応仁の乱から室町幕府の威光が陰り、日本各地に戦国武将が群雄割拠していた一五五八年十一月末。その群雄の中に、伊豆・小田原を領有し、さらに関東へ領国を拡げようとしていた北条氏がいた。北条氏領国の一角、ここ足柄(箱根と小田原の間)に忍者が暮らす里があった。風祭 (かざまつり)という地名の近くの風間(かざま)村(風間谷)には、約二百世帯の忍者の集団が住んでいた。この里を統括するのは、風魔忍者の頭目、四代…
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小説『忍者風魔 ~戦国時代を生きた風魔小太郎~』【新連載】鏡本 ひろき
戦国時代、忍者の住む風間村。少年は下忍として初めての仕事に心を躍らせていた。
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【時代小説】買い物をした古手屋は、忍びのつなぎの場所だった…
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小説『犬の三楽斎』【第5回】上泉 護
「穢多だろうが非人であろうが、人である事に変わりあるまい」
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小説『幸村のむすめ』【第11回】伊藤 清美
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小説『幸村のむすめ』【第10回】伊藤 清美
娘のように愛しいかったが…美しくなっていく阿梅への「苛立たしさ」
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小説『犬の三楽斎』【第3回】上泉 護
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小説『幸村のむすめ』【第9回】伊藤 清美
【小説】衰弱しきった殿の姿…涙をこらえる家臣たちとの会話
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小説『犬の三楽斎』【第2回】上泉 護
「何ですかその犬は?汚らわしい」周りからの風当たりが強い中、孤独に生きていた源五郎は…
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小説『幸村のむすめ』【第8回】伊藤 清美
「知略縦横の名参謀!」語り部たちが談ずる片倉小十郎の過去
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小説『幸村のむすめ』【第7回】伊藤 清美
「我がせがれながら愛想がつきるわ!」病床の殿が声を荒げたワケ
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小説『犬の三楽斎』【新連載】上泉 護
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小説『幸村のむすめ』【第6回】伊藤 清美
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小説『大江戸弘メ帖 第一編 東錦絵』【最終回】渋谷 松雄
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小説『幸村のむすめ』【第5回】伊藤 清美
【時代小説】心根の強い少女への複雑な思い「この子が男だったら…」
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小説『大江戸弘メ帖 第一編 東錦絵』【第10回】渋谷 松雄
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小説『幸村のむすめ』【第4回】伊藤 清美
逃がすこともできたのに…彼女を見て気付いた「阿梅を城にとどめた理由」
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小説『大江戸弘メ帖 第一編 東錦絵』【第9回】渋谷 松雄
台詞回しや所作の上手さじゃない…ご見物の神様となる「本当の役者」とは
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小説『幸村のむすめ』【第3回】伊藤 清美
敵方から託された娘…武将の父の元に生まれた子たちの運命とは
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小説『大江戸弘メ帖 第一編 東錦絵』【第8回】渋谷 松雄
当時の江戸の人々は「女が美しいのは京都」と誰もが思っていた