1st STAGE           東海道~紀伊半島~山陽~四国~小倉

3月16日(水)19日目 今治 西条 四国中央 丸亀 坂出

走行距離 120.3km/STAGE 累計距離 1921.4km/総累計距離(19日目) 1921.4km

しまなみ海道は道路路面にロードサインが記されており、それを辿っていけば迷わず目的地へ着ける様になっているのだが、四国に入ってもそれは継続されており、GPSがなくても四国一周が出来るという、自転車にとっては素晴らしい環境だ。

ただ平日の今日は大型トラックがビュンビュン走っており、後ろから聞こえるエンジン音を聞きつけその都度ハンドルミラーで後続を確認して、なるべく先へ行ってもらう様にする。自分がいつまでも障害となっていては、良い事など1つもないからである。

また四国に入ってお遍路の方々も数多くお見掛けする様になり、お遍路の方々限定の無料宿泊施設やコンビニでも専用の休憩ベンチが設けられていて、自治体を挙げてバックアップしている様子も窺い知れた。

生前父も、リタイア後にお遍路をしたと言っており、父も歩きながらこれまでの自身を振り返っていたのだろうか?と思いながら走っていると、ふと歩道を歩いている父の姿が見えた気がしたが、自転車姿の自分を見たら、きっと苦笑いした事だろう。

ここまで信号等も少なく、全般的に走りやすい環境だった事もあり、120kmながらも余裕で坂出のホテルへ到着する事が出来たが、飲食店がことごとく休業しており、今夜は寂しくコンビニ夕食となった。

さて明後日はついに雨予報が出て、明日の目的地である阿南にそのまま留まり、ある意味待ち焦がれていた神戸以来の完全休養日に充てる事にした。

やっと落ち着いて映画や動画が鑑賞出来ると思い、たまには雨も良いものだと実感しながら、久々の休養日プランを思い浮かべる内に、眠りに落ちていた。

3月17日(木)20日目 坂出 高松 香川県庁 東かがわ 徳島県庁 阿南

走行距離 129.8km/STAGE 累計距離 2051.2km/総累計距離(20日目) 2051.2km

かつて西日本を長距離サイクリングした時、ここ四国の愛南から時計回りで室戸岬までの区間を走った経験があるのだが、今回の旅で自分がチョイスしているルートは区間距離が測りやすい幹線道路を主体としており、あの時々のルートをGPSに入れておけばもう少し走りやすかったのにと、少なからず後悔しながら、今日もトラックと共に国道をひたすら進む。