カトマンザカトマンザに狢が来た日、深い海のように青くたゆたう闇の中で、トーテムポールとトーテムポーラがずいぶん楽しそうにお喋りしていた。その声は周囲には娃娃娃(あああ)としか聞こえない。ポールとポーラの間を通り抜けるとそこにはカトマンザの精神(スピリット)、巨大な目(スーパージェントル)が赤々と燃える暖炉の炎を映しながら秒速七十ミリメートルでまばたきしている。みんなは彼のことをスージーと呼んで敬…
新着記事一覧
-
小説『モータル』【第4回】伊藤 美樹
これは夢?それとも現実?何度も夢で見た光景が目の前に広がり…
-
歴史・地理『忘るべからざることども』【第11回】稲田 寿太郎
朝貢制度にするも中国貨幣は基軸通貨にならず。足りなかったのはマクロ経済の考え方!?
-
小説『羊を食べ尽くした男 中国仏教衰微の日』【第14回】山亀 春久
勝利目前の夜。連れてこられたのは見目麗しき成徳節度使の姑で…
-
小説『雲海のエガミ』【第13回】こた
『みんな帰ろう』と響き渡る歌声。その響きは全ての者達の動きを止めた
-
小説『標本室の男』【第4回】
珍しくウイスキーを飲んだ夜。うたた寝し目を覚ますと、診察室のドアが開いていて…。
-
小説『千恵ねえちゃん』【第12回】城 唯士
急遽、コンクールのメンバーに抜擢!? 新しい楽器と共に猛練習!
-
エッセイ『遠い夢の向こうのママ 毒親の虐待と夫のDVを越えて』【第13回】かおる
衝撃の告白…下宿先で「あんたの本当のお母さんは、あたしよ」
-
健康・暮らし・子育て『『幼学綱要』を読む』【第12回】河野 禎史
嘘の宣託を拒んだ清麻呂。辺境で殺されそうになるが…!?
-
エッセイ『プレナイト』【第13回】天乃 神龕
幸運かもしれないし、不幸かもしれない。家族でも捉え方は人それぞれだ
-
小説『お母さんの煮しめ』【最終回】江川 知弘
懐かしそうに煮しめを見つめて言った父「だって、煮しめには特別な思い出もあるしね」
-
小説『近づく果実 』【第12回】鈴木 寂静
嬉し恥ずかし緊張の書道塾。シャボン玉がすうーっと空に溶けたように気分は晴れやかに
-
小説『ラガーマン ジャッカル翔』【第12回】上山 照
賊、返り討ちにあい大慌て。想定外な事態に手榴弾使って逃走
-
小説『カトリーヌと囁き森』【第13回】智佳子 サガン
天罰が下った牧師の奥さん。不幸中の幸い、島を出るのが延期に
-
小説『ヒミツのレクイエム』【第17回】氷満 圭一郎
怒り炸裂、枕パンチ!過去の自分には快感、今の自分にはいい運動
-
エッセイ『59才 失くした物と得た物』【最終回】有村 月
1周忌に現れたダンナの化身?!トンビ。「再婚OK」を胸に「おひとりさま」を生きる!
-
小説『ホロス』【第2回】rim.
詩集「ホロス」より三篇
-
小説『司法崩壊! ~刑務所が足りない!起訴できない!~』【第2回】利根川 尊徳
「ここは日本の姥捨て山です」刑務所で介護されるために罪を犯す人々…【小説】
-
小説『普通の男、浩狙われる!』【第2回】上山 照
し、死んでいる!! 電車で寝ている男性を起こそうとしたら仰天!
-
小説『星空の下で』【第13回】つむぐ
会って、想いを伝えたい。でもバスの中に彼の姿は感じられなかった…。
-
エッセイ『ALSなんか怖くない』【第12回】堀内 昌子
【闘病記コンテスト大賞作】みなさんのお墨付き介護タクシーで準備万端。『原辰徳監督』に会いに行く!