【前回の記事を読む】「天皇には権力がなかった」――653年、孝徳天皇は中大兄による遷都に反対し、旧都に残った。この行動は…大友側についた中央の有力豪族は没落し、天皇に対抗する有力豪族がいなくなる。そんなこともあり、天武の「治世の十数年間、一人の大臣もおかず、皇族以外の豪族が重要な国政に参与した形跡はほとんどみられない」(吉田孝 前掲書)。誰にも邪魔されることなく、思った通りの政策を実行することが…
古事記の記事一覧
タグ「古事記」の中で、絞り込み検索が行なえます。
探したいキーワード / 著者名 / 書籍名などを入力して検索してください。
複数キーワードで調べる場合は、単語ごとにスペースで区切って検索してください。
探したいキーワード / 著者名 / 書籍名などを入力して検索してください。
複数キーワードで調べる場合は、単語ごとにスペースで区切って検索してください。
-
歴史・地理『誰も知らない本当の『古事記』と日本のかたち』【第8回】田中 善積
天武天皇の治世下、『日本』の国号は定められた。日の昇る国家――その名には中国の冊封体制からの独立の意志が込められていた
-
歴史・地理『日本神話における「高天原」とは何か!?』【第9回】松浦 明博
「長雨」は、「ながあめ」とも「ながめ」とも読む。「あ」が消える法則を辿ると、見えてくるのは......
-
小説『新事記』【新連載】吉開 輝隆
朝、痛みと共に目を覚ますと老人がいるではないか。老人は唐突に「われは、伊弉諾(いざなぎ)の尊(みこと)であるぞ」と大声で言いだし......
-
歴史・地理『誰も知らない本当の『古事記』と日本のかたち』【第7回】田中 善積
「天皇には権力がなかった」――653年、孝徳天皇は中大兄による遷都に反対し、旧都に残った。この行動は…
-
歴史・地理『日本神話における「高天原」とは何か!?』【第8回】松浦 明博
日本神話における「高天原」とは何か。――「たかまがはら」と読むのは間違い!? 「たか あまはら」の研究事例と考察
-
歴史・地理『僕の古代史』【最終回】橋本 正浩
巨大古墳=大王(天皇)の古墳ではない?自然丘陵を利用すれば、比較的簡単に作れた巨大古墳。
-
歴史・地理『誰も知らない本当の『古事記』と日本のかたち』【第6回】田中 善積
巻き添えで死ぬ人を減らすため、自ら犠牲になった。だが、犠牲は彼一人では済まなかった。妻と子供たち全員が殺害され…
-
歴史・地理『日本神話における「高天原」とは何か!?』【第7回】松浦 明博
さらに吉田は高天原が延喜式の祝詞にも多く使われていることに着目した。そこから得られる論拠とは?
-
歴史・地理『僕の古代史』【第11回】橋本 正浩
「日出ずる処の国の天子が書を日没する処の天子に致す......」鮮卑族の王朝に対して、変わらぬ姿勢で対等交流。
-
歴史・地理『誰も知らない本当の『古事記』と日本のかたち』【第5回】田中 善積
蘇我氏の“横暴”? その実態は、血生臭い事件の数々…天皇の暗殺、一族(十人)殺害事件。宿敵物部氏と宮家を滅ぼして…
-
歴史・地理『日本神話における「高天原」とは何か!?』【第6回】松浦 明博
吉田は、『古事記』が、古伝説とともに当時亡んでいた、あるいは亡びつつあった古語を保存している点に注目した。
-
歴史・地理『僕の古代史』【第10回】橋本 正浩
【古事記・日本書紀】屯倉と國造…同じ役割なのに違う呼び名―!? その鍵は、王権に従いも滅ぼされもしていない豪族たち!
-
歴史・地理『古事記の秘める数合わせの謎と古代冠位制度史』【第6回】牧尾 一彦
妻の列挙の仕方が奇妙な古事記。現実にはありえないような婚姻、出自に意図的に疑問符を付した大枝王
-
歴史・地理『誰も知らない本当の『古事記』と日本のかたち』【第4回】田中 善積
663年、日本が朝鮮半島への足掛かりを失うに至った『白村江の戦い』死者は3万人、現在の人口に換算すると約60万人になる
-
歴史・地理『日本神話における「高天原」とは何か!?』【第5回】松浦 明博
高天原は、「タカマノハラ」?「タカアマノハラ」?語構造が示す正しい読み方
-
歴史・地理『僕の古代史』【第9回】橋本 正浩
一見すると役割が同じ「屯倉」と「國造」。ではなぜ、呼び名が異なるのだろうか。
-
歴史・地理『古事記の秘める数合わせの謎と古代冠位制度史』【第5回】牧尾 一彦
『古事記』を解説!―景行天皇の、7人の妻と15人の皇子。大友皇子や中大兄皇子との関係は…?
-
歴史・地理『誰も知らない本当の『古事記』と日本のかたち』【第3回】田中 善積
江戸時代までの多様な文化と芸術は、『古事記』に支えられていた!?権力のためではない、日本の未来を考えた天皇の想いは…
-
歴史・地理『日本神話における「高天原」とは何か!?』【第4回】松浦 明博
『古事記』の文脈から訓注の意味や性格を把握。訓注の多くが上巻に集中している点を重視
-
歴史・地理『僕の古代史』【第8回】橋本 正浩
古代日本の各地に存在した國造(くにのみやっこ)。それは「國の長」として、大王が認めた証しの呼び名と考えられている。