【前回記事を読む】「意識もしっかりして、会話もできていたのに」…全身やけどの死因のほとんどは、その後にある。徐々に血圧が落ち…*二〇一九年 「ずいぶんあっさりと受け入れたんですね」「不満か?」「別に……。それで若菜ちゃんは結局どうなったんですか?」「そう焦るなよ。今だってどう順序立てて話そうか考えてるんだ」「……ホントですか?」「感情的になって結論を急ぐのは昔からキミの悪い癖だ。とりあえず結果か…
[連載]差出人は知れず
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小説『差出人は知れず』【第29回】黒瀬 裕貴
私には耐えられない。死んだほうが楽かもしれない…火事で家族を失い天涯孤独。そのうえ体の広範囲が焼けただれ、ケロイド状になった肌……
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小説『差出人は知れず』【第28回】黒瀬 裕貴
「意識もしっかりして、会話もできていたのに」…全身やけどの死因のほとんどは、その後にある。徐々に血圧が落ち…
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小説『差出人は知れず』【第27回】黒瀬 裕貴
「お前の部屋から煙が出てる。火事じゃねえのか」同じアパートの住人から電話…嘘だ!あの部屋には孫娘がいるのに…
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小説『差出人は知れず』【第26回】黒瀬 裕貴
突然「ちょっくら散歩いってくるわ」と言い出した祖父。防寒にしては“変”な格好だし、こんな真冬のこんな時間に…?
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小説『差出人は知れず』【第25回】黒瀬 裕貴
10年以上も前に執刀した高齢患者の親族から連絡が…患者は既に鬼籍に入っているはずなのに、長い期間を経て…
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小説『差出人は知れず』【第24回】黒瀬 裕貴
子どもの笑顔を見ると、嘘をついて許してしまう。甘さが子育ての失敗に繋がると理解していたが…
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小説『差出人は知れず』【第23回】黒瀬 裕貴
農家の身で学費に2000万…だが可愛い孫娘のためなら。1割でも貸してもらえるのなら、と親友にさえお金を無心しに…
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小説『差出人は知れず』【第22回】黒瀬 裕貴
「どうした、急に」「……いや、なんでもねぇ。またな」突然話題を打ち切り、そそくさと帰宅した彼は、洗面所で大量の水を……
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小説『差出人は知れず』【第21回】黒瀬 裕貴
ヘルメットに防塵マスク、保護メガネ、溶接面…。リュックサックを背負った男が、こちらに気づいた。「なんだ、あの恰好……」
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小説『差出人は知れず』【第20回】黒瀬 裕貴
「今からお前に気合を注入する」満足に飛べない。故障が多いのはお前の責任だ、軟弱者め。小隊長は殴られる僕を見て…
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小説『差出人は知れず』【第19回】黒瀬 裕貴
「この子にこれ以上の辛酸を舐めさせてはならない」息子夫婦を事故で亡くした老人。“たった一人の孫”のために彼は……
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小説『差出人は知れず』【第18回】黒瀬 裕貴
妻を先に亡くした親友。「お前、奥さん亡くして何年経ったと思ってんだ」「俺はもう一人でいい。それでも寂しくなったら…」
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小説『差出人は知れず』【第17回】黒瀬 裕貴
愛弟子は一人前の料理人になるはずだった…しかしある日を境に、昏睡状態に……「お袋さんに顔向けできない」
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小説『差出人は知れず』【第16回】黒瀬 裕貴
タクシーに乗り込んだ彼女は、窓を開けてこちらを見ていた。“最後の一言”をかけた時、その目には一筋の涙が…
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小説『差出人は知れず』【第15回】黒瀬 裕貴
最期まで妻には秘密にしておきたかった。手で口を覆うと、痰に血が絡む…「肺がんなんだ…」しかも末期だった。
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小説『差出人は知れず』【第14回】黒瀬 裕貴
「思い……出した」「涼子——」どんな言葉を掛ければ良いか分からなかった。嘘だと否定すべきか、事実を伝えるべきか
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小説『差出人は知れず』【第13回】黒瀬 裕貴
妻はこれからも一緒に居てくれるつもりだった。俺だって……もっと一緒にいたかった。できることなら墓場まで、死んでからも。
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小説『差出人は知れず』【第12回】黒瀬 裕貴
息子のことばかり気にする妻…息子に嫉妬し、「愛する女が他の男に入れ込んでいる」と思うようになり…
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小説『差出人は知れず』【第11回】黒瀬 裕貴
「あなた。どうしてここに?」——目の前に現れたのは事故に遭ったはずの妻だった。しかし彼女は何も覚えていない様子で…
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小説『差出人は知れず』【第10回】黒瀬 裕貴
「もう心残りはありませんね?」「……ひとつだけ頼み事をしていいか?」これから命を“差し出す”男の願いは——
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