【前回記事を読む】「帰ったら話がある。俺にも、キミたちにとっても。とても重要なことだ」夫はそう言って扉を開け、妻から逃れるように家を出た。*康介は心電図の規則正しい音を聞きながらひたすらに待ち続ける。病室のベッドで眠る涼子が手を握り返してくれることを。神様はいない。ハッキリとそう思ったのは交通事故や生まれ持った病で若くして亡くなる人のニュースを見る時だ。自然災害はなんとか割り切ることができる。だ…
コンテスト特別賞受賞作品の記事一覧
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小説『差出人は知れず』【第5回】黒瀬 裕貴
「じゃあ私が東さんの初めてを奪ったんだね。」この笑顔を見られる幸せがずっと続くと思っていた…。だが、別れの日は突然に…
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小説『夜空の向日葵』【第4回】のがみなみ
「体液が流れて、ウジ虫が湧いて…」という言葉が耳に蘇る。引っ越してきてからというもの、あの部屋に近づくのをはばかられた
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小説『差出人は知れず』【第4回】黒瀬 裕貴
「帰ったら話がある。俺にも、キミたちにとっても。とても重要なことだ」夫はそう言って扉を開け、妻から逃れるように家を出た。
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小説『夜空の向日葵』【第3回】のがみなみ
「前の住人はここで亡くなっていた」——ベッドの手すりに首を吊り、死後時間が経ってから発見。現場を見た人によると…
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小説『差出人は知れず』【第3回】黒瀬 裕貴
「……行ってらっしゃい」いつもならその言葉を受けて扉を開ける。だが、夫の様子が普段と違う…今日はそうしなかった。
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小説『夜空の向日葵』【第2回】のがみなみ
自殺、殺人、病死が起きた物件は家賃が半額になると言われた。"事故物件"…しかし、今の家賃より1万8千円も安い。私は…
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小説『差出人は知れず』【第2回】黒瀬 裕貴
「私は死神です。」意味の分からないことを言い出した課長。ついてくるよう言われて、辿り着いたのは病院で…
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小説『夜空の向日葵』【新連載】のがみなみ
驚くほど安くて魅力的な物件。「あの、あれって」と言った瞬間だった。事務員は笑顔を消し、神妙な顔で…
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小説『差出人は知れず』【新連載】黒瀬 裕貴
クリスマスが近いのに、相手がいない私は今日も残業。すると、課長が近づいてきて…。
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小説『大人の恋愛ピックアップ』【第60回】順菜
何年ぶりかでデートして、キスして、求められて、抱きしめられて。女として正当に扱って貰えて、嬉しかった。でも…
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小説『余白』【最終回】山本 実咲
「2番目でいいから特別な関係になってほしい」——私が30手前の時、十代の男の子に告白された。彼は年下のくせして…
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小説『余白』【第15回】山本 実咲
1回3万5千円の司会の仕事は"暇つぶし"。後輩には「高いお金出して、幸せです~ってアピールして、馬鹿みたい」と話し…
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小説『余白』【第14回】山本 実咲
私は会社で静かに孤立していき、最終的に社長室に呼ばれた。終始優しい顔で私の話を聞いてくれたが、社長が私に言ったのは…
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小説『余白』【第13回】山本 実咲
自殺した子どもの家を訪ね、父親の声に耳を傾ける。私は聞き出したいし見定めたい。そこにニュースはあるのかないのか
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小説『余白』【第12回】山本 実咲
「ニュースは作るもの」——社会人一年目、アナウンサーの私には衝撃的な教えだった。しかし、実はそんなに間違っていなく…
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小説『余白』【第11回】山本 実咲
可愛くない子が生まれたら絶対に愛情を注げないし、私への愛情が少しでも子へ持っていかれるなら、子どもはいらない
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小説『余白』【第10回】山本 実咲
一年間にわたるダブル不倫。夫と別れ、子どもの親権も失い、不倫相手にはあることを理由に捨てられてしまう。「実は僕…」
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小説『余白』【第9回】山本 実咲
結婚後発覚したカードローンやら何やらが、もう増えていないことを願う。額は増えていてもいいけど、せめてローン会社の数は…
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小説『余白』【第8回】山本 実咲
「一人で全部育児をする。だからどうか子どもを産んでほしい」――しかし夫は家事も育児せず、これまで以上に「子ども」になった
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小説『大人の恋愛ピックアップ』【第13回】順菜
「いい?」と聞かれ、抵抗なく頷いた。優しく服を脱がされてキスを交わす。髪を撫でられ、身体を撫でられ下着姿にされた。そして…