【前回記事を読む】女は天を仰いで、あざ笑った。「あなたが今飲んだ果実酒には、“あるもの”を入れていたの」と高笑いして、欲望のままに…ソフィアは小柄な老婆を連れて寝室に戻ってきた。老婆は深紅(しんく)のドレスをまとい、骨を細工した杖をついていた。首に色とりどりの宝石を連ねた首飾りを下げている。老婆が口笛を吹くと、どこからともなく三人の女神が現れ、ルシフェルの前にひざまずいた。老婆は尖った長い爪を立…
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小説『Angel Story もう一つの創世記』【最終回】八百原 起也
深紅のドレスをまとい、骨を細工した杖をつく老婆。何かブツブツ唱え始めたと思うと、「まだだ、まだ足りぬ。早く早く!」と…
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小説『夜幻水鏡抄』【第9回】堀内 ナオミ
学校帰り、いつも眺めていた「赤いチューリップのお家」――普通の家族に憧れた少女は、なぜ排水口に上履きを突っ込んでしまったのか
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小説『差出人は知れず』【第38回】黒瀬 裕貴
いかがわしい店が並ぶ歓楽街を待ち合わせに指定され…現れたのは少女だった。「会ったばかりで不躾ですが、お願いがあります」と…
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小説『魔界のアリス』【第3回】のはら きつね
「先生は手術で僕を助けてくれたのに」そう言う少年の顔を、優秀な外科医はなぜか思い出せず……
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小説『顕治とチピタ』【第11回】菊池 亮
地名と住所を伝えるだけで、彼女は“必ず”指定場所に現れる…スマホで自由に会えると思う私も、海外旅行先まで現れた彼女に違和感を覚え……
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小説『差出人は知れず』【第37回】黒瀬 裕貴
「死神」について調べていたが、都市伝説でしょ?と同僚に笑われた…匿名掲示板を閉じようとしたその時、ある書き込みに目を奪われて……
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小説『差出人は知れず』【第36回】黒瀬 裕貴
「せめて、若菜だけは…」火の手が迫る中、防塵マスクを外して孫娘の口元へ…祖父が守りたかった娘は、その後——
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小説『千年の密約』【第7回】藤基 寛
誕生日に死ぬと告げられた女子大生は、京都の寺へ――探していたのは、冥界へ行く方法で……
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小説『ディワータの島』【第8回】しのぶひろ
「向こうはマンギャン族の世界なんですよ」錆びて腐りかけた吊り橋を渡ると、埃っぽい集落の奥に“ピンクの異様な建物”が立っていて…
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小説『差出人は知れず』【第35回】黒瀬 裕貴
「女の子ひとり抱えられねぇのか」――火事の中、孫を見つけた祖父。しかし老いた体はすでに限界で……
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小説『アミとアライの詩 銀河系宇宙編』【最終回】太田 祐一
一気に雲が出てきて、稲光があちこちで響き渡り始めた。「後ろの部屋に入りなさい」と言われ、目をつぶって両手を合わせると…
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小説『二十世紀のおとぎ話』【第8回】オー・クンケー
独裁国が国境に押し寄せ、「降伏せよ」と迫ってきた…国王は300年以上もの間、受け継がれてきた国の重要なペガサス像に語りかけて……
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小説『差出人は知れず』【第34回】黒瀬 裕貴
真冬の夜、汗だくで戻った老人が見た“変わり果てた我が家”――妻と孫はまだ中に? 次の瞬間、彼は迷わず……
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小説『新事記』【最終回】吉開 輝隆
天上界のすべての山々が、突然火柱を上げた…呆然と見上げる素の神の耳に届いた“大音声”とは…
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小説『差出人は知れず』【第33回】黒瀬 裕貴
上司に「行ってこい」と言われた場所は…アパートの跡地…? バリケードテープが張り巡らされた立入禁止区域の中には……
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小説『ユメジ』【新連載】草庭 千晴
小さいころから心に棲みつく“ユメジ”――夢の中で会うたび、おれの日常を知っていた
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小説『差出人は知れず』【第32回】黒瀬 裕貴
一人で逃げれば助かったかもしれないのに…発見時、祖父は私を抱えたまま床に倒れていたらしい。最後まで、私が煙を吸わないように…
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小説『天界の者達』【第8回】安田 員壽
神として崇められたゼウスは、元は地上の王だった——一国の繁栄を願ったゼウスの最期は食事も喉を通らないほど苦しみ……
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小説『差出人は知れず』【第31回】黒瀬 裕貴
全身酷い火傷を負ったのに、顔だけ綺麗なままの理由…火があがる孫娘の部屋に駆け込んだ祖父。“顔だけでも”守り抜き、そして…
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小説『ショートショート 神様の願い事』【第4回】近江 侑平
忘れ物を探し、夜の神社へ戻った男…本殿の裏から、何かが蠢く音がする。巫女に尋ねても「“食事”をしていまして……」としか言わず……