ひさびさに美容院を訪れた。年を経て髪もめっきり薄く少なくなっていたからである。混んでいて大分と待たされて、ようやく大きな鏡の前に座った。目の前に見慣れない顔が大写しになった。体全体に比べて頭が大きく、顔は顎骨が張っていて横広でとても大きい。眉や髭が濃く硬く、常日頃街で見慣れた顔とは全く違う作りであった。ただ一点、くっきりとした二重瞼だけが救いであった。奄美大島や沖縄及びアイヌ民族には、本土日本(…
評論
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『祖国日本に望む』【新連載】稲田 寿太郎
私が中学生の頃、奄美大島では学者や英雄を崇め、資格や学位を重視し、警察官が恐れられていた。それはその職に就いた人々が皆……
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『平成・令和社会への違和感と伝統的価値観の復古』【新連載】有田 仁
2022年7月に急逝した安倍晋三内閣総理大臣。彼は「皇統」の課題に対してどのような考えだったのか。それが垣間見える文章が……
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『「少子化・人口減」という「第二の敗戦」』【新連載】田中 善積
総務省によれば、2025年1月の日本の人口は約1億2000万人で、前年から約91万人減少。すなわち香川県の人口が1年で消失した規模だ
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『虫を追って、祖国を想う』【新連載】韓 昌道
ついに機会を得た――5年前、約90日間の「祖国」滞在を予定し、準備万端だった。しかし、当時の対日情勢は厳しく……
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『新事記』【第8回】吉開 輝隆
地球の誕生は46億年前といわれているが、天地の創成は、そのような数字でいいあらわせるものではなく…
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『改訂版 未来の医師を救う 医療事故調査制度とは何か』【第8回】小田原 良治
「医療事故」が適用される範囲は極端に狭い? 「医療に起因する死亡」と「予期しなかった死亡」の両方を満たしたものが…
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『光の大輪廻』【第5回】木谷 諭
なぜ苦しみは与えられるのか――終わりなき進化の行き着く先にある“想像を超えた世界”とは
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『「アーネスト・サトウ公使日記」と新生・明治』【第2回】山崎 震一
サトウはキリスト教禁令について、三条実美や岩倉具視らと討論したが効果はなく、長崎浦上村の信徒約4,000人は「処分」された
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『スーパープレイヤーの条件2』【最終回】吉村 直氣
佐々木朗希の「バッター制圧技術」…192cmの長身に加え、左足を胸の高さまで上げるフォームで極めて高い「リリースポイント」を獲得し…
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『YMOと、その時代。』【最終回】中村 元信
2人は「復讐」した――精神を病み、スタジオに全く来なかった坂本龍一。他の2人は、ぜいたくにも彼の役目をリズム担当にし、あの曲を……
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『ヴィクトリア朝古典主義の異端児』【第7回】加藤 文彦
イギリスはフレスコ画の制作に不向きな国だった? イタリア美術とイギリス美術の環境的な違いとは——
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『YMOと、その時代。』【第15回】中村 元信
教授はあの頃の現象が嫌で、いつもふてくされていた。日本国内においてYMOは、自分たちで舵が効かなかった。一方海外では……
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『あなたの知らないビートルズ』【第7回】和田 晋司
ビートルズ直々のオファーを「それに参加して何を得られるのかい?」と断った男。後に彼はとんでもない大魚を逃したことに気が付き……
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『漱石、シェイクスピアに挑む』【第7回】佐々木 英昭
シェイクスピア作品の登場人物には、善悪の両面を同時に見ることできる。実は夏目漱石にも…
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『YMOと、その時代。』【第14回】中村 元信
反戦フォークを歌い「これでYMOは終わりです」と冗談を言うと、ブーイングの嵐に。キレた坂本龍一は「うるせえぞ馬鹿野郎!」と怒鳴り……
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『邪馬臺国と神武天皇』【第7回】牧尾 一彦
奴隷を獲るのは、男たちの仕事だった…これまで獣に向けていた武器を、人間に向ければよかった。
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『仮説社会の欧米、枠社会の日本』【第10回】墨崎 正人
日本でキリスト教が馴染まない理由——日本人は、神に「御利益」を期待するが、欧米人は異なっていて…
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『YMOと、その時代。』【第13回】中村 元信
『増殖』のジャケットには3人の人形が何十体も並び、文字通り増殖している。このタイトルとジャケ写が意味する事は……
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『YMOと、その時代。』【第12回】中村 元信
どうも様子がおかしい。世界ツアーから帰国した際、YMOを取り巻く様子が一変していた。この時彼らが感じた不安感によって…
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『スイスからの贈り物』【第6回】伊礼 彩華
「旦那さん、十分な給料もらってないのね」スイスでの生活中、仕事と育児を両立していたらバスで会った女性に言われて…