【前回の記事を読む】【自由詩】「山の 青の芽(め)の海(うみ) 途方もなく 僕一人」他2句

俳句

春の自由律俳句
その1 ―二〇一六年頃― 〈春の山・河・街〉

34.坂を下ると 〈春の海〉

 

坂(さか)を下ると僕の人格を飲(の)むような 春の海がそこに

35.とんび

 

とんびが海の空輪を描(えが)いて 器用に景色を円(まる)くみせ

36.余りの長閑(のどか)さに

 

余りの長閑(のどか)さに 海鳥と船が 春の海一時停車(ていしゃ)

試し読み連載は今回で最終回です。ご愛読ありがとうございました。

 

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