【前回の記事を読む】殺害犯の可能性がほぼ消えた第三の人物だったが、刑事たちは最後の詰めをしにその男のもとへと向かっていた「よく、覚えていますね」「当たり前よ。刑事さんが探しているって聞いてから、あの日の事を何度も考えてみたもの」「ジョセフさんの部屋に行くまでに、誰か見ませんでしたか?」「誰にも会わなかったわ。人に見られないように、遅い時間に行って階段を使っているんだから。ただ、いつだったか三階の…
[連載]不確かな真実
-
小説『不確かな真実』【最終回】和亭 正彦
第三の人物、通称ケンジにのアリバイ確認。そして捜査本部に激震!「伝えたいことがある」と自ら出頭してきたのは…
-
小説『不確かな真実』【第21回】和亭 正彦
殺害犯の可能性がほぼ消えた第三の人物だったが、刑事たちは最後の詰めをしにその男のもとへと向かっていた
-
小説『不確かな真実』【第20回】和亭 正彦
"情緒不安定だった娘"に再び向けられる疑念──飯島めいの過去を問う刑事に、父親は不信感を募らせ…
-
小説『不確かな真実』【第19回】和亭 正彦
飯島の父の冷静な応答に焦る田所刑事。"ごまかしは利かない"と悟り、ついに核心への聞き込みを決行
-
小説『不確かな真実』【第18回】和亭 正彦
事情聴取中に見せた態度の豹変ぶりが忘れられず…再び刈谷へ飛び、飯島めいの過去と父親への接触を試みる!
-
小説『不確かな真実』【第17回】和亭 正彦
第三の人物の手がかりを求め、新宿二丁目のバー『グラディエーター』に聞き込みへ。だがオーナーの反応は…
-
小説『不確かな真実』【第16回】和亭 正彦
もう一度写真に対する反応を確かめたい――刑事たちは、再び疑惑の人物・田代のもとへ向かうことに
-
小説『不確かな真実』【第15回】和亭 正彦
思わぬ手がかりに喜びも束の間、再び遠のく真相。飯島めいの過去に隠された秘密とは?
-
小説『不確かな真実』【第14回】和亭 正彦
ホンボシは誰だ?ゲイバー『グラディエーター』に通う大使館員・ジョセフの動向と謎の第三の人物に迫る
-
小説『不確かな真実』【第13回】和亭 正彦
未だ正体が分からない"第三の容疑者"。接点はあるのか?中米小国の大使館員の身辺捜査が密かに続けられ…
-
小説『不確かな真実』【第12回】和亭 正彦
金の出どころはどこから?給料だけでは暮らせないはずの豪華な暮らし、浮かび上がる金銭トラブルの影
-
小説『不確かな真実』【第11回】和亭 正彦
他の容疑者の捜査が進む中、忘れられかけていた飯島めいの存在。しかし、二人の刑事には簡単に捨てきれない違和感が残っていた
-
小説『不確かな真実』【第10回】和亭 正彦
一瞬の表情の変化と動揺を見せた田代。――そして、目撃情報がなかった第三の人物の捜査にようやく進展が…!
-
小説『不確かな真実』【第9回】和亭 正彦
成立したように思えたアリバイだったが――「その後、どうされました?」刑事は煽るように問いただす
-
小説『不確かな真実』【第8回】和亭 正彦
明かされた"カズコブランド"との確執の裏側――そして田代のアリバイは本当に成立するのか?
-
小説『不確かな真実』【第7回】和亭 正彦
ついに事情聴取へ――離れた場所で目撃情報があった田代だったが…果たして事件の核心に迫れるのか
-
小説『不確かな真実』【第6回】和亭 正彦
「すぐには行けません」防犯カメラに映った人物に酷似した男。任意の事情聴取を依頼すると、芝居がかった態度で答えた。
-
小説『不確かな真実』【第5回】和亭 正彦
被疑者にはアリバイと思しき証言が浮上。それでも疑いをを捨てきれない刑事がとった行動は。
-
小説『不確かな真実』【第4回】和亭 正彦
二度目の事情聴取に呼ばれた女性。捜査協力者から一転、容疑者として取り調べられると態度が急変し…。
-
小説『不確かな真実』【第3回】和亭 正彦
犯人は被害者と親しい人物…?セキュリティーの厳重な高級マンションに侵入した方法とは
- 1
- 2