父の書斎にはこの地域の古墳に関する資料が特に多くあり、故に明日美の得意分野となっていた。とはいえ今思えば何かが変である。自分がどうしてこれほどまでに古墳に関する知識があるのか、なぜ父は長い歴史の中でも古墳時代にだけこだわりを持っているのだろうか、書斎に関する疑問が再浮上してきた。父の書斎には、弥生時代晩期から古墳時代までの書物が特に多くあり、趣味嗜好があるとはいえ、それ以外の書物は圧倒的に少な過…
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