【前回の記事を読む】内因性オピオイドは快感をもたらすとともに、痛みを抑制する機能をもつ、いわば痛みの「緊急ブレーキ」であるこのように視床外側部、島(後部)、頭頂葉体性感覚野は痛みの感覚処理(空間定位)部門です。つまり体の「どこが痛むか」を決めています。これらとは別の頭頂葉連合野(後頭葉との境界近くにある)では、おもに視覚との感覚統合がなされており、姿勢や運動の感覚が処理されています〔図3〕。痛み…
薬学の記事一覧
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実用『腰痛世界の歩き方』【第17回】高橋 弦
前頭前野背外側部は痛みの認知や社会的意義の認識など、高度な処理が行われており、会社組織における《全体統括部長》のような存在
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実用『腰痛世界の歩き方』【第16回】高橋 弦
内因性オピオイドは快感をもたらすとともに、痛みを抑制する機能をもつ、いわば痛みの「緊急ブレーキ」である
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実用『腰痛世界の歩き方』【第15回】高橋 弦
脳幹と視床下部は《会社》組織における《総務、財務、危機管理部》のような存在で体を維持管理していくためには極めて重要な部門
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実用『腰痛世界の歩き方』【第14回】高橋 弦
脊髄は体組織各部「事業所」を統括する「支社」、脊髄における情報の調整は「支社会議」のようなもの
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実用『腰痛世界の歩き方』【第13回】高橋 弦
炎症は組織の「火災」ではなく「復旧工事」。炎症性疼痛とはいわば《復旧工事現場からの修理中注意報》
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実用『腰痛世界の歩き方』【第12回】高橋 弦
不快な「炎症4徴候」。炎症それ自体が病気だと考えてしまいがちだが…損傷組織に対する修復反応であり体の生理反応
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実用『腰痛世界の歩き方』【第11回】高橋 弦
2021年度のノーベル医学生理学賞は「温感と触覚の受容体」を発見したデヴィッド・ジュリアスとアーデム・パタプティアン
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実用『腰痛世界の歩き方』【第10回】高橋 弦
友達をつねって「痛っ」と言われると「生きてる証拠!」なんてやり返した小学生時代。痛みを知覚することは〝体が正常な証〟
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実用『腰痛世界の歩き方』【第9回】高橋 弦
興味深い近年の疼痛科学研究――共感により起こる「心、社会的痛み」は本人が体の痛みを知覚したときと同じ脳の領域で起こる
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実用『腰痛世界の歩き方』【第8回】高橋 弦
IASP(国際疼痛学会)の痛みの定義「実際の組織損傷」、「組織損傷が起こりうる状態」、「付随する」、「似た体験」とは?
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実用『腰痛世界の歩き方』【第7回】高橋 弦
「整形外科」から「運動器科」に変更しようという動きあり?! 理由は整形外科を美容外科や形成外科と間違える人が多いため
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実用『腰痛世界の歩き方』【第6回】高橋 弦
どのような治療であってもRCTで証明されれば「エビデンスあり」!たとえば湿布や温熱療法のエビデンス(RCT研究)はない
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実用『腰痛世界の歩き方』【第5回】高橋 弦
「やった、治った、よかった(これでいいのだ)」の〝サンタ医学〟から〝EBM〟「エビデンス(科学的証拠の意)に基づく医学」へ
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実用『腰痛世界の歩き方』【第4回】高橋 弦
ノーベル医学賞受賞者の多くは基礎研究者。基礎医学は「病気の解明」と「新しい治療(おもに薬)の開発」を目的とする
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実用『腰痛世界の歩き方』【第3回】高橋 弦
ペインマトリックス(痛み関連領域)は痛みに関連して活動する脳の領域。神経活動の結果として知覚され、意識される
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実用『腰痛世界の歩き方』【第2回】高橋 弦
「腰痛ジャングル」に迷わないために一読してほしい〝ガイドブック〟
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実用『頭痛治療革命』【最終回】山王 直子、間中 信也
53歳主婦の体験談。市販薬が効かなくなり頭痛外来を受診。薬剤の使用過多による頭痛と慢性片頭痛と診断されたが…
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実用『頭痛治療革命』【第8回】山王 直子、間中 信也
繰り返す頭痛でつらいなと思った時が受診のタイミング!CGRP関連抗体薬の治療を受けるまでの流れを解説
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実用『頭痛治療革命』【第7回】山王 直子、間中 信也
片頭痛にお勧めの治療法であるCGRP関連抗体薬とは? 副作用など気になるQ&A
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実用『頭痛治療革命』【第6回】山王 直子、間中 信也
強い片頭痛が月4回以上起こる人は脳梗塞予防としてもCGRP関連抗体薬の治療がお勧め! 2021年から新薬が使用開始に
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