【前回の記事を読む】やはり、光秀に謀反を起こす気持ちは全くなかった。そうなると一番疑わしいのは羽柴秀吉ということに……それだけではない。この書状は一般的には宗易が政治に関心を示すようになったと解釈されており、『信長の誤算』の著者も宗易が秀吉の情報をほしがっており、それを少庵が知る立場にあったと考えておられるようだが、この書状はそれだけに留まらない。すなわち、少庵はただ単に秀吉との連絡係だったので…
歴史の記事一覧
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歴史・地理『嵌められた光秀』【第6回】根木 信孝
本能寺の変に千宗易(利休)の影? ただの茶人が異例の出世を遂げた理由
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歴史・地理『いにしえの散歩道』【第9回】大津 荒丸
古代の天皇は異常すぎるくらい長生き?! その謎を解くカギは古代中国で使われていた暦にあった
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歴史・地理『日本神話における「高天原」とは何か!?』【第11回】松浦 明博
なぜ『高天原』の読み方は分かれたのか――『たかまのはら・たかあまはら』の背景
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小説『兎角儚きこの世は』【第8回】白井 忠彦
暴君となった王は、かつての気高き心を取り戻すことが出来るのか。握った刀の行き先は…。
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小説『九頭龍王 オホト』【第5回】森長 美紀
羽衣を脱ぎ長い髪を束ね剣を舞う姫君 その美しさに越の人々が息を呑んだ春の宴
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小説『刀の反り』【最終回】大髙 康夫
命がかかっているのに――盗賊に狙われた呉服屋の用心棒を依頼された。だがその手間賃は、命がかかっているわりに安過ぎて…
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小説『縁 或る武家のものがたり』【第10回】伊藤 真康
燃え落ちる大坂城を背に、阿古姫と幼子たちは仙台へ。彼女を訪ねてきた意外な人物とは――?
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小説『ながれ星 冬星』【第4回】石田 義一郎
その瞬間、ごろつき連中にやられて倒れていたはずの男の目がバッと見開いた。目をつぶったままの少女を見た瞬間だった。
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人生論『「心の路」歴程』【第2回】葉丹安 和英
邊地順礼の信仰特徴は複雑怪奇で、相互受容的。邊地順礼にある信仰の核は観音信仰だが他にも多くの信仰宗教が入り込み融合された
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小説『尾張物語』【第3回】浅川 洋
「僕ね、白川さんから返信が来るなんて思っていませんでした」「私だって、返事が来て会ってくれると知ってちょっと驚きました」
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小説『時、見遙かして』【第3回】中村 亮太
【舞鶴市の歴史】戦争下に東西が合併した街――海軍都市と旧城下町が共存した昭和の舞鶴とは
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歴史・地理『嵌められた光秀』【第5回】根木 信孝
やはり、光秀に謀反を起こす気持ちは全くなかった。そうなると一番疑わしいのは羽柴秀吉ということに……
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歴史・地理『いにしえの散歩道』【第8回】大津 荒丸
日本古代史を再考する『記紀』の読み方―。「倭王武=雄略天皇」説が広く流布されているが、これが成立しないとなると...
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歴史・地理『日本神話における「高天原」とは何か!?』【第10回】松浦 明博
聖なる世界としての高天原は「たかあまはら」、あるいは「たかあまのはら」と読むのが自然である
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小説『宮本武蔵と忍びの者』【最終回】石崎 翔輝
十蔵は里の娘との男女の経験はあったが、これが『本物の女』ではないかと思った。つまり己はまだ『本物の女』を知らないのだ
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小説『兎角儚きこの世は』【第7回】白井 忠彦
民の希望を背負い堕落した王へ挑む最後の賭け――雨を呼ぶ導師がもたらす奇跡と、かつての聖君を取り戻そうとする家臣の覚悟
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小説『九頭龍王 オホト』【第4回】森長 美紀
越大王オホトには八人の妃がいて、しかもどの妃も自身の子供を王族・社会の一員として育てている
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小説『刀の反り』【第11回】大髙 康夫
飢えと誇りの狭間に生きる浪人・須田猛之進。江戸の片隅、裏長屋に身を寄せる男が剣に託した一縷の望み
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小説『縁 或る武家のものがたり』【第9回】伊藤 真康
「我が殿に一度刃を向けようとも、いずれ必ずや皆残らず味方とする」老将はそう言って落ち延びた敵方の妻子を迎え入れた
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小説『ながれ星 冬星』【第3回】石田 義一郎
「おう熊、かわいがってやれ!」 巨漢は唸り声を上げ、男の背中に尻を落とした。大きな衝撃が橋全体を包み、関節のきしむ音がした――