【前回の記事を読む】宝塚歌劇団月組男役スターやバスケット部のイケメンにお熱だった女学生時代。おふくろはなかなかにミーハーだった昭和十六(一九四一)年一月、おふくろは十六歳を迎え、その年の暮れ十二月に太平洋戦争が始まった。昭和十八(一九四三)年に入って戦局が不利になり、女性も「挺身隊」などと称して軍需工場に駆り出されていた。おふくろも昭和十九(一九四四)年一月に、海軍療品廠の研究部に任官された。療…
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エッセイ『おふくろの品格』【第3回】奥井 栄一
不器用な海軍中尉と二十歳の研究部員、戦時下の研究室で出会った。そして運命が動き出した
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エッセイ『心に秘めたオパールは虹色の輝き』【第3回】丸山 珠輝
「従兄弟との結婚は絶対に許されない」親族の猛反対に揺れながら――嘉子は従兄弟を待ち続けた
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エッセイ『ひとりで生きてゆけるかな』【第2回】牧田 恵
原因の分からない辛さ、でも「あなたは病気じゃないよ!」――どこに行っても言われる言葉。心の底まで苦しかった…
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エッセイ『おふくろの品格』【第2回】奥井 栄一
宝塚歌劇団月組男役スターやバスケット部のイケメンにお熱だった女学生時代。おふくろはなかなかにミーハーだった
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エッセイ『心に秘めたオパールは虹色の輝き』【第2回】丸山 珠輝
許嫁を追って中国へ渡った丸山嘉子は終戦後、日本に帰国した。家族と再会するものの、許嫁の母親が病気で死んだことを知り……
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エッセイ『ひとりで生きてゆけるかな』【新連載】牧田 恵
19歳で不倫、教会との出会い、そして孤独と向き合った日々。『あたしはあたし』で在り続けるために選んだ人生とは【エッセイ】
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エッセイ『おふくろの品格』【新連載】奥井 栄一
母の人生をふりかえる――古希を迎えた年に亡くなった母。思い出が薄れてしまう前に、忘れてしまう前に「本として残したい」
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エッセイ『心に秘めたオパールは虹色の輝き』【新連載】丸山 珠輝
【実話】生まれてきた子は"両目が無かった"――現代より理不尽な扱いを受けやすい昭和時代、全盲の少女はどう生き抜いてきたのか
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小説『渦の外』【第13回】今中 浩恵
こんな家早く出ていきたい。けど…気づかなかった母親のやつれ
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小説『渦の外』【第12回】今中 浩恵
私は、自立できてなかった...「何もかもに満たされた部屋で何にも満たされない私」
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小説『渦の外』【第11回】今中 浩恵
「裕福に暮らしている人は、誰一人いなかった」私を受け入れてくれた卓球場
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小説『渦の外』【第10回】今中 浩恵
「それって嫌み?」妹が思わず目で訴えかけた…姉の衝撃な一言
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小説『渦の外』【第9回】今中 浩恵
「逃げ場でもあり、憩の場でもある」卓球場。そこに集う人々
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小説『渦の外』【第8回】今中 浩恵
「なあ先生、」女子高育ちの非行少女の“お願い”に塾講師は…
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エッセイ『折節の記』【第5回】前田 明
息子との四国巡礼。押していた自転車が急に軽く…理由に感激
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小説『渦の外』【第7回】今中 浩恵
【小説】「できが悪いなんて、思うたことないよ。明日はおいでや。約束やで」
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エッセイ『折節の記』【第4回】前田 明
「お大師さんを訪ねて四国八十八カ所霊場巡りに行こうか」
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小説『渦の外』【第6回】今中 浩恵
【小説】夜の街で「暴走族に声をかけられた」少女たちの行き先
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エッセイ『折節の記』【第3回】前田 明
妻は闘病中…高1の息子「鉛筆の芯の黒い色が恐い」と不登校に
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小説『渦の外』【第5回】今中 浩恵
父はダンディ、母は優雅なレディ、妹は美人…私には個性がない
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