【前回の記事を読む】【自由詩】春の自由律俳句「影から日が大きく額を出し 春が左から落下して」

俳句

春の自由律俳句
その1 ―二〇一六年頃― 〈春の山・河・街〉

④土筆      

 

みち春の陽炎 爽やかな風の径 ほつりほつりと 土筆(つくし)んぼ

⑤芽吹く 

 

冬枯れの木 寂寥(せきりょう)の姿に 若い芽吹き 目から鱗(うろこ)

⑥切り出された青木

 

切り出された青木が 何んでも義足(ぎそく)がほしいと 悲鳴を上げ