えるほど度胸がついていない。
 
そんな上司が先日、社内の健康管理についての会議で「社員にはきちんと休憩を取らせないと。働きやすい職場づくりが大事です」と言っていて、耳を疑った。周囲の参加者がうなずいている。いや、どういうお笑い? と思ったが、もちろん口には出せない。
 
その日の昼も、弁当のふたを開けた瞬間に呼ばれた。タイミングが完璧すぎて、思わず笑いそうになった。
Rさん(20代・男性)
夫婦の本音
免許返納をすすめたら…
私と旦那は10歳差。こないだ旦那は、古希を迎えました。
 
そのタイミングでちょうど免許更新のお知らせがきたので、深く考えず「ちょうどいいから返納したら?」と言いました。
 
旦那は元々運転が好きではなく、どこかに出かけるときの運転手はだいたい私。乗らなすぎるせいで、ずっとゴールド免許なくらいです。
だから普通に返すと思っていたんですけど、うーんとか言って、嫌そうな顔するんです。
 
だから「返したくないの?」と聞いたら、「お前に何かあったとき、病院に連れていかないといけないかもしれないから」って。思わず、えっ!と言ってしまいました。
 
そんなことを言う人ではないので、びっくりしました。ちょっと不気味でしたが(笑)、嬉しかったです。
 
高齢者の二人暮らし、旦那の言う通り、何があるか分かりません。
とりあえず今回は更新してもらうことになりました。
旦那の意外な発言が嬉しかったので、投稿してみました。
rinrinさん(60代・女性)
編集部より:素敵な旦那様!思わず笑顔になってしまいました。「何か」ない方がいいですが、気持ちが嬉しいですね。
日常のプチストレス
毎日、犬がおしっこをしていく
あるときから、うちの門柱にうっすらと変な跡がつくようになりました。
 
主人はそれを見て、「犬がおしっこをしているんだろう」と言いました。嫌だなあと思いましたが、現場に遭遇することはなく、注意の貼り紙をするのも気が引けたので、そのまま放置していました。それがいけませんでした。
 
ある朝、いつもより早い時間にゴミを捨てるため家を出ると、いたのです! 柴犬のような茶色い犬が、我が家の門柱におしっこをしていました。
 
飼い主は、私が玄関から出てきたというのに気にする様子もなく、ペットボトルの水を少量、ちょろちょろとかけて、それで終わり。
 
えっ、それだけ? と驚いて「すみません、ここではさせないでくれませんか」と思わず声をかけました。
 
すると飼い主は、「ちゃんと水で流していますけど」と不満そうな顔。「犬のすることなんだから仕方ないでしょ」とまで言われました。
 
いや、あれっぽっちの水で偉そうにするな! 現に門柱が汚れているだろ! と思いましたが、言い返す間もなく、飼い主はさっさと立ち去ってしまいました。
 
翌朝、同じ時間に玄関の外へ出てみましたが、飼い主も犬も現れませんでした。さすがにもうやめたのかと思ったのですが、しばらくして外に出ると、門柱のあたりが濡れていました。
 
やられた! 時間をずらしただけだったようです。
 
とてもかわいい犬で、犬に罪はないと思います。でも、飼い主には腹が立ちます。警察などに言うわけにもいかず、今日も門柱を確認してはイライラしています。
たかちゃんさん(50代・女性)
家族との思い出
父のお弁当
母が入院していた二週間くらいの間に、普段あまり料理をしない父が、毎日お弁当を作ってくれました。
 
当時高校生、思春期真っ盛りで、父親の作ったお弁当を持っていくのが気恥ずかしかった私はパンでも買うからいいよ、と言いましたが、父は聞かず、やたらはりきって作ってくれました。
 
最初はところどころ焦げていたり、卵焼きも上手く巻けていなかったりと、不格好なお弁当でしたが、母が退院する頃にはすごくキレイなお弁当が作れるようになっていました。
 
これは最近、母から聞いたのですが、あの頃父は入院している母に、毎日お弁当の写真をメールで送っていたそうです。
あのお弁当は、入院して家のことを心配している母を安心させようという思いもあったのかもしれないと思います。
 
そのお弁当以降、料理に目覚めたのか、父は週末の料理を担当するようになり、母と二人になった今も、テレビやネットで見たレシピを作っては母に振る舞っていると、母が言っていました。
子供の頃はあまり気にしていませんでしたが、うちの両親って意外とラブラブだな(笑)と思って何だかうれしくなりました。
kakaちゃんさん(30代・女性)
夫婦の本音
いちいち聞くな!
旦那が定年退職してから、毎日家にいます。
 
当たり前のことなのですが、これが結構しんどいです。朝から晩までリビングに座り、テレビをつけっぱなし。お昼が近づいてくると「今日の昼飯なに?」と聞いてきます。
 
そしてお昼を食べている間に「今日の夕飯なに?」と聞いてくるのです。私が友人と出かけようとすると「どこ行くんだ」「何時に帰ってくるんだ」といちいち確認されるのも、面倒です。
 
旦那のことが嫌いなわけではありませんが、こうもずっと一緒にいると息が詰まります。最近は、旦那が散歩に出るだけで、ほっとしてしまう自分がいます。
 
定年後は「二人でどこか旅行にでも行こう」と話していましたが、今は一人旅にでも出たい気分です。
ぴーちゃんさん(60代・女性)
忘れられない出来事
「かわいい」と声がして…
あれは確か高校1年生の冬でした。
皆さんは覚えていますでしょうか、「コーラリボン」の存在を。
 
コーラの500mlペットボトルの特別仕様でして、ラベルをうまく剥がして何とかするとリボンでラッピングされたようになる、という特別ラベルバージョンのコーラが当時販売されていたのです。
 
私の後ろの席でも、男の子2人がコーラリボンに興じていました。
 
後ろの席の子がコーラ片手にショート動画で手順を確認しているのを、すぐそばに立ってるもう一人が冷やかしていた感じです。
1つコーラのボトルが余っていたので、私がもらって挑戦することになりました。
 
今思えば簡単なことだと分かるのですが、当時の私は一瞬で諦めて、さっきの冷やかしていた方のクラスメイトに頼ることにしました。
彼は割と寡黙なタイプの男の子でしたが、色白で涼しげな目が印象的でした。
 
ペットボトルを渡すと、あとほんの少し引っ張れば完成する状態までもっていってくれました。骨ばった器用な指で、シュルシュルヒョイッて感じで一瞬でした。
 
受け取って、引っ張ると、リボンでラッピングされたコーラが完成!
流行に乗れてうれしくて「できたー!!!」と、大はしゃぎでリボンを見せびらかしました。
 
そのとき、「かわいい」と小さく漏らす彼の声が聞こえました。
 
びっくりしてパッと見上げた私と目が合うと、すぐ「リボンが」と言われました。
 
リボンが、と言われても少女漫画脳な私は「絶対私のことだ!!!!!!!」と思って鼻血出るかと思いました。
 
目も見れなくなって無言のままコーラを差し出して、前に向き直りましたが、しばらく後ろから聞こえてくる2人の声に聞き耳を立ててソワソワしてしまいました。
ゆりちさん(20代・女性)
闘病
妻と医者の言うことは
健康診断で引っかかったのは、55才のとき。
 
「要再検査」と書かれた紙を見ても、最初はそんなに深刻に考えていなかった。歳も歳だし、そんなこともあるだろうと甘く見てました。
 
しかし、それが妻にバレて怒られ、渋々再検査に行くことに。
それでも「まあ大丈夫だろう」と思っていたのですが、大腸ポリープが複数見つかってしまいました。さらに1つは、早期がんでした。
 
手術は日帰りではなく入院になりました。がんという響きには、さすがにぞっとしてしまって、手術の前は眠れませんでした。
今では定期検査を欠かさず受けています。 妻と医者の言うことは、素直に聞くものですね。
たけぽんさん(50代・男性)
編集部より:お医者様はもちろん、奥様には感謝してもしきれないですね。
日常のプチストレス
私、いるんですけど…
通勤電車で背の高い男性が私の真上にあるつり革や手摺につかまることあるんですが、あれはとても気になります。時々袖口とか服の一部がふわっと顔に触れる位置にくる。
 
これとてもむずむずするんですが、本人は物理的にがっと触っているわけではないので気が付かない……というかけっこうがっとあたっていても気が付かない人も多いですけどね。
 
背が低いから見えないみたいですがいるんですよ私はそこに。
 
次の駅に着くまでしかたがないから首をひねってます。
まきろんさん(30代・女性)
編集部より:わかる。あれ地味~に不愉快なんですよね…。私は結構、ここにいますよ!ってアピールしちゃいます(笑)
あなたの書いた作品が70万人に届きます
今だから言えること
定年した親父が嫌だった
働き盛りだった30代のとき、たまに実家へ帰ると、定年した父が家でぼんやりテレビを見ていた。正直、あの姿を見るのが嫌だった。
 
銀行マンとしてバリバリ働いて、いつも忙しそうにしていた父が、急に小さくなって、知らないおじいさんみたいに見えた。
 
仕事仕事で遊んでもらった記憶なんかほとんどないけど、そういう父をカッコいいとも思ってたから、なんでそんなにダラダラしているんだ、と無性に情けない気持ちにもなった。
 
でも今、自分も定年が近づいてきて、あのころの父の気持ちが少しわかるようになった。体はしんどいし、毎日行く場所がなくなるのは、たぶん思っている以上にこたえる。自分の役目が少しずつ終わっていくような、なんとも言えない心細さもある。
 
孫を連れて帰ると、父は本当に嬉しそうだった。あの笑顔も、今なら少しわかる。
 
親父、俺ももうすぐ定年だよ。あの頃、もっと帰ってやればよかったな。ごめんな。
ゴンさん(50代・男性)
義実家・実家のありえない話
真似しないで!とは言えなくて…
うちの旦那のお母さんはすごくオシャレな人です。
しかもすごく美人で、先日還暦を迎えましたが、40代ぐらいに見えます。
 
すごく明るい人で、会う度にとても親切にしてくれます。
 
ですが、1つだけ困っていることがあります。それは、会う度に私の服や持ち物を真似してくることです。
 
旦那はお兄さんとの二人兄弟で、お兄さんはまだ結婚していません。だからか、お母さんは、初めての娘ができたと言って、結婚したときにとても喜んでくれました。 私もそんなお母さんのことは嫌いではありません。
 
でも私が履いていたスカートを見て「かわいい!どこの!?」と聞いてきたかと思いきや、同じものを買って次に会うときに履いてこられたのです。
 
一度だけならまだしも、その後、バッグやコート、リップでもやられてしまい、怖くなってしまいました。
 
すごく嫌なのですが、真似しないでください、とも言えず、どうしていいのか分かりません。関係も壊したくはないので、我慢するしかないのでしょうか。
フーコさん(30代・女性)
編集部より:お義母さん、フーコさんのことが大好きなんでしょうけど…。距離感、ちょっと気にしてほしいですね。
日常のプチストレス
なぜそっちがキレる?
途中駅で若い男女(付き合っているかは不明)が乗ってきて、楽しそうに会話。そこまではほほえましかった。
 
ところが、目の前に吊革があるのに掴まず、女性のほうが自分に全体重を預けてくる。
 
しかも乗っているのは特急。次の駅まで10分間、その状態が続く。女性は体を預けたままげらげら笑い、その振動が直に伝わってきて相当不快。
 
自分の降車駅に着いても、女性がドアへの通り道を譲らない。
 
やむを得ず鞄で押しのけて降りようとしたら、なぜか女性のほうが苛立って肘鉄を食らわせてきた。
埼玉の会社員さん(40代・男性)
家族との思い出
母の卵焼きはいつもこげていた
母は、料理があまり得意ではありませんでした。
 
中でも卵焼きは毎回どこかしらが焦げていて、形もいびつ。子どもの頃の私は「またこげてる」とお弁当のふたを開けるたびに文句ばかり言っていました。
 
その母が亡くなってしばらく経った頃、自分の子どものお弁当にふと母の味を再現してみようと思い立ちました。ところが、これがどうしてもできない。何度焼いても、いびつにも、まだらにも焦げてくれず、憎らしいほどこぎれいに仕上がってしまうのです。
 
理由に思い当たったのはつい最近のこと。
私のフライパンは、買ったばかりの新品。母のは何年も使い込まれ、あちこちに焦げつきの残ったものでした。あのいびつな焦げは、母の腕ではなく長い年月そのものが焼いていたのだと今になって思います。
 
だとしたら、いつか私にも作れる日が来るのかもしれません。この新しいフライパンを母と同じ時間だけ使い続けたら、その頃にはきっとうちの子が「またこげてる」と、私に文句を言っているのでしょう。
 
それでいいのだと思います。私は今、少しずつ母に近づいている途中なのですから。
雅さん(40代・女性)
夫婦の本音
洗濯物を畳めない妻
妻が洗濯の畳み方を知りません。そんなことまで、毎日遅くまで働いて疲れている私が教えるべきなのでしょうか。
 
私は妻と8カ月の息子と3人暮らしの会社員です。
 
最近帰宅すると洗濯物がソファの上でぐちゃっと固まっています。(このソファは妻のお気に入りで、ねだられて私が買ったものなので、これを洗濯もの置き場にされているのも私は不満ですが、なかなか言い出せず…)
 
一応畳んだような形跡はありますが、隅と隅が重なっていなくて折り目もぐちゃぐちゃ、着るころには皴になっています。こんなTシャツ着て外に出られません。
 
Yシャツなどはハンガーにかけられたままになっていて、私が帰宅後にそのままスチームアイロンをあてているので仕事には出かけられますが、休日友人と会う際に着る服がありません。だからわざわざ私が着るTシャツにアイロンをあてています。
 
昔はこんなことなかったと思うので、妻も畳み方を知らないというわけではないと思いますが、育児などの忙しさの中で忘れてしまったのか?と思っています。
 
子育てが大変なのもわかりますが、せめて洗濯物を畳むぐらいはしてほしいのですが…。私はいったい妻になんと言えばいいのでしょうか?
246さん(40代・男性)
あなたの書いた作品が70万人に届きます
今だから言えること
私の親友へ
学生時代、とても仲の良い親友がいました。
 
出会いは中学1年生のときです。私は中高一貫の学校に通っていたので、親友とは6年間一緒でした。
初めて話したときから、なぜだかとても気が合って、毎日何を話していたのか、今思い出しても笑ってばかりいた気がします。
 
大学は別々のところに進みましたが、それでも何かあるとすぐに連絡して、しょっちゅう遊んでいました。
 
ですが、大学を卒業し、就職、結婚をしたあたりから、お互い忙しくなり、なかなか会えない時期が続きました。年に1度は会えていたのが、電話になり、ついに年賀状のやり取りだけになってしまいました。
 
そして15年ほど前、年賀状にもうじき旦那さんの実家がある関西に引っ越すと書かれていました。旦那さんのお父さんの介護の関係で、落ち着いたらまた連絡すると書かれていましたが、それっきりになってしまいました。
 
私も家事や子育て、仕事に追われていて、いつか連絡しようと思いながら、そのままにしてしまいました。今になって、それをとても後悔しています。
このあいだ、久しぶりに携帯に電話をかけてみました。でも、番号が変わってしまったのか、繋がりませんでした。旦那さんの実家の住所も、私は知りません。
 
元気でいるかな。あのころのこと、あなたもたまには思い出してくれているかな。
 
あのころ一緒に笑っていた時間は、私にとって大切な思い出です。もしまた連絡をくれたら嬉しいです。ずっと忘れてないよ、と伝えたいです。
花みずきさん(50代・女性)
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あなたにも、ありませんか?
ゴールドライフオンラインでは、生身の人間にしか紡げない“リアルなストーリー”を求めています。
立派なエピソードでなくても、長い文章じゃなくても、OK!
ちょっと聞いてほしい本音や、日常のモヤモヤをつぶやくだけでも大歓迎です。
あなたの“言葉”を聞かせてください!
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