「おい、竹村。お前、勝手なことするなよな。俺は正義の味方でも、陰のトラブルシューターでもないんだからな」甲野の後ろ姿に小さく胸元で手を振っている竹村を見上げて文句を言った。竹村は俺の顔を上からのぞき込むと、(え~~)という素振りで首を傾げた。「だって、松岡さん、人助けいっぱいしてきたじゃない。私もその一人だし、他にもたくさんいるじゃない。松岡さんの能力はすごいよ。だから、今回も私、手伝うから何と…
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小説『透視男』【第14回】上田 晄暉
「松岡さん、何してるの?忍者の真似事?」偶然ターゲットの専務が姿を現す。「こいつは手強いな......」
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小説『善悪の彼方に』【第14回】叶浦 みのり
「前回は失火、今回は明らかな放火。偶然同じ団地内だっただけで関連性は薄いんじゃないか」刑事の義兄はそう言うが…
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エッセイ『明日も生きるあなたへ』【第6回】naomi
死亡時刻を聞くと到着3分前。あのトンネルを走り切り、病院まで全速力で走っていれば最後に会えたのに!!
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小説『紅の脈絡』【第6回】水無月 慧子
凄惨な拷問の末、全裸で吊るされた若い男の足元には大きな血だまりが。左目を潰され、失禁。刀身はそのまま男の下半身に向けられ…
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実用『仕事で悩む若者は適応障害なのか[注目連載ピックアップ]』【第13回】野坂 きみ子
職場に求めるのは、自分にとってのやさしい人間関係。言葉の荒い人、苦手な人と、妥協点を見出すように話し合う技術など、ない。
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小説『弔いの回想録』【第6回】松田 浩一
「仮にお前の父親が働けなくなったら? 高校卒業後のこともよく考えろ!」強く諭され…胸倉を掴んだ手に力が入らなくなった。
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エッセイ『運命に寄り添う、そして生きる[人気連載ピックアップ]』【第10回】輪月 舟
荒れ狂う夫の暴挙の中で、私は発作的に自殺を図ったらしく、すんでのところで長男に止められた。離婚したい、死にたい。
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小説『約束のアンブレラ』【第5回】由野 寿和
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小説『溶けるひと』【第23回】丸橋 賢
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小説『愛は楔に打たれ[人気連載ピックアップ]』【第13回】青石 蓮南
「俺の血液型、B型だってさ」と息子に言われ…。誰にも言わずに隠し通していたことが知られてしまった。彼の父親は、元夫ではなく…
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エッセイ『神縁』【第6回】塩谷 灯子
姉の不倫相手のエセ住職。疑う私を「ちょっとこっちに来てやァ」と窓際に連れて行き、小声で言った言葉……抜けた、腰が。
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俳句・短歌『神さまの隣』【第6回】桜井 莉麻
『神さまの隣』より詩五篇「海の底を歩く 見上げれば 水面が 太陽の光に反射して ゆらゆら輝く」
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エッセイ『南半球の三日月』【第14回】久富 みちよ
美醜入り混じるタージマハル。到着するやいなや声をかけてくる観光案内人、一息も付けぬ見学を強いられ.....
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エッセイ『隣る人』【第14回】仲 律子
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実用『人生は化学反応・化学変化』【第11回】丸山 晴男
【理系・理工系】理科、技術、工業科の授業実践! 理科好きな子供から、理工系列の学生・社会人になる道筋がここに…
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小説『上海の白い雲』【第11回】河原 城
1年ぶりの再会に喜んでいる様子はなく...... 帰り道、何に怒っているのか、何が悔しいのか分からないまま大粒の涙が頬を伝った。
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実用『仕事で悩む若者は適応障害なのか[注目連載ピックアップ]』【第12回】野坂 きみ子
「不当な不当感」を抱く若者。自己防衛の意識は強く、仕事の進捗を聞いただけでパワハラと認識されるケースも。
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エッセイ『運命に寄り添う、そして生きる[人気連載ピックアップ]』【第9回】輪月 舟
学生にセクハラ・パワハラざんまいの天下り教授たち。授業中に平気で生徒を中傷。だが彼らは罪を認めず、仲間でかばい合い…
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小説『魂業石』【最終回】内海 七綺
次の材料候補は、迷惑なイキリ男子高校生。私が美しい宝石に変えてあげる。絞殺、薬殺、撲殺、なんでもいい気もしたが…
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小説『約束のアンブレラ』【第4回】由野 寿和
挙式の日取りまで決まっていた婚約者が突然の失踪――自宅にはメモが置いてあり…