木枯しが吹き荒れ雪が降り積もり不毛の死の大地、凍結した死の大地がつづき固(かた)い分厚い死の大地。木々の枝が動き ある日青い初芽が木の芽が出て 蕗(ふき)の薹(とう)つくしんぼ もたつくしんぼたんぽぽ 冬枯れした大地からきいろ頭をしっかり擡げ蒲公英の黄色の花が野の道に無邪気(むじゃき)に咲き誇(ほこ)り春告げ鳥が、鶯(うぐいす)の初音(はつね)が人の固(かた)い耳を柔らげあの桜花が咲き、列島を酔…
詩の記事一覧
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俳句・短歌『風狂を生きる』【新連載】総君
【自由詩】春の自由律俳句「影から日が大きく額を出し 春が左から落下して」
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評論『強く生きるには』【第8回】畠山 隆幸
【詩六篇】父の弟が南方で戦死 海軍巡洋艦に乗っていた…叔父は海底で何思う…叔父の写真は静かに在る 結婚もできず死んでいった
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エッセイ『わたがしに触れたように』【最終回】小林 世以子
貴方は私にとって......「わたがしに触れたように。 貴方を見つけたとき 目が離せなかった。」
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エッセイ『お気楽『辞世』のすすめ』【第8回】安中 正実
若いときの今は、「行く末」のために準備をする時間。私たちの今は、置かれた状況の中で現在を楽しむためだけの時間である
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俳句・短歌『神さまの隣』【第5回】桜井 莉麻
【詩】「炊き立てご飯 ふわふわご飯 白い湯気の向こうで つやつや笑うご飯 しゃもじで さくさく切る お母さんの両手」
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小説『ホロス』【第9回】rim.
詩集『ホロス』より三篇「ぽつりと光に投げ込まれたのです…家から締め出された不良少女のように」
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俳句・短歌『世界平和よりもSEXY?』【新連載】桜ノ牧 晃
【詩集】あなたは「世界平和」と「セックス」のどちらを選びますか?―選んだそれぞれの人の物語
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小説『秘密の恋』【最終回】みね
それで、隕石は落ちたの?―うん、すごい美しかった。…君は死んじゃったの?―たぶん、死んだことがないからわからない。
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エッセイ『迷子 うつと離婚と私[人気連載ピックアップ]』【最終回】野沢 りん
ベランダの真下に人が倒れていた。飛び降り自殺だった。普段吠えない犬が吠えてくれたから発見できた。
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エッセイ『迷子 うつと離婚と私[人気連載ピックアップ]』【第15回】野沢 りん
家族写真を燃えるゴミの日に出した。娘と同い年の女性と結婚した元夫はどうせこの思い出の写真を山のように捨てるだろうから。
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エッセイ『迷子 うつと離婚と私[人気連載ピックアップ]』【第14回】野沢 りん
恒例だった夫とのクリスマスイブのライブ。離婚した年のライブは来るはずのない隣の席を、もしかしたらと待っていた。
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エッセイ『迷子 うつと離婚と私[人気連載ピックアップ]』【第13回】野沢 りん
七輪と練炭をネットで買った...。この歳になると、友人たちとの死別が多くなる。そして色々な死に方を、知る。
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エッセイ『迷子 うつと離婚と私[人気連載ピックアップ]』【第12回】野沢 りん
「彼女を愛人として認めてほしい」夫からの信じられないお願い。夫は私の父が亡くなった日にも彼女と夕食を食べに行っていた。
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評論『強く生きるには』【第7回】畠山 隆幸
【詩六篇】「ここまで生きて…今さら生き方を変えることもできない 特別意識せず今までどおり 生きていく 相変わらず」
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エッセイ『迷子 うつと離婚と私[人気連載ピックアップ]』【第11回】野沢 りん
夫の携帯から「会いたい、愛してる」というやり取りのメール、そしてバッグからは避妊具が...。次々と見つかる不倫の証拠。
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エッセイ『わたがしに触れたように』【第7回】小林 世以子
貴方と会った時ドキッとしました。貴方と離れる時も同じ位ドキッとしました。
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エッセイ『迷子 うつと離婚と私[人気連載ピックアップ]』【第10回】野沢 りん
精神科閉鎖病棟から外科のある本院に向かう人達。その中にはリストカットの傷が深すぎて手首が動かなくなってしまった人も...
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エッセイ『迷子 うつと離婚と私[人気連載ピックアップ]』【第9回】野沢 りん
うつの治療のために「無けいれん性通電療法」(ECT)を受けることに。頭に電流が流れ直近の記憶を失う毎日。
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エッセイ『迷子 うつと離婚と私[人気連載ピックアップ]』【第8回】野沢 りん
子宮全摘の手術後、ひとりでいると不安が襲ってくる。部屋の中をうろうろする。手に包丁を持ち、疲れ果てるまで歩いた。
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エッセイ『迷子 うつと離婚と私[人気連載ピックアップ]』【第7回】野沢 りん
「これは感染症です。旦那さんにも症状があるはず」夫を問い詰めると「俺は通院しているから大丈夫」(あほかこいつ)