ひさびさに美容院を訪れた。年を経て髪もめっきり薄く少なくなっていたからである。混んでいて大分と待たされて、ようやく大きな鏡の前に座った。目の前に見慣れない顔が大写しになった。体全体に比べて頭が大きく、顔は顎骨が張っていて横広でとても大きい。眉や髭が濃く硬く、常日頃街で見慣れた顔とは全く違う作りであった。ただ一点、くっきりとした二重瞼だけが救いであった。奄美大島や沖縄及びアイヌ民族には、本土日本(…
歴史・地理
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『祖国日本に望む』【新連載】稲田 寿太郎
私が中学生の頃、奄美大島では学者や英雄を崇め、資格や学位を重視し、警察官が恐れられていた。それはその職に就いた人々が皆……
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『幻の女帝 飯豊青郎女』【新連載】福ゐ 行介
倭国において鉄は貴重で、本来は大王が民へ分配する決まりだった。しかし葛城氏は大王家とは別の方法で鉄を入手していた。これが……
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『寄港地』【新連載】北野 恭弘
「5万ポンドくらい?」「とんでもない! 桁がひとつ違うぜ」有名な作家の草稿、その価値は“車1台分”とも言われ……
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『近江日野商人と絹の道』【新連載】園城 心清
なぜか地元の特産品とされる「日野絹」——「日野にはそんな歴史はない。」内池村(現日野町)出身者が断言する理由は…
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『平成・令和社会への違和感と伝統的価値観の復古』【新連載】有田 仁
2022年7月に急逝した安倍晋三内閣総理大臣。彼は「皇統」の課題に対してどのような考えだったのか。それが垣間見える文章が……
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『ブルー、ヘヴンリー・ブルー』【新連載】蓬莱 ゆふき
アフリカ民族の寿命は短い。生まれても体が小さく、栄養失調で死ぬ子どもは3割以上。コレラやHIVも蔓延し、平均寿命は30代後半だ
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『虫を追って、祖国を想う』【新連載】韓 昌道
ついに機会を得た――5年前、約90日間の「祖国」滞在を予定し、準備万端だった。しかし、当時の対日情勢は厳しく……
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『愉しい旅を! Enjoy Your Flight! 〜ハルの世界漫遊記〜』【第7回】武内 晴義
大人しそうな文通相手の女性に会いに行くと…時速110キロでぶっ飛ばされた。しかも野生動物の亡骸だらけの道を走り始め…
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『新事記』【第8回】吉開 輝隆
地球の誕生は46億年前といわれているが、天地の創成は、そのような数字でいいあらわせるものではなく…
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『女力士右近』【第8回】関 勝利
きっかけは「写真は自由に使っていいよ」の一言だった…私のことを「もっと知りたい」と思っている彼らの欲求を満たすために……
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『尾張物語』【第8回】浅川 洋
長篠城内は緑に囲まれ、城郭のイメージはすでになかった。内堀や土塁の跡が残り、本丸跡を示す石碑が立っていて…
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『ルーアンの鐘』【第5回】倉富 治郎
「便器のような形の陶器」がルーアンのホテルの部屋にあった。何に使うのかわからなかったが、実はそれは…
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『上古天皇の実像』【第2回】並木 章
歴代天皇の寿命は、延長操作されていたのか──!? 江戸時代後期から約150年研究しても答えが出ない、日本最古の歴史書の謎
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『「アーネスト・サトウ公使日記」と新生・明治』【第2回】山崎 震一
サトウはキリスト教禁令について、三条実美や岩倉具視らと討論したが効果はなく、長崎浦上村の信徒約4,000人は「処分」された
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『遊女蛍』【第2回】小川 賢
絹の布団に包まれて、柔らかい肌をした遊女と一夜を……だが実際は、おかんと嫁を食わせるだけで精一杯。そんな下心は一生…
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『時、見遙かして』【第8回】中村 亮太
日露戦争で活躍した、日本海軍の重巡洋艦、「吾妻」…バルチック艦隊との決戦で、敵艦に致命的な集中弾を浴びせ、戦後に勇名を馳せた。
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『石刻師リョウ 草原を駆ける風』【第5回】雲井 耕
父を残して、戦地から逃れた——ふと振り返ると、私たちの集落には黒い煙が立ち昇っていて…おそらくもう両親は…。
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『極彩の岬』【第5回】熊坂 俊太郎
「このフィルム…何かがおかしい…」戦時中に撮られたはずの映像には、当時ではあり得ない"あるもの"が映っていて…
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『たかちゃん幻想絵巻』【最終回】齋藤 務
「今日は遠出するよ」と祖母に連れられ北海道へ。さらに北上し、シベリアで死んだ息子の遺骨を回収したいと…
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『邪馬臺国と神武天皇』【第7回】牧尾 一彦
奴隷を獲るのは、男たちの仕事だった…これまで獣に向けていた武器を、人間に向ければよかった。