9月の新連載のお知らせ
残暑に負けずに!
9月は24作品がスタート!
9月5日(金)
22時~『夢を叶えた、バツイチ香子と最強の恋男』武きき
9月13日(土)
7時~『極彩の岬』熊坂 俊太郎
8時~『見えない眼にサヨナラ! 改訂最新版 白内障手術革命』青山 勝
12時~『夕桜』岡田 公男
14時~『無限の進化 ―星の声を継ぐ少女―』宙音 レイ
18時~『「寄ってよね」に集う人々』髙山 哲夫
19時~『幸福追求道~風の谷のガクセイ~』学生気分
20時~『会話で学ぶ快眠と健康の実践ガイド 夜間頻尿の正体[改訂版]』都田 慶一
21時~『胡蝶夢号の旅 過去を思い、今を見つめ、未来を想う』平野 俊夫
22時~『石刻師リョウ 草原を駆ける風』雲井 耕
9月14日(日)
7時~『「糖質制限・肥満外来」の不都合な真実』中村 巧
8時~『オリオンの3人娘』渋屋 せつこ
12時~『愛と慟哭の果て』和泉 順
14時~『いのちはみんなひとつずつ』西川 清
18時~『光の大輪廻』木谷 諭
19時~『創造職 あなたもクリエイティビスト!』澁谷 城太郎
20時~『ルーアンの鐘』倉富 治郎
21時~『餃子が焼けない』折原 裕
22時~『あなたの歯がなおらない本当の理由』吉川 英樹
9月15日(月)
7時~『悩むあなたのそばにいたい本』あづき
8時~『if(上)~20年前からの質問~』青木 建太
12時~『親の介護に向き合おう! 在宅でも母を介護した8年間の記録』飯島 均
14時~『フェイス⑥』ゆきもり りょう
20時~『罪の行方』中島みなと
9月5日(金) 22時~
『夢を叶えた、バツイチ香子と最強の恋男』
武きき
バツイチにだって、人生最高の恋はやってくる――
「幸せを呼ぶシンデレラおばさんと王子様」の武ききが送る、GLO独占配信ラブストーリー!

「結婚ってあんなに辛いものなのかな」
四十二歳で離婚し、バツイチになった香子(こうこ)。
途方に暮れていた彼女は、“住み込みに限りお手伝い求む”の張り紙のある大きなお屋敷を見つけ、履歴書も持たずに思い切って飛び込んだ。
中から出てきたのは、長身で黒縁メガネをかけた、怖そうな雰囲気の丈哉(たけや)。
「家事が大好きで、離婚して独り身。一日中お台所に居たいのです」
猛烈な自己アピールから始まったこの奇妙な出会いが、香子の運命を思いがけない方向へと変えていく——。
人生は何度でもやり直せる、ときめきの再スタート!
本文をチラ見せ!
杉山香子(こうこ)、四十二歳。
あてもなく、見知らぬ町を歩いている。
「はぁ~、歩き疲れちゃった。足が痛いなぁ~」
素敵なカフェを見つけて入って休む事にした。
歩いている人は、年配の女性が多い。静かな住宅地だ。
「う~ん。ホットティーが美味しい」
私は、自分の生きたい道を進む為にこの町へ来た。でもどうしていいか分からないので、あてもなく歩き回り、とりあえずカフェで休んでいる。靴擦れが痛い。
今更、両親に心配をかけたくないし、実家にも帰りたくないしなぁ~。ふぅ~。
結婚ってあんなに辛いものなのかな。行員の友人達は楽しそうに話していたのに、私だけかな。好きでもないのに結婚を決めた理由が…
9月13日(土) 7時~
『極彩の岬』
熊坂 俊太郎
白亜の灯台が見た、鮮烈な色彩(ミステリー)

『神奈川県M半島100年史』の執筆を任された20代の社会科教師・クロカリ。
太平洋戦争中の史料を漁っていると、米国公文書館のアーカイブでZ埼灯台を舞台とした奇妙な「映像」を見つける。
そこには、目を疑うような戦中の光景が記録されていて――。
劇画のストーリーテラーが描く、ミステリーの世界!
本文をチラ見せ!
真夏の岬は、油絵具を散りばめたパレットのように色彩で溢れていた。
褐色の火成岩、恒星のように輝く日向夏、潮風が練り込まれた有刺鉄線、置き去りの銀色の自転車、角砂糖のような小さな官舎……その岬の突端、小高い丘の中央に、白亜の灯台が屹立している。
揺らめく陽炎、無気力な風力計。一年を通して人影も疎らなこの風景を、いまは一世代前の監視カメラがぼんやりと眺めているだけだ。
その〝風景〟が突然動き始めた。半世紀以上そこに封印されていた事実が、じわりと輪郭を現した。濃い影から日向に這い出る、ぬばたまの黒蟻のように。…
9月13日(土) 8時~
『見えない眼にサヨナラ! 改訂最新版 白内障手術革命』
青山 勝
最新情報を加えた待望の大幅増補改訂版!

生涯よく見える眼を手に入れるために
老眼や近視、乱視も治す「多焦点眼内レンズ」がよくわかる
正しい知識を身につけて医師任せにしない白内障治療を!
年間2000件の白内障手術を手がける著者が徹底解説
誰もが避けられない白内障という病気がよくわかる
白内障治療に対する疑問に答えるQ&Aを掲載
白内障と同時に治すべき眼の病気についても解説
多焦点眼内レンズと眼科クリニック選びのポイントを紹介
レーザー白内障手術をはじめとした先進医療について詳述
患者さん10人の体験談を収録
本文をチラ見せ!
「見る」「見える」ことはとても重要です。人間は五感(視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚)を通じて、外界の情報を取り込んで活動しています。
散歩に出かけたとしましょう。車や自転車が走る音を聞いて、道の端に寄るべきか判断し、花の香りを嗅ぎ、風のそよぎを肌で感じて、「ああ、春だなあ」と思ったり、おなかが空けばオヤツを買って、公園のベンチでおいしくいただくこともあるでしょう。
もちろん、これらを司(つかさど)る感覚器官も重要ですが、眼から入る情報量は、耳や鼻、肌などが受け取る情報量の比ではありません。眼から受け取る情報量は、全体の…
9月13日(土) 12時~
『夕桜』
岡田 公男
残された最後の時間を、誰と、どこで、どう生きる?

「延命措置は望みません。自宅での療養と看取りを望みます」
それでも入院治療を勧める病院の方針に納得がいかない老夫婦は、
前代未聞の脱走計画を企てる!
本当に幸せな最期とは?
生と死の狭間で5人の主人公たちが選んだ
それぞれの「旅立ち」のかたちを描く連作短編
「1日でも長く生きていてほしいと延命を願う家族もいれば、
延命よりも自由に死にたい、死なせてやりたいと願う患者や家族もいるんだよ。」(本文より)
医療の発展とともに複雑化する、「終わり」の選択。
自分らしい生き方を最期まで貫くことはできるのか。
命と尊厳に向き合う人々の姿を温かく描いた珠玉の一冊
本文をチラ見せ!
国分寺駅からほど近い公園の中、朝の10時である。公園はビルの谷間にあり、陽だまりのような空間である。遊具の周りには樹木があり日陰も散在している。車椅子に乗っているのは渡瀬訓太郎90才、それを押しているのは妻佳代だ。佳代はベビーカーを押す若いママたちを遠目に見ながら、コスモスが咲く花壇のそばの、大きな銀杏の木の下で車椅子を止めた。訓太郎は銀杏の木に掴まって立ち上がり、杖を取り出すと花壇に沿って歩き出した。佳代は車椅子を置いて付き添った。公園を一回りするのが日課である。訓太郎は身長が高い。…
9月13日(土) 14時~
『無限の進化 ―星の声を継ぐ少女―』
宙音 レイ
新銀河と地球を結ぶ究極のエネルギーが、いま覚醒する――

幼い頃から夢の中で銀河の声を聞き、星々のビジョンを感じ取っていた少女・レイア。ある夜、金色の光を纏う存在「アラシオン」との邂逅を経て、彼女の中に眠る力が共振しはじめる。
混沌と調和、破壊と再生が交差する、壮大な宇宙叙事詩。
本文をチラ見せ!
広大無辺の宇宙、その中に無数の銀河が存在する。この壮大な空間の中で、天の川銀河を含む13の銀河とその裏側に位置する13の裏銀河が、ある運命的なときを迎えようとしていた。それは、古代より予言されていた「ハイブリッドユニバースエネルギー」による進化の瞬間である。
このエネルギーは宇宙の進化の中で創造された宇宙の根源的な力が具現化したもので、次元を超えた繋がりを築き、魂の覚醒、環境との調和、未来の創造に向けた変革を可能にする。つまり、13銀河と裏銀河を一つに統合し、新たな次元の扉を開く鍵となるのである。…
9月13日(土) 18時~
『「寄ってよね」に集う人々』
髙山 哲夫
笑って学べる、健康のススメ

居酒屋「寄ってよね」に集う、ちょっと不器用で愛おしい人たち。
病気のこと、心のこと、地域のこと――
明日を元気に生きるヒントが詰まった温かな物語集。
本文をチラ見せ!
小さなお山のある町の駅の近くに居酒屋『寄ってよね』がある。
ここは昔から地域の人々の憩いの場であり同窓会の集い、無尽仲間、会社帰りなどに利用することが多い。店主のよねさんは人々の良き相談相手であり母親のような存在だった。しかしそのよねさんも年を取り、今はよねさんの息子の草三(くさぞう)の嫁である美代(みよ)さんが主に店を仕切るようになってきた。優しく賢い美代さんはよねさんに劣らず地域の人々の人気者である。
一方、『寄ってよね』を訪れる人々も年齢を重ね…
9月13日(土) 19時~
『幸福追求道~風の谷のガクセイ~』
学生気分
自分を変えるのに、遅すぎることなんてない!

中年男が「幸せとは何か」を探して大奮闘! 孤独、禁欲、出会い、挫折──
すべてを笑い飛ばしながら、少しずつ前へ進む姿に心揺さぶられる、大人の青春再起ストーリー。
「幸せ」は、他人ではなく、自分自身の中にあるのだと気づかせてくれる1冊
中年男性は、人生の後半に差しかかり、「自分なりの幸せ」を探し始めた。
三大欲求の中でコントロールしやすい「性欲」に着目し、禁欲への挑戦を始めるが、その道のりは容易ではない。孤独を抱えながらも、幸福ホルモンを分泌する「ハグ」や、経験に投資する大切さを学び、少しずつ人生を好転させようと試みるが……。
失敗と挫折を繰り返しながらも、明日への橋を架けようとする、静かな再生の物語。
本文をチラ見せ!
人間の幸せなんてものは当の本人にもよくわからない。
本人が幸せだと感じられればそれが幸せな人生なのだろう。
しかし、その男は他者に認められることこそが幸せだと定義していた。
優れた技術があったとしても、それに誰も価値を見出さなければ、達成感もクソも何もないのではないか?
数多くの心理学の研究は他人との比較ほど幸福度を下げる要因はないと報告している。
その点においてこの男は間違った方向に全速力で突っ走るトップランナーだった。…
9月13日(土) 20時~
『会話で学ぶ快眠と健康の実践ガイド 夜間頻尿の正体[改訂版]』
都田 慶一
夜間頻尿は、健康寿命を延ばすためのサインです。

「代謝」「体温」「睡眠パターン」に着目し、生活に取り入れる改善策を実例と会話形式でやさしく解説。
・尿の色で、身体の水分状態をチェック
・入眠時の適切な温度、湿度とは?
・中途覚醒を減らすための睡眠の工夫
本文をチラ見せ!
泌尿器科の外来診療に携わり、気づけば40年近くが経ちました。この間、数多くの患者さんと向き合う中で、多くの学びを得ることができました。特に「夜間頻尿」という症状については、私自身が年齢を重ねる中で、その重要性をより深く実感するようになりました。個人差はあると思いますが、多くの方の場合、悩みの種となっています。
高齢になると、生体機能の低下は避けられませんが、薬や生活習慣の工夫によって不調を改善することは可能です。…
9月13日(土) 21時~
『胡蝶夢号の旅 過去を思い、今を見つめ、未来を想う』
平野 俊夫
夢、幻を超えて、「今」を生きる旅へ

キャンピングカーの旅――。
山との出会い、肺がんを乗り越えて、免疫学者としての軌跡を静かにたどる。
本文をチラ見せ!
1689年3月、芭蕉はみちのくへ旅に出た。
「月日は百代の過客にして、行かふ年も又旅人也。舟の上に生涯をうかべ、馬の口とらへて老をむかふるものは、日々旅にして、旅を栖とす。古人も多く旅に死せるあり」とある。約2400km、5ヶ月に及ぶ『おくのほそ道』の始まりである。
それから4世紀、芭蕉の境地には程遠いが、我も本日、2024年10月20日、「胡蝶夢号」で旅に出る。大阪から信州へ、そして東京から東北へ、3000km、1ヶ月の旅に出る。
今日はこれからの人生で一番若い日、日常のすべてを忘れて目的のないクルマ旅で日本中を放浪してみたい。人生の最後にやってみたい!…
9月13日(土) 22時~
『石刻師リョウ 草原を駆ける風』
雲井 耕
「何ものにも縛られない、風になりたい」

ソグド商人の父と、⾧安の石屋の娘を母に持つ少年、リョウ。
草原での穏やかな暮らしは、唐軍の襲撃によって突如奪われる。
遊牧騎馬民族の奴隷として過ごす日々、戦い、そして離別と再会――
激動の時代を背景に、誇りと自由を求めて生き抜いた少年少女たちの壮大な成⾧と冒険の物語。
本文をチラ見せ!
草の上にごろりと横になり、手足を大きく広げて空を眺めているリョウの視線の先には、初夏の空が高く澄みわたっている。周りでのんびり草を食んでいる羊の群れを、そのまま天に映したかのような、丸くて白い雲がゆっくりと流れていた。
ついふた月ほど前には、川も沼も氷で固く閉ざされていたのに、短い春はあっという間に過ぎ、これからの三ヶ月はリョウが最も好きな季節になる。
陽は中天を過ぎてしばらく経っていたが、暑いというほどではなく、草原をわたる風がリョウの頬に気持ち良かった。リョウは風に吹かれるのが大好きだ。…
9月14日(日) 7時~
『「糖質制限・肥満外来」の不都合な真実』
中村 巧
健康になりたければ、糖質をやめ、2食にしなさい。
カロリーより糖質を疑いなさい。

20年間・3630例の肥満外来(2食/日・カロリー常識範囲内)を行ってきた著者が、現代栄養学の矛盾に切りこむ!!
根拠なき糖質基準に一石を投じる実践的食事・運動理論書。
本文をチラ見せ!
1921年にインスリンを発見したフレデリック・バンティング氏、1999年「糖質は体内(肝臓)で合成するのが基本である」という糖質ゼロの「釜池理論」を確立した釜池豊秋先生、そしていみじくも著者中村は皆、整形外科医です。整形外科医はメスを握る外科系ですので、良い意味でも悪い意味でも「単純明快・白黒をはっきりさせる」傾向があります。
その整形外科臨床医が、2名の管理栄養士と共に、2005年から2024年の約20年間で3630例の「肥満外来」を行ってきました。この本は、そこで学び徐々に醸成していった内容を記載したもので、従来の日本の栄養学理論とは全く違うものとなっています。栄養学の「不都合な真実」です。…
9月14日(日) 8時~
『オリオンの3人娘』
渋屋 せつこ
南の島の、ちょっと不思議な冒険物語

オリオンのきらめきとともに生まれた3姉妹、チーホ・チーグ・ミーニョ。
森に住む妖怪・ケンムンに見守られながらすくすく育った3人に、ある日思いがけない大事件が――!?
ある夜、おそろしい台風が島をおそい、おとうさんとおかあさんが、風に吹き飛ばされてしまいます。
残された3姉妹は、大好きな家族を助けるために2人をさがす大冒険へ!
旅の途中で出会うのは、歯のないハブのおじいさん、気絶ばかりの子ガラス、口笛にこたえる笛吹き鳥……。
小さな体と大きな勇気で、3人は海の向こうを目指して進みます。
はたして、家族はふたたびめぐりあうことができるのでしょうか?
本文をチラ見せ!
みなさんは、日本の南のはしっこに、大きな島や小さな島がたくさん並んでいる南西諸島というのがあるのを知っている? その中で一番大きな島は、みんながよく知っている沖縄だよね。そしてその次くらいに大きな島が、このお話の島だ。この南の島は三角定規みたいな形をしている。その細くとんがったあたりに小さな空港があって、そのまた近くのソテツの森のかげにね、トポリという、静かな美しい浜辺があるんだ。ケケ……
このお話はその村で生まれた三人娘のお話なんだ。ケケ……
9月14日(日) 12時~
『愛と慟哭の果て』
和泉 順
「愛とは何か? 生きるとは何か?」を問う神秘サスペンス

瀕死の男が奇跡的な生還を遂げた。しかし男は、別人のように豹変していた。
大阪バラバラ変死事件、横浜爆死事件、そして大胆な銀行襲撃——
次々と起こる不可解な事件の裏には、男に憑依した邪悪な魂の存在があった。
前世の復讐に囚われた魂は、哀しみの因果を断ち切れるのか。それとも、新たな悲劇を生むのか。
銀行支店長・鳥飼信一は、通勤途中に倒れ生死の境を彷徨う中、 “何か”に憑依された。
意識を取り戻した鳥飼は、人が変わったように次々と不可解な事件を起こしていく。
彼に取り憑いていたのは、アンドロメダ銀河の刑務所から脱獄してきた“フォントス”という名の魂だった。
時を同じくして、瀕死の重傷を負った刑事・長谷川譲にも追跡者“アシュラ”が憑依し、壮絶な追撃戦が始まる——。
本文をチラ見せ!
パンデミックが起こる数年前、人々が自由に集い、語らい合っていた頃の、三月中旬から物語は始まる。
鳥飼信一は朝から気分がすぐれなかった。動悸がして少し吐き気もした。支店内の月例ミーティングが終わったら医者に行こうと思った。鳥飼は三陽銀行川崎支店の支店長で、三陽銀行は国内の預金量ランキング二位の都市銀行だ。鳥飼は横浜市郊外の戸塚駅から徒歩五分のマンションに住んでいる。三月になったがお彼岸前はまだ肌寒く、マンションを出る時は寒さで少し身震いをした。気分がすぐれないのはこの寒さのせいかもしれないと思った。ところが…
9月14日(日) 14時~
『いのちはみんなひとつずつ』
西川 清
小さな命に、ただまっすぐ向き合いたい。

子どもたちが教えてくれた、医療の本質とは――
小児科医として多くの命と向き合ってきた著者が綴る、
現場の希望と葛藤、そして“寄り添うこと”の大切さ。
すべての医療者・保育者に贈る、これからの指針となる一冊。
子どもたちと歩んだ50年の記録
子どもが好きで小児科医になった。県外転勤命令に逆らわず赴任して、小児救急病院で25年、
昔のひどい発作の頻発する喘息病棟を担当し、急流に翻弄される木の葉のような悩殺の日々、
その泥沼からようやくはい出せたのは15年も経ってから。その後ふと思いつき開業、20年が過ぎた。
合わせて45年。今ようやく穏やかな流れに身を任せてはいるが、既に病葉である。
しかし小児科医であるおかげで、忙しい日々の仕事の中でも、安らぎと、癒しと、楽しみをいただいている。(本文より)
本文をチラ見せ!
駆け出しの新米小児科医3人が結核療養所に赴任し、小児専門病院に転換するというプロジェクトに参画した。多くの慢性急性患者の治療に苦心する傍ら、看護師、事務職員、支援学校教師たちと協力し合い、「医療と教育」にともに取り組むという独特の雰囲気を持つ小児病院「こどもの城」が出来上がった。
その後50年の診療の中で、病気を持つ子どもたちが、与えられたなけなしのたった一つの命を、必死に生きるさまをつぶさに見てきた。出会った子どもたちとその保護者たちの苦しみ、それでもそれに立ち向かい、乗り越え、成長し笑顔になる姿を、記憶の袋からあふれるほどに見てきた。…
9月14日(日) 18時~
『光の大輪廻』
木谷 諭
現代宇宙物理学の未解決問題に、霊界の視点を加え考察する革新的探究

この世(霊界と宇宙)は、フラクタル(相似形)に創造されている
霊子(光子)がこの世の全ての根源であるという独自の視点から、ダークエネルギー、ダークマター、重力の正体、量子世界と心の関係など、現代物理学の難問に斬新な解釈を示す。宇宙と霊界の真相、そして神の創造の奥義まで、物理、医薬研究の知見から考察した革新的一冊。
本文をチラ見せ!
「神は愛する対象を必要とした」ので宇宙を創った。「宇宙はなぜ存在しなければならないのか?」という永年にわたる私の疑問に対しての神からの回答です。これは神自身から2020年7月25日の黎明に私に下された啓示です。その夜も「宇宙はなぜ存在しなければならないのか」を眠れずに考え続け、そのまま朝を迎えようとしていました。ほんの少し浅い眠りに落ちかけた時だと思います。耳に鈴のような涼し気な音が聴こえ、続いて人の声がしました。男でも女でもないような声で「神……愛する対象……必要……」と言ったのです。私はとっさに神が答えを教えてくれているのだと直感しました。…
9月14日(日) 19時~
『創造職 あなたもクリエイティビスト!』
澁谷 城太郎
アイデアが出ないのは、方法を知らないからだ。

AIと共生する時代、人間の核心である創造力こそ重要だ。
古今東西の創造の達人に学ぶ7つのメソッドで発想・企画・表現・伝達の極意を獲得しよう。
思考と行動を変える、ビジネスのための実践書。
クリエイティブの「方法」を習えば、あらゆる仕事に活かすことが可能になる。本書を読み終わる頃、クリエイティブは何だかわからない才能やセンスの産物などではなく、最適な「方法」の駆使と運用によって、狙った的の真ん中に矢を射る、極めて論理的で演算的で戦略的で、事業に応じた正解がある仕事であることを理解いただけることになるだろう。(本文より)
本文をチラ見せ!
本書は、「創造」クリエイティブについて解説しつつ、その「方法」ノウハウをみなさんと共有することを狙いとしている。クリエイティブの「方法」を習得することにより、みなさんの日々の小さな仕事の喜びから、経営や事業やプロジェクトなどの大きな仕事の成果、あらゆる暮らしに学びに働きは、必ずや高まることになるからだ。一方で、そもそも何だかわかりにくいクリエイティブ、どうも捉えようがないと思っていないだろうか?
世の中は、文系と理系、右脳に左脳など、おおよそ大別して捉えたがる傾向がある。子供の頃からの学習も…
9月14日(日) 20時~
『ルーアンの鐘』
倉富 治郎
製粉会社技術員が魅了された、フランスの日常と文化

不慣れな言語に苦戦しながら深めた北仏・ノルマンディーの人々との交流、バカンス先での思わぬアクシデント、美食国家・フランスの意外な家庭料理。
フランスの古都・ルーアンから送る、山あり谷ありの留学記。
管理人夫妻と家族のように暮らした下宿生活、九死に一生を得た列車転覆事故、間近で観戦したツール・ド・フランス……日本では得られない体験の数々。
1984年から2年間ルーアンに滞在した元製粉会社技術員が、思わぬ発見と驚きに満ちたフランスでの生活を綴る。
本文をチラ見せ!
この原稿を書き始めた今日は、2024年7月14日。フランス革命記念日、パリ祭の日。テレビではオリンピックの聖火がパリに着き、市内を回り始めたと伝えている。凱旋門、サクレクール寺院、エッフェル塔等、懐かしいパリの風景が映しだされている。
毎年7月14日になると青春の最後、28歳から30歳直前までの約2年間を過ごしたフランスでの日々を思い出す。今年は特にオリンピック開催でパリの情報が目に付き懐かしさが増している。
2024年の3月末で45年のサラリーマン生活を終えた。時間に余裕ができたためか、今までの人生を振り返り…
9月14日(日) 21時~
『餃子が焼けない』
折原 裕
笑って考える、日常のツッコミ帖

家庭で、街で、社会の中で——。「変だな」と感じていたことが、ユーモアたっぷりの筆致で暴かれる!「餃子が焼けない」を筆頭に、思わず吹き出す小話の連続。笑って、考えて、ちょっと優しくなれる、珠玉のエッセイ集。
本文をチラ見せ!
台所にしばしば出没するから、筆者は「ゴキブリ教授」を自称していたことがある。何年か前には『ゴキブリ教授のエプロン』(鳥影社、二〇一九年)というエッセイ集まで出している。だが、この語感は、若い人には通用しないようだ。年配の人でないと知らないみたいだが、「ゴキブリ亭主」という言葉があり、本来男が入らないはずの台所に頻繁に入り、料理にいそしむ亭主のことを指す。
数十年前の価値観では、台所で料理をするのはもっぱら女の仕事であり…
9月14日(日) 22時~
『あなたの歯がなおらない本当の理由』
吉川 英樹
あなたの歯がなぜなおらないのか、その答えがここに。

歯科医師歴45年の著者が語る日本の歯科医療の真実―
保険診療の限界、欧米との圧倒的格差、軽視される予防の重要性。
自分の歯を守るために患者が知るべき「歯科医療の現実」と「正しい歯科医院の選び方」。
本文をチラ見せ!
私たち日本人は清潔さと勤勉さを美徳とする国民であり、戦後、世界が驚くような経済発展を遂げました。その結果日本は長年にわたり、世界から高く評価される国になりました。GDPの順位ではドイツに抜かれ世界第4位となりましたが依然として日本は、技術力・文化力・国民性において超一流の国家として、世界的な存在感を保ち続けています。
ところが、日本という国の美しさとは裏腹に、日本人のお口の中の状態は、決して誇れるものではありません。未だに多くの人の口腔内は銀歯で埋め尽くされ、プラーク(歯垢)だらけというのが現実です。…
9月15日(月) 7時~
『悩むあなたのそばにいたい本』
あづき
悩みながらも毎日を頑張るあなたへ。心がキラキラ輝く魔法の言葉集

心が苦しく、助けてほしい時に。
小さな幸せを見つけるコツから、心が楽になり、自分自身や人を大切にする方法まで、日々の暮らしに寄り添う言葉たちが、あなたの心を優しく照らします。
著者が書く言葉や絵が、あなたの心を優しく励まし、勇気づけ、生きやすい心に変えていく奇跡のステキなメッセージ集。
「人と、この世にたった1人のすばらしい自分を比べる必要はない」
「自分をどんどん褒めてあげよう」
「もっと、自分に自信をもって。きっと大丈夫、絶対に大丈夫」
「悩み、苦しみは、学びのプレゼント」
「あなたが生きていることで、もう充分、人の役に立っている」
たくさんの言葉たちがあなたを待っています。
本文をチラ見せ!
毎日の日々を、悩み苦しみながらも一生懸命前に進もうと頑張るすごいすごいあなた……
あなたの生きていく人生の助けになりたいという思いで、この世に出すことにしたこの本は、生きていても、心が死んでいては生きづらいことで悩み苦しんだ私の頭の中、身体から湧き出た言葉、絵の本です。(前書きより)
✦ 自分がおいしいと思うものがいちばんの幸せ栄養になるね
✦ 他人同士の夫婦の不思議な縁
✦ 薬の力を借りて楽になるのも大事
✦…
9月15日(月) 8時~
『if(上)~20年前からの質問~』
青木 建太
生きてる限り、ワンチャンス!

沢崎大輔、26歳。仕事の傍らドライブ、野球観戦、推し活と、そこそこ満ち足りた日常を送る平凡な会社員。
そんなある日、タイムカプセルに入れていた20年前の自分からの手紙が届く
――“しょうらい、なにになっていますか”。
職場の先輩や同い年の野球選手の死に直面し、「このままでいいのか」と一念発起した大輔は、かつて夢見た声優への道に挑む決意を固める。
20代後半・未経験というハンデを抱えながらも、声優事務所「if」代表の亀井、元声優のマネージャー・由香のサポートを受け、夢に向かって走り出すが……。
たとえ傷ついても、決して人生を諦めない。
夢と現実、過去と未来の狭間で迷うすべての人に贈る、再挑戦の物語。
本文をチラ見せ!
1996年3月15日千山市公民館。
この地区では来月から小学生になる子供は、児童クラブが用意したタイムカプセルに思い出のものと、20年後の自分にメッセージを書いた手紙を埋める恒例行事がある。
「大輔、何を埋めるか決めた?」
母が尋ねた。
「ユーノスロードスターのミニカーにする!」
大輔はいつも遊んでいたロードスターのミニカーを選んだ。
「いいの? 20年間カプセルに入れておかないといけないんだよ」
そう言って母は再確認した。
「だからこそだよお母さん。だって家に置いてたらなくすかもでしょ。…
9月15日(月) 12時~
『親の介護に向き合おう! 在宅でも母を介護した8年間の記録』
飯島 均
身近な人が介護の必要を迫られた時、あなたならどうしますか?

変形性膝関節症で歩けなくなり、人工関節手術を受けた母。
退院後に始まった母との同居生活では、排便による大量出血や、食べ物を喉につまらせて緊急搬送など、思いも寄らない出来事が次々と訪れ――。
要介護者となった母の行動に翻弄されながらも、最期まで自宅介護に奮闘した著者による、8年間の記録。
食事や入浴の介助方法など、高齢者福祉施設で介護の仕事をしていた著者ならではの実践的なアドバイスも盛り込まれた一冊。
本文をチラ見せ!
すべての始まりは、変形性膝関節症末期で歩けなくなった母が人工関節置換術を受けたことでした。手術後の母が自宅で独居生活をすることが困難だったために私は実家に戻り、母との同居を決意したのです。
私がまだ高校生だった頃、冗談で「年をとったら老人ホームに入れてあげるからね」と言うと、母は真剣に「それだけはやめて」と言い、泣いてしまったことがありました。
思えば50年前のあのとき、私に老いた母の面倒をみることが運命づけられたのかもしれません。そのような昔の思い出もあり、私は一人の人間として、何としてでも母が強く希望していた在宅介護を叶えてあげたかったのです。…
9月15日(月) 14時~
『フェイス⑥』
ゆきもり りょう
探偵漫画『フェイス』シリーズ、感動のフィナーレ!

リゾートで休暇を満喫するジムとジェミー。“完全オフ”のはずが、やっぱり事件に巻き込まれる!?
物語の原点となるepisode 0も収録!
私立探偵のジムは元恋人の女優ジェミーからの依頼で、彼女を狙うストーカーからのボディーガードを務めることに。
ストーカーの襲撃からジェミーを守った矢先、ジムの車のトランクから死体となったストーカーが発見され……。
本文をチラ見せ!

9月15日(月) 20時~
『罪の行方』
中島みなと
心臓外科医が救う、被害者の命と加害者の罪

大みそかの夜、瀕死の救急患者が海辺の病院に搬送されてきた。胸に包丁が突き刺さり、救命に猶予はない。包丁を抜き取って心臓を手でつかみ、マッサージをしながら緊急手術に向かう。果たして患者は助かるのか。いったいどんな事件に巻き込まれたのか。医療関係者必読の救命救急をめぐる短編小説。
本文をチラ見せ!
11月の晩秋を迎えたある土曜日の夜のことであった。クリニックでの診療の仕事を終えて帰宅した私は、妻と夕食の食卓をともにしていた。長年連れ添った相手とは特に話すことも多くなく、その日の出来事を少しばかり話はするが、どちらかというと物静かに時間が過ぎていった。食事を終えたあと、私はソファに座ってNHK7時からのニュースを見るともなく見ていた。番組最後の天気予報では、明日はこれまでの季節外れの暖かい日々が終了し、冷たい北風が吹いて、気温が急に下がるとの予報であった。
ニュースが終了し、7時半からの番組に移っていく…
今月もお楽しみに!