【前回の記事を読む】彼のプロポーズはちょっと変わっていた。「ゴミ、一つ持ってって」と言って差し出したのが、小さなダイヤ入りの指輪だった…その日、義父からは、学者と結婚する気構えを教えられた。「結婚については本当にうれしく思っているんだけども、実はお願いというか、承知しておいてもらいたいことがあるんです。学者はね、貧乏なんです。貧乏な生活を覚悟してもらいたい」理由が、私の想像を超えていた。「博史は…
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小説『あなたと虹を作るために[人気連載ピックアップ]』【第14回】福田 恭子
特攻隊員だったが、二度の死を逃れた父。特攻隊の生き残りは歓迎されず、生きて帰った者を見る目は決して温かくはなかった。そして…
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小説『岐路』【第2回】田中 建彦、田中 充恵
武士として命を賭けて行動しなければならない時、いったい誰を選ぶのか……? 忠を取るか孝を取るかの二択が迫られる。
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エッセイ『だから教師はおもしろい』【第2回】宮﨑 稔
人に「め」「い」「わ」「く」「を」「か」「け」……続く二文字を子どもたちはなんと答えるのか?
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小説『落花流水のように 巡り合い、惹かれ合う男女が織りなす愛のゆくえ[人気連載ピックアップ]』【第5回】ラヴKISS MY
「お前を抱きたい」そう言った次の瞬間彼は私の上にのしかかるようにして…
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歴史・地理『百名山心象風景』【第2回】平山 喜代志
日本人はどこから来たのか? ――海洋では、途中で引き返すこと、止まることが許されない。生死をかけて大海に乗り出した人々が…
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エッセイ『「アート保育」のすすめ』【第2回】岡本 礼子
【アート保育】美意識の土台づくりをする保育。色やカタチ、素材を意識して展示をして環境を作り、「感性」を育てながら…
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エッセイ『ARU女』【第2回】有安 静子
結婚以来、専業主婦で不安のない日々だった。…しかし今は、世間の常識からかけ離れて独走している。夫は黙って私を見ていた。
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歴史・地理『嵌められた光秀』【第2回】根木 信孝
休憩中の今川義元を急襲し撃破した桶狭間の戦い――今川2万5千に対し、織田は2千5百だったという説も
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小説『笑生[人気連載ピックアップ]』【第5回】大宮 雫
「クリスマス、何が欲しい?」「おかあさんにあいたい」「…それは無理かな。君たちはね…」お兄さんが続きを言おうとしたその時
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小説『大阪弁で読む『変身』』【最終回】フランツ・カフカ,西田 岳峰
【大阪弁『変身』】虫になって2か月。久しぶりにオカンの声を聞いた…俺の頭はきっとどないかなったんや、他に説明しようがないで!
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小説『泥の中で咲け[文庫改訂版](人気連載ピックアップ)』【第5回】松谷 美善
もう、手の施しようがないと言われた母。離婚した父を頼ったが、面倒臭そうな反応をされ…。そしてたった四日で母さんは死んだ
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エッセイ『元気が出る!昌子のビタミンことば』【第2回】中野 昌子
【格言・人生訓】考えたら少しずつ行動する。そうしないと、現実にいる自分と考えた先にいる自分のギャップが広がり、人格が壊れ…
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小説『あなたと虹を作るために[人気連載ピックアップ]』【第13回】福田 恭子
彼のプロポーズはちょっと変わっていた。「ゴミ、一つ持ってって」と言って差し出したのが、小さなダイヤ入りの指輪だった…
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俳句・短歌『歌集 いのちの名 明日のみえない日もあった』【第2回】出島 美弥子
『歌集 いのちの名 明日のみえない日もあった』より短歌5首 「この時世 地球の怒り 稲光 容赦なく 天へ地へ人へ」
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小説『再愛なる聖槍』【第22回】由野 寿和
「これはれっきとした殺人事件だ」刻一刻と迫るタイムリミット。しかし、電話相手の警官は事の重大さを理解しておらず…
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小説『落花流水のように 巡り合い、惹かれ合う男女が織りなす愛のゆくえ[人気連載ピックアップ]』【第4回】ラヴKISS MY
毛布にくるまって寝ていた彼女をベッドに運んだ――寝返りをして俺の胸元に顔を埋めた彼女に心臓がバクバクと音を立てはじめ…
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健康・暮らし・子育て『終の棲Ⅴ』【第3回】北沢 美代
「ありがとうと言ってくれてありがとう」―先の「ありがとう」は入居者の、後のは入居者の感謝を聞いて喜ぶ介護側のありがとう
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俳句・短歌『風狂を生きる』【第2回】総君
【自由詩】 春の自由律俳句「冬枯れの木 寂寥(せきりょう)の姿に 若い芽吹き 目から鱗(うろこ)」
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ビジネス『異文化コミュニケーションとしての外資系』【第13回】羽田 幸善
社員を「純粋培養」する日本企業と異なり、外資系は必要とされる部分を伸ばしていくスペシャリストを求める。
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エッセイ『ギリシアの遺跡を訪ねて』【第7回】荻田 譲二
世界遺産 パルテノン神殿は見せかけの神殿? 紀元前から歩んだ歴史の中で、実は倉庫として利用されていた―。