【前回の記事を読む】【自由詩】春の自由律俳句「日溜りの中の 春の猫の尾っぽ 今更丸く」

俳句

春の自由俳句集

16.春の陽

 

春(はる)の まこと命ありがたく 黙々と山川 萌(も)える

17.鶯(うぐいす)

 

鶯(うぐいす) 何度も舌詰(つま)らせて 山の風の耳(みみ)に ほうほけきょ

18.緑の山

 

行けども行けども緑(みどり)の山 ふと春に 胸驚(さわ)ぎし

 

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