【前回記事を読む】「人はなぜ山に登るのか」記憶を頼りに山を登ると見えてくる、社会・宗教・国家。登れば感じる様々な思いの数々―私の国家観は基本的に民族及び統治体制に依拠している。従って、前段に日本民族、後段に国家の成立を概説する。大多数の国は複数民族で構成されていて、単一は珍しい。歴史的に日本が最大の影響を受け続けてきた隣国の中国は、50以上の民族によって構成される代表的な複合多民族国家である。一…
登山の記事一覧
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歴史・地理『百名山心象風景』【第2回】平山 喜代志
日本人はどこから来たのか? ――海洋では、途中で引き返すこと、止まることが許されない。生死をかけて大海に乗り出した人々が…
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歴史・地理『百名山心象風景』【新連載】平山 喜代志
「人はなぜ山に登るのか」記憶を頼りに山を登ると見えてくる、社会・宗教・国家。登れば感じる様々な思いの数々―
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小説『小窓の王』【最終回】原 岳
状況急変。救助用ロープが落石で切れた。「もう、登り返せないですよね? どうするんだよ? どうなっちゃうんだよ…」
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小説『小窓の王』【第21回】原 岳
今日ヘリを飛ばすのは不可能。救助のチャンスは明日の夜明けから昼前まで。それを逃すと、次のチャンスは4、5日後…
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小説『小窓の王』【第20回】原 岳
滑落者を発見。「もう一人はダメだ。もうそろそろ死ぬ。置いていくしかない…お前一人引き上げるので精一杯だ。」
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小説『小窓の王』【第19回】原 岳
「△非常通報:剱岳で滑落事故発生。少なくとも一人は生存している模様。これから二名で可能な限り救助活動を行う。」
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小説『小窓の王』【第18回】原 岳
一瞬の烈風、雪面を掻きむしる音と悲鳴。雪煙とともに池ノ谷めがけて滑り落ちていく男二人。「鬼島さん!やつら落ちましたよ!」
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小説『小窓の王』【第17回】原 岳
ルート取りをミスっている若者たち。「ほっておけ。せいぜい冬剱の厳しさを思い知ればいい」と彼は言うが…
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小説『小窓の王』【第16回】原 岳
寒気の予報が早まった。「今日中に三ノ窓まで行ければ何とかなる…雪に埋まらないよう雪掻きしまくれば死ぬことはない」
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小説『小窓の王』【第15回】原 岳
「あんたら舐めすぎだぞ。ここは剱岳だ。八ヶ岳や南アルプスとは雪の量が違う。わかってんのか?」準備が悪すぎる若者に…
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小説『小窓の王』【第14回】原 岳
「は?」――絶壁を直前に、先行パーティーの若い方が引き返してきた。「あの…」と声をかけて来て…
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小説『小窓の王』【第13回】原 岳
【厳冬期 剣岳・小窓尾根】「マイナス40度は結構やばい」入山二日目の早朝、気象予報をラジオで聞くと…
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小説『小窓の王』【第12回】原 岳
【厳冬期 剣岳・小窓尾根】「生きた心地がしませんでしたよ。」―いつ崩れるか分からないルンゼの雪壁で…
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小説『小窓の王』【第11回】原 岳
【小窓尾根】入山初日。一気に1,400m付近まで上がることになり、雪壁を登っていると…突然身体が傾き「うわ、はまった!」
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小説『小窓の王』【第10回】原 岳
彼には抜群の登攀能力があった。憧れとも嫉妬とも尊敬ともつかない複雑な感情…それが、彼から離れない要因となっていた
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小説『小窓の王』【第9回】原 岳
意を決して「休憩しませんか?」と前を行く彼に声をかけた。だが彼は、振り向きもせず、足を緩めることもなく、先に進んで…
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小説『小窓の王』【第8回】原 岳
【厳冬期 剣岳・小窓尾根】腿まで埋まる深さの雪…体調の悪さを感じたが、微かなトレースの上に足を踏み出す
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小説『小窓の王』【第7回】原 岳
「こんな発信機で、レスキューしてもらえるんですかね」「いや、これは遺体捜しに使うんだよ」――厳冬の剣岳に、いよいよ…
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小説『小窓の王』【第6回】原 岳
冬の剣岳、彼らが命を落としたあの山行の一部始終…「最短で六日間の計画。そのうちには必ず悪天の周期があるはず」
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小説『小窓の王』【第5回】原 岳
「息子は何で死ななけりゃならなかったのか……本望だった、本望だったって、そう思わんと救われんのでね」