今日は金曜日で磯吉商店は宴会の予約で大忙しだ。お店は通りに面した南半分は鮮魚店、北半分は宴会場となっている。鮮魚店調理場の奥が厨房になっていて、板前数人が宴会用の料理を忙しく調理しているところだ。ジューっと天ぷら油の中でエビが揚がる音、好い匂いと共に煮炊きのグツグツいう音、出来上がった料理の香ばしい匂いなどが厨房を満たしている。板前の調理台の横に置かれた盛付台では妻キヨと女性パート従業員たちが、…
昭和の記事一覧
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小説『海のように深く、大地のように温かい』【第3回】天馬 ときわ
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小説『海のように深く、大地のように温かい』【第2回】天馬 ときわ
喉がカラカラの暑い日に飲むキンキンに冷えたラムネは最高!
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小説『海のように深く、大地のように温かい』【新連載】天馬 ときわ
古き良き時代の城下町、常磐町。この町の魚屋・磯吉商店の物語が今始まる
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小説『金の顔』【最終回】菊野 啓
母と子の関係はあらぬ方向へ発展しつつあります。
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小説『金の顔』【第33回】菊野 啓
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小説『金の顔』【第32回】菊野 啓
映画でも観に行かんで
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小説『金の顔』【第31回】菊野 啓
タミちゃんはパパのお宝だよ
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小説『金の顔』【第30回】菊野 啓
旅館はどこにでもあるけんど、偉人はめったにおらんもん
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小説『金の顔』【第29回】菊野 啓
このまま学校へ行かなくてすめばいいのに
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小説『金の顔』【第28回】菊野 啓
長女を百姓屋へやったことを、心底後悔していた
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小説『金の顔』【第27回】菊野 啓
どんな相手も母を超えることはできなかった
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小説『金の顔』【第26回】菊野 啓
大きな風呂敷包みが母の背中に乗っていました
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小説『金の顔』【第25回】菊野 啓
祖父はせせら笑い、祖母は無視を決め込みました
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小説『金の顔』【第24回】菊野 啓
血縁関係を疑うほど似ていません
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小説『金の顔』【第23回】菊野 啓
取って付けたような涙は偽物です
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小説『金の顔』【第22回】菊野 啓
痛くないのが死だと納得しました
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小説『金の顔』【第21回】菊野 啓
即席ラーメンは夢のような食べ物だった
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小説『金の顔』【第20回】菊野 啓
放射能は身体に良いとさえ思われていた
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小説『金の顔』【第19回】菊野 啓
歯医者が嫌いなので放置してありました
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小説『金の顔』【第18回】菊野 啓
阿呆の一つ覚えみたいに「救急車」を繰り返す
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