「本当よお」マワーラの左の眉がピクリと上がった。この子が嘘をついている時のしるしだ。「ウチのチビに行かせよっかな」「叔父さんの家って、ワジ(涸かれ川)の向こうでしょ。チビの足じゃ夜になっちゃうわ」「じゃあ、サクッと行って来てよ。いつも村で一番足が速いって自慢してるくせに、できないの?」「できるわよ!」目的の場所はそう遠くない。ただ、途中にあるワジがやっかいだ。水流の跡だったのが、七年前の大水お…
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