【前回記事を読む】蓮如の布教以後、浄土真宗一色に塗りつぶされていった「真宗王国」矢作川流域。この地を治めたのは、徳川家康の祖先である松平氏で…蓮如は応永二十二年(一四一五年)、京都東山本願寺に浄土真宗宗祖親鸞聖人より七代目の存如 (ぞんにょ)の長男として誕生している。母の名は伝わっていないが、本願寺の下働きをしていた女性との間に生まれたとの説がある。六歳の時、父・存如が正妻を迎えることになると、…
歴史・地理
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『我が陣営にあるべし』【第3回】林口 宏
時は明応、五百年前。三河の鷲塚村で西条吉良家に仕えた片山家は、数多の戦で名を挙げた。新田義貞公の家紋も掲げたその勇姿――
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『紫式部日記を読む』【第3回】神明 敬子
【紫式部日記】「おなじ心なる人」へ送る手紙としての長編日記──敬語表現と詳細な人物描写に込められた思いとは…
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『カイト地名と縄文遺跡 謎の関係』【第3回】井藤 一樹
【カイトの謎への四つの仮説】柳田国男も解明できなかった謎多き地名。飽くなき探求心が私たちを地名研究の魅力へと引き込む――
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『プリマドンナ・デル・モンド』【第3回】稲邊 富実代
もう彼は帰っただろう、と思って振り返った。その途端、無言でこちらを見つめている彼と目が合い、慌てて本に目を落としたが…
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『ぼくとマンゴとエルマーノ』【第3回】マイク 峯
ドミニカ一日目の朝。食卓にあったのは日本では貴重なバナナ! 慎ちゃんは弟たちと一緒に「うああ、バナナっておいしいねえ」
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『GWピックアップ』【新連載】原田 和幸
江戸時代の標準的な大名庭園…東京・文京区「六義園」の魅力
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『陳璧君 考』【第4回】築地 邦輔,築地 信二
革命運動の裏には必ず刺客の暗躍がある。来訪中の孫文を訪ねてきたのは孫竹丹(そんちくたん)というスパイ嫌疑のかかった男で...
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『巡礼の道・フランチジェナ街道』【第4回】廣田 司
~コロナ禍のイタリアで280km歩いた話~2021年1月、ローマはまだロックダウン下。人気のない街からスタートした。
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『秘められた真序小倉百人一首』【最終回】野田 功
【百人一首 考察】100首の歌の並び順を替えると、壮大な物語が現れる!? やまとの自然の姿が引き起こす様々な想いとは…
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『縁 或る武家のものがたり』【第8回】伊藤 真康
「もはやこれまで。殿…今わたくしも参ります」――大坂夏の陣、轟音が響く大坂城内。我が子をかかえて震えていると、夫の凶報が…
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『ながれ星 冬星』【第2回】石田 義一郎
橋を渡ろうする母子から通行料を取ろうと、男が子供に手を伸ばした瞬間二人の間に割って入ったのは…
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『沈んだ大陸』【第2回】柴 正博
沈んだムー大陸に動物たちは渡ったのか?最新科学で読み解く“失われた陸地”の真実
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『新事記』【新連載】吉開 輝隆
朝、痛みと共に目を覚ますと老人がいるではないか。老人は唐突に「われは、伊弉諾(いざなぎ)の尊(みこと)であるぞ」と大声で言いだし......
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『女力士右近』【新連載】関 勝利
かつてないほど注目を集める女相撲。小柄ながら関取となった彼女はまともに相撲で勝負せず...
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『漫画 渦巻いて 三河牧野一族の波瀾<古白編>』【第6回】岩瀬 崇典
春の夜は静かだ。宴も終わり忠家と忠高は月明かりを背に牧野家の墓標に手を合わせた
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『尾張物語』【新連載】浅川 洋
国宝の十一面観音菩薩像に再会。この一円は織田信長による浅井長政攻めで戦火に見舞われ、堂宇は焼き払われたものの村人が…
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『時、見遙かして』【新連載】中村 亮太
愛らしい手工芸品のようなこの古地図を頼りに、これより舞鶴をめぐる
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『たかちゃん幻想絵巻』【第5回】齋藤 務
鈴を持ったおばあさんの姿が見えてしまい、身体が硬直した。この近所では、子供を探す鈴のおばあさんの幽霊の話が…
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『仮説社会の欧米、枠社会の日本』【第3回】墨崎 正人
通り一遍の番組を飽きもせず見る「日本の文化」――日本人はそこから幸福を感じる一方で、外国人は煩わしく感じている?
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『岐路』【第3回】田中 建彦、田中 充恵
「余は朝廷にお味方しようと思う」十八歳の藩主は決然と口にした。それは彦根藩井伊家が徳川家に反旗を翻した瞬間だった