翌日の朝、聡順は百合を伴って雪斎先生の学問所に行った。「これが、先日お話し致しました、唯ノ介にございます。唯ノ介、ご挨拶しなさい」「木村唯ノ介にございます。よろしゅうお願い致します」百合は精一杯男っぽく挨拶した。「ほう、これが唯ノ介か。なるほどしっかりしておるように見えるな」「いやまだまだ子供でしてな。厳しくご指導下さい」「ふむ、ちょうど唯ノ介と同じくらいの年頃の子が、二人入門したので、三人…
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小説『遥かなる花』【第10回】佐々木 祐子
「姉上は、お元気になられます」と言い聞かせるように言った。
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小説『遥かなる花』【第9回】佐々木 祐子
「母上は決して病気にならないで下さい。お願いです」
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小説『遥かなる花』【第8回】佐々木 祐子
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小説『遥かなる花』【第7回】佐々木 祐子
ほっとすると同時に…「父親」の気持ちとは複雑なものなのだ
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小説『遥かなる花』【第6回】佐々木 祐子
鶯が盛んに鳴いている…田んぼには青々と稲が育っていた
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小説『遥かなる花』【第5回】佐々木 祐子
百合、あなたはれっきとした女の子なのですからね。
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小説『遥かなる花』【第4回】佐々木 祐子
父の質問「それほど学問がしたいか」…百合は迷いなく答えた
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小説『遥かなる花』【第3回】佐々木 祐子
「百合、ちょっと話がある、ここに来なさい」聡順が呼ぶ。
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小説『遥かなる花』【第2回】佐々木 祐子
「きっとあの子は私に似たのでございましょう」母の深雪は…
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小説『遥かなる花』【新連載】佐々木 祐子
小幡家の末娘である百合は、たいそう男勝りな性格で…