【前回の記事を読む】【詩3篇】その永遠の流れに わたしの好きな 白い花 限りなく 散りばめたい

17歳から20歳後半までの詩 1967年~1979年

休もうか

休もうか わたしと一緒に

休もうか 心を洗うために

休もうか 口づけするために

 

 鳥だって 休むさ

  どこを飛んでいるか わからないときは

 

休もうか 二人して

休もうか 広い広い大地を背に

休もうか 互いを確かめ合うために

 

 鳥だって 休むさ

  体や心に傷を負ったときは

 

休もうか わたしの腕をかしてあげる

休もうか わたしの膝をかしてあげる

 

休もうか

いつだって わたしの両腕は きみのためにあいているよ