彼─ルチアノ(仮名)─を介して初めて覗き見ることができた、世界の映画界の裏側は、なかなか興味深いものでした。ローマの夏といえば、イタリアのスターたちとハリウッドなどの一流映画関係者が集い、きらびやかな社交場へと一変します。私も彼の計らいで、いろいろな大スターとの面識を得ましたが、どのスターたちも、多くの場合、スクリーンで感じた人間像とは大きく違っていました。これは、別に驚くことではないのです。ス…
歴史・地理
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『ときめくイタリア紀行』【第3回】高橋 文子
スターはみんなナルシスト? 自らの美貌に酔いしれた男たち。そんな男たちもスクリーンを出たら、まるで別人のようで......
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『義満と世阿弥』【第4回】貝塚 万里子
12歳の能役者・世阿弥に心を奪われ、興奮醒めやらぬ二条良基(55歳)の手紙「…この手紙は読んだらすぐ、火中に入れて下さい。」
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『九頭龍王 オホト』【新連載】森長 美紀
戦乱に敗れ、命からがら倭へ渡来した人々が築いた北陸の大国・越王国。同じ時期、大和地方でも王国や豪族連合が形を成してきて…
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『我が陣営にあるべし』【新連載】林口 宏
徳川家康・天下太平の影に三河牢人!? …300年以上続く「徳川家」「水野家」の協力関係、その始まりの言葉が「我が陣営にあるべし」
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『紫式部日記を読む』【新連載】神明 敬子
【紫式部の謎】生没年不明。出仕の年も確定せず、『源氏物語』のどの部分をいつ書いたかも不明。さらに『紫式部日記』には…
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『カイト地名と縄文遺跡 謎の関係』【新連載】井藤 一樹
【民俗学・カイト地名】垣内、貝戸、会津……漢字は違うが、日本全国に見られる地名。そこにどんな意味があるのか?
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『プリマドンナ・デル・モンド』【新連載】稲邊 富実代
見知らぬ若者に釘づけになった。不思議な力に吸い寄せられるように歩み寄り、射るように見つめた。若者は、眉一つ動かさなかった。
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『ぼくとマンゴとエルマーノ』【新連載】マイク 峯
戦後・日本が貧しかった時、家族はドミニカ共和国への移住を決めた。「カリブの楽園」と謡われた国で物語は始まる―。
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『僕の古代史』【第11回】橋本 正浩
「日出ずる処の国の天子が書を日没する処の天子に致す......」鮮卑族の王朝に対して、変わらぬ姿勢で対等交流。
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『屋久島、そして雲ノ平へ』【第11回】小梨 里子
陣痛で叫ぶ私の横で、夫は涙を流していた。痛みの中で、私は「この人、いい人だなあ」と改めて感じていた。
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『忘るべからざることども』【最終回】稲田 寿太郎
朝鮮が歩んだ近代化への道のり 傍若無人にふるまう欧米諸国を目の当たりにし、金玉均は近代化を試みたが最後は捕らえられ......
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『『幼学綱要』を読む』【最終回】河野 禎史
【幼学綱要】「朕は何も心配することがない。天下を平定することは、すべて委ねる」と言われ、天下統一を計画し始めた岳飛だが…
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『私訳秘事作法「薬子の変」 』【最終回】花山 天女
全てを奪い去られ、最後は憤死に追いやられた早良の怨み。これが、長岡京を10年足らずで捨て、僅か数キロ先の地へ都を移した理由
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『縁 或る武家のものがたり』【第6回】伊藤 真康
「これより大坂へ出陣する!」鉄砲隊を率いる足軽頭たちが、白石城に続々と集結。揃ったところで、いよいよ総出陣の運びとなった
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『陳璧君 考』【第2回】築地 邦輔,築地 信二
ハレー彗星、地球に衝突? 1910年4月、噂に怯えながらも兄と見た一生に一度の忘れられない光景
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『巡礼の道・フランチジェナ街道』【第2回】廣田 司
まだ知られていない、イタリアの魅力。古くから人をつなぎ、架け橋と呼ばれた街道の歴史に迫る
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『秘められた真序小倉百人一首』【第10回】野田 功
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『幻殺』【第14回】本間 蒼明
「これで室町幕府は崩壊した。元亀の年号をすぐさま改元する!新元号を『天正』と改元するよう、朝廷に奏請せよ……」と命じた信長
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『漫画 渦巻いて 三河牧野一族の波瀾<古白編>』【第4回】岩瀬 崇典
川の土手でうとうとと寝入ってしまっていたところ「助けてー!」と言う声がして飛び起きると女性と子供が川に流されていて…
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『たかちゃん幻想絵巻』【第3回】齋藤 務
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