【前回の記事を読む】ルート取りをミスっている若者たち。「ほっておけ。せいぜい冬剱の厳しさを思い知ればいい」と彼は言うが…川田は自分のザックから取り出したロープを解き、ロープの一端を自分のハーネスに結び、他方を鬼島に手渡した。鬼島も同じように自分のロープを解き、一端を自分のハーネスに結び、他端を川田に手渡した。鬼島と川田の間は、いつもどおり、二本のロープで結ばれた。そして川田は、鬼島の腰から伸びて…
登山の記事一覧
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小説『小窓の王[注目連載ピックアップ]』【第18回】原 岳
【厳冬期 劔岳】一瞬の烈風、悲鳴が聞こえてきて……「鬼島さん!やつら落ちましたよ!」振り返ると、雪煙とともに男二人が——
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小説『小窓の王[注目連載ピックアップ]』【第17回】原 岳
ルート取りをミスっている若者たち。「ほっておけ。せいぜい冬剱の厳しさを思い知ればいい」と彼は言うが…
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小説『小窓の王[注目連載ピックアップ]』【第16回】原 岳
【厳冬期 劔岳】早まった寒気の予報で、問われる進退——「今日中に三ノ窓まで行ければ何とかなる…死ぬことはない」
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小説『小窓の王[注目連載ピックアップ]』【第15回】原 岳
「あんたら舐めすぎだぞ。ここは剱岳だ。八ヶ岳や南アルプスとは雪の量が違う。わかってんのか?」準備が悪すぎる若者に…
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小説『小窓の王[注目連載ピックアップ]』【第14回】原 岳
「は?」――厳冬期の劔岳、先行パーティーはワカンすら持っていなかった。さらに「ルートがわからない」と若者は言い出し……
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小説『小窓の王[注目連載ピックアップ]』【第13回】原 岳
【厳冬期 劔岳・小窓尾根】「マイナス40度は結構やばい」さらに、明日は悪天候——気象予報をラジオで聞くと…
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小説『小窓の王[注目連載ピックアップ]』【第12回】原 岳
【厳冬期 劔岳・小窓尾根】「生きた心地がしませんでしたよ。」―いつ崩れるか分からないルンゼの雪壁で…
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小説『小窓の王[注目連載ピックアップ]』【第11回】原 岳
【小窓尾根】入山初日。一気に1,400m付近まで上がることになり、雪壁を登っていると…突然身体が傾き「うわ、はまった!」
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小説『小窓の王[注目連載ピックアップ]』【第10回】原 岳
3人で挑む予定だった「パチンコ」計画は中止になった。原因は意見の食い違いで…
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小説『小窓の王[注目連載ピックアップ]』【第9回】原 岳
意を決して「休憩しませんか?」と前を行く彼に声をかけた。だが彼は、振り向きもせず、足を緩めることもなく、先に進んで…
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小説『小窓の王[注目連載ピックアップ]』【第8回】原 岳
【厳冬期 劔岳・小窓尾根】腿まで埋まる深さの雪…体調の悪さを感じたが、微かなトレースの上に足を踏み出す
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小説『小窓の王[注目連載ピックアップ]』【第7回】原 岳
「こんな発信機で、レスキューしてもらえるんですかね」「いや、これは遺体捜しに使うんだよ」――厳冬の劔岳に、いよいよ…
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小説『小窓の王[注目連載ピックアップ]』【第6回】原 岳
冬の劔岳、彼らが命を落としたあの山行の一部始終…「最短で六日間の計画。そのうちには必ず悪天の周期があるはず」
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小説『小窓の王[注目連載ピックアップ]』【第5回】原 岳
「なんで息子が死ななければならなかったのか…教えてほしい。」遭難事故の真相を知る私は——
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小説『小窓の王[注目連載ピックアップ]』【第4回】原 岳
線香を取り、火をつけて手を合わせる。葬儀の時も同じ遺影だった。屈託なく顔を崩した、おおよそ山屋とは思えない素直な笑顔。
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小説『小窓の王[注目連載ピックアップ]』【第3回】原 岳
あの冬、剱岳での遭難事故から…もう初夏だ。あの人の写真をなぞる。「早く、迎えに行きますから。必ず、探し出しますから」
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小説『小窓の王[注目連載ピックアップ]』【第2回】原 岳
登山の事故で彼は死んだ——「処分してもらって構わない」。彼の妻は遺品を受け取らなかった。葬儀の際、その表情には……。
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小説『小窓の王[注目連載ピックアップ]』【新連載】原 岳
雪山での遭難事故以来、何度も同じような「悪夢」を見る。ただ、夢から覚めても——指は無くなったままだった。
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歴史・地理『百名山心象風景』【第8回】平山 喜代志
持統天皇と藤原不比等、新時代を構築するに相応しい政治的カップリングは如何にして誕生したか
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歴史・地理『百名山心象風景』【第7回】平山 喜代志
日本の神社(神宮)の起源は天の原の神々。権力構造の変化と共に、新たな信仰、崇敬の対象が拡大した。