【前回記事を読む】「なにしてるのー?」いきなり聞こえた声に飛び上がる。振り返るとクラスで人気の女子がいた。彼女は死ぬことも恐れず俺に…ある日、屋上に行くと彼女が寝っ転がっていた。まるで次はお前が話しかけろよと言わんばかりに、いつも裕翔が寝ている定位置に寝っ転がっていた。『寝てんの?』音声アプリで話しかけた。「私も寝っ転がってみたいなーって思ってたんだよね〜」『どう?』「落ち着くー」彼女との会話に…
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小説『ボイス・リミット』【第2回】松本 すけ
世界中を旅したいという彼女に「君なら何にでもなれるよ」と褒めたつもりで答えた。だが彼女は悲しそうな顔をして…
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小説『ボイス・リミット』【新連載】松本 すけ
「なにしてるのー?」いきなり聞こえた声に飛び上がる。振り返るとクラスで人気の女子がいた。彼女は死ぬことも恐れず俺に…
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小説『なでしこの記憶』【最終回】坪井 聖
たまに見せる怯えた表情。小刻みに震え、今にも泣きそうな微笑。彼女と僕は過去に変わった出会い方をしていたようで…
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小説『なでしこの記憶』【第23回】坪井 聖
焦りから鍵穴にうまく差せず、3度、4度目でようやく。勢いよくドアを開け、「誰!?」奥から響く足音に、硬直すると…
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小説『なでしこの記憶』【第22回】坪井 聖
僕はいつの間にか彼女の手を握って、スマホを顔に近づけていた。画面に映る赤いバラに、強烈に心を惹かれ急接近…
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小説『なでしこの記憶』【第21回】坪井 聖
芋饅頭をかじっていると、携帯電話が振動した。『やっほ! 今週の土曜空いてる? 空いてるよね…拒否権はありません!』
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小説『なでしこの記憶』【第20回】坪井 聖
先生の前で態度が変わる彼女。その違和感に、理由を聞いてみると急に小刻みに震え始め…「防衛本能…?」
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小説『なでしこの記憶』【第19回】坪井 聖
母の死を思い出したら、絵を描けなくなるかもしれない。でも、上手に断る術はない。僕は逃げている。体温が下がっていくのを感じ…
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小説『なでしこの記憶』【第18回】坪井 聖
「褒めても何も出ませんよ! あ、ホースから水は出てるか。」「いきなり失礼千万キャノン砲打ってこないでよね!」暴走は止まらず…
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小説『なでしこの記憶』【第17回】坪井 聖
「ああそうですか。機嫌が悪くなりました私は」背後から意識外の攻撃に襲われる。頬をつままれ、後ろを振り返ると…
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小説『なでしこの記憶』【第16回】坪井 聖
「担任の先生」の記憶に、体が震えだした。支えられながらベンチに座る。ケースから抗不安薬を取り出して、ココアでグッと飲んだ。
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小説『なでしこの記憶』【第15回】坪井 聖
いじめられっ子をかばった結果、下校中に集団で囲まれて、砂をかけられるように。その輪の中には、かばった子の姿もあり…
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小説『なでしこの記憶』【第14回】坪井 聖
人といるうちは、この状態になってはいけない…頭痛が通り魔のように襲う。薬の量は減らしたのに...
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小説『なでしこの記憶』【第13回】坪井 聖
「花屋の手伝いより、遊ぶ頻度の方が多かっただろうに」…何かを隠しているかのようなそぶりで笑う。人は誰しも何かを抱えている。
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小説『なでしこの記憶』【第12回】坪井 聖
急に興奮した面持ちで僕の顔に接近する彼女に、不覚にもドキッとしてしまった。「人気者の君は、周りが放っておかないと思うけど」
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小説『なでしこの記憶』【第11回】坪井 聖
「…そんな顔ができるんだね」いつもの陽気な雰囲気からかけ離れたその姿は、桜と同化して神秘的な魅力を帯びていて…
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小説『なでしこの記憶』【第10回】坪井 聖
立候補の瞬間、クラス中のざわめきが僕の体をチクチクと刺した。もう一人の立候補者は、既にクラスの人気者になった彼女…
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小説『なでしこの記憶』【第9回】坪井 聖
「そんなんだから非モテなんだよ!」入学式で偶然の再会。しばらくむっとした顔で互いに睨み合い…
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小説『なでしこの記憶』【第8回】坪井 聖
入学式当日「同伴者はいません。僕たちだけです」親友の両親は共働きで、僕はそもそも両親がいない。
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小説『なでしこの記憶』【第7回】坪井 聖
高校の入学式、両親の仏壇に手を合わせ家を出た。最寄り駅に着くと、券売機前の柱の前に、目を疑う人物が…
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