【前回の記事を読む】眠りたい。大きな大きな、とてつもなく、大きな、自由の中で。——懸命に生きる人々に届けたい「人生の詩」

17歳から20歳後半までの詩 1967年~1979年

夜間飛行

銀河系を飛んだよ

そこには

きらびやかな人たちが並んでいたっけ

月を飛んだよそこには

われもわれもと 妙な旗を持った人たちが並んでいたっけ

果てしない宇宙を飛び続けたよすると 

そこには 

星になった 素朴な人たちが光っていたよ