木枯しが吹き荒れ雪が降り積もり不毛の死の大地、凍結した死の大地がつづき固(かた)い分厚い死の大地。木々の枝が動き ある日青い初芽が木の芽が出て 蕗(ふき)の薹(とう)つくしんぼ もたつくしんぼたんぽぽ 冬枯れした大地からきいろ頭をしっかり擡げ蒲公英の黄色の花が野の道に無邪気(むじゃき)に咲き誇(ほこ)り春告げ鳥が、鶯(うぐいす)の初音(はつね)が人の固(かた)い耳を柔らげあの桜花が咲き、列島を酔…
俳句の記事一覧
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俳句・短歌『風狂を生きる』【新連載】総君
【自由詩】春の自由律俳句「影から日が大きく額を出し 春が左から落下して」
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俳句・短歌『バーの二階で』【第11回】田中 龍太
句集『バーの二階で』より三句「恋すてふ ひとを横目に サングラス」
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俳句・短歌『神さまの隣』【第5回】桜井 莉麻
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エッセイ『歌集 いのちの名』【第10回】出島 美弥子
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評論『夢は枯野をかけめぐる 風羅坊・松尾芭蕉』【第9回】山城 利躬
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俳句・短歌『バーの二階で』【第10回】田中 龍太
句集『バーの二階で』より三句
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俳句・短歌『神さまの隣』【第4回】桜井 莉麻
『神さまの隣』より詩五篇「―こんにちは! 彼に街角で声をかけられたのは、そう、ちょうど冬の真ん中あたりだった。」
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エッセイ『歌集 いのちの名』【第9回】出島 美弥子
姿変え 父はトンボに 母は蝶 しあわせそうに 飛び回っている
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評論『夢は枯野をかけめぐる 風羅坊・松尾芭蕉』【第8回】山城 利躬
七夕の前夜は「明日の夜の宇宙の大ロマンスを想像すると、その前夜から心が昂って平静ではいられない」
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俳句・短歌『バーの二階で』【第9回】田中 龍太
句集『バーの二階で』より三句
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俳句・短歌『神さまの隣』【第3回】桜井 莉麻
「神さまの隣」より五篇「僕のすべてだった 君を手放した日 秋の優しさに救われた人生の記念日」
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エッセイ『歌集 いのちの名』【第8回】出島 美弥子
ママ歌う 童謡メドレー 耳すまし 小さく聞こえる パパの鼻歌
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評論『夢は枯野をかけめぐる 風羅坊・松尾芭蕉』【第7回】山城 利躬
「後年提唱の〝かるみ〟と〝あたらしみ〟の発想」松尾芭蕉が生み出す「かるみ」の表現
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俳句・短歌『バーの二階で』【第8回】田中 龍太
句集『バーの二階で』より三句
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俳句・短歌『神さまの隣』【第2回】桜井 莉麻
「神さまの隣」より六篇~小さくても大きくても、現実でも夢でも、言葉になって誰かに届く~
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エッセイ『歌集 いのちの名』【第7回】出島 美弥子
お手本を 一時「夢」と書く わたしの番 ママを見「夢叶う」と 信じて書いた
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俳句・短歌『夢は枯野をかけめぐる 風羅坊・松尾芭蕉』【第6回】山城 利躬
旅から旅をかさねた芭蕉 「おくのほそ道」は自身が、自ら開いた蕉風俳諧の出発点と言える。
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俳句・短歌『バーの二階で』【第7回】田中 龍太
句集『バーの二階で』より三句
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俳句・短歌『神さまの隣』【新連載】桜井 莉麻
【詩】「十二の月、十二の季節」より(五月・皐月)きらきらした陽射しのやわらかさ 空を泳ぐ鯉のように 自由に生きてね
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エッセイ『歌集 いのちの名』【第6回】出島 美弥子
傷ついた 思わぬことで 口黙る 心の病 時くすりかな