ところがその晩、皆が仮眠に落ちた頃、裏手の鷹取山の方から突然喚声が上がった。『何事か』と思う暇もなく剣槍の音が拡がった。「赤井の夜襲じゃぁ」「敵襲っ」味方の兵たちが叫んでいる。騒ぎのする方を儂は見やったが、辺りは漆黒の闇に包まれていて、いかほどの敵に攻められているのか、見当もつかなかった。「ここは我らが防ぎますゆえ、殿は麓の宗勝様の御陣まで退かれよ」儂の安否を気遣い駆け付けてくれた竹内秀勝と加成…
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小説『松永久秀~天下兵乱記~』【第19回】児玉 望
闇夜に乗じた不意の敵襲。総力を挙げた赤井一族の猛攻に苦戦
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小説『松永久秀~天下兵乱記~』【第18回】児玉 望
長慶への感謝の気持ち。月夜の連歌会「瀧山千句」
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小説『祥月命日』【第5回】深江 允
水害を見越し…藩民を餓死から救った敏腕、浦紗屋太一という男
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小説『祥月命日』【第4回】深江 允
【小説】「戦国時代、戦に負けると人の運命が劇的に変わる。」
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未来予知ができる考古学少女が、従妹と共に戦いに挑む
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小説『祥月命日』【第3回】深江 允
「巡回中の番士」の不可解な死…彼は何を見てしまったのか?
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小説『松永久秀~天下兵乱記~』【第17回】児玉 望
武器なしで将軍に勝った儂にとって誠に「愉快痛快な一件」とは
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小説『紅葵』【第16回】小神子 眞澄
秘密を抱えた夫婦との邂逅「あなたが泥棒になったのは…」
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小説『祥月命日』【第2回】深江 允
【時代小説】不可解な番士の死…異国船の難破との関係は?
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小説『松永久秀~天下兵乱記~』【第16回】児玉 望
戦に勝利した長慶勢にもたらされた「とある事件」の知らせ
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小説『祥月命日』【新連載】深江 允
【時代小説】二人の男の目的は「番士の行方不明事件調査」
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小説『松永久秀~天下兵乱記~』【第15回】児玉 望
「時、至れり」四面楚歌の長慶勢、会心の一戦が幕を開ける
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小説『紅葵』【第15回】小神子 眞澄
お金をばら撒いてあげても無反応だった家庭、意外な事情が…
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小説『松永久秀~天下兵乱記~』【第14回】児玉 望
敵を恐怖のどん底へ…同盟者の敵討ちを命じた長慶の怒り