【前回記事を読む】尿管結石だと思っていた。採血結果を見た瞬間、絶望した。血液検査の数値は“そんなレベルではない”異常を示していて…生検の結果が伝えられた。結局腫瘍細胞は出なかった。そんなはずはないという思いと、もしかしたらもっとましな他の疾患ではという希望が入り混じる。次回受診は三月十日でその時、今回採血したが解析に時間がかかる検査結果を伝えますと言われた。特に血清たんぱく質を電気泳動で解析する…
コンテスト特別賞受賞作品の記事一覧
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エッセイ『悲しみの底で見つけたもの』【第6回】吉村 うにうに
猫のために買ったお雛様。まだ3回しか飾れていない——でも、この子がこれを見る事は、もうないだろう。
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小説『差出人は知れず』【第24回】黒瀬 裕貴
子どもの笑顔を見ると、嘘をついて許してしまう。甘さが子育ての失敗に繋がると理解していたが…
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エッセイ『悲しみの底で見つけたもの』【第5回】吉村 うにうに
尿管結石だと思っていた。採血結果を見た瞬間、絶望した。血液検査の数値は“そんなレベルではない”異常を示していて…
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小説『差出人は知れず』【第23回】黒瀬 裕貴
農家の身で学費に2000万…だが可愛い孫娘のためなら。1割でも貸してもらえるのなら、と親友にさえお金を無心しに…
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エッセイ『悲しみの底で見つけたもの』【第4回】吉村 うにうに
点滴の後は“ご褒美”をあげるようになって、やっと病院に慣れてきた。この子は新しい環境が苦手で…
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小説『差出人は知れず』【第22回】黒瀬 裕貴
「どうした、急に」「……いや、なんでもねぇ。またな」突然話題を打ち切り、そそくさと帰宅した彼は、洗面所で大量の水を……
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エッセイ『悲しみの底で見つけたもの』【第3回】吉村 うにうに
動物病院の医師に「二次病院を受診するつもりなので紹介して下さい」と伝えた。すると担当医は……
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小説『差出人は知れず』【第21回】黒瀬 裕貴
ヘルメットに防塵マスク、保護メガネ、溶接面…。リュックサックを背負った男が、こちらに気づいた。「なんだ、あの恰好……」
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エッセイ『悲しみの底で見つけたもの』【第2回】吉村 うにうに
「食べてくれよお」…泣いて訴えても「食べられないの」と寂しい目をさせるだけ。直感で分かったのは、この子の死期が近いということ
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小説『差出人は知れず』【第20回】黒瀬 裕貴
「今からお前に気合を注入する」満足に飛べない。故障が多いのはお前の責任だ、軟弱者め。小隊長は殴られる僕を見て…
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エッセイ『悲しみの底で見つけたもの』【新連載】吉村 うにうに
まだ9歳なのに…私は激しく動揺した。猫が浴槽でおしっこをした。しかもその色は、はっきりと分かるほどの赤褐色で…。
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小説『差出人は知れず』【第19回】黒瀬 裕貴
「この子にこれ以上の辛酸を舐めさせてはならない」息子夫婦を事故で亡くした老人。“たった一人の孫”のために彼は……
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小説『差出人は知れず』【第18回】黒瀬 裕貴
妻を先に亡くした親友。「お前、奥さん亡くして何年経ったと思ってんだ」「俺はもう一人でいい。それでも寂しくなったら…」
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小説『夜空の向日葵』【最終回】のがみなみ
下の階は事故物件になった…部屋で発見された女性の息子が訪ねてきて「貰っていただきたいものがある」と言われた。
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小説『差出人は知れず』【第17回】黒瀬 裕貴
愛弟子は一人前の料理人になるはずだった…しかしある日を境に、昏睡状態に……「お袋さんに顔向けできない」
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小説『時空の溶解』【最終回】相川 一彦
涙を流しながら抱きつく彼女と、唇を合わせる。幼稚園の時ふざけてした以来の、最後のキス。その後2人は巨大な津波に…
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小説『夜空の向日葵』【第16回】のがみなみ
救急車の音が聞こえた翌日、202号室の前で手を合わせた。その人が部屋で亡くなる前、私はひどいことを言ってしまった。
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小説『差出人は知れず』【第16回】黒瀬 裕貴
タクシーに乗り込んだ彼女は、窓を開けてこちらを見ていた。“最後の一言”をかけた時、その目には一筋の涙が…
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小説『時空の溶解』【第4回】相川 一彦
衝撃的な揺れ。巨大津波が町をのむまで残り15分。大津波警報が町中に鳴り響くなか、なぜか彼女は海の方へ走っていき…
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小説『夜空の向日葵』【第15回】のがみなみ
2階に住む変なおばさんに、乾燥機の設置を頼まれた。断ると、「じゃあ来月息子が来るまで、干すの手伝ってくれない?」