「あなたは日本人ですか?」と聞かれたら、私は多分返答に躊躇して、困るに違いない。生まれも育ちも、日本なのに、だ。これは、よくよく考えてみると、とても珍しい事のように見える。つまり、日本人と外国人、両方の立場になって物事を考える事が出来るからだ。最初から、意図した事ではないが、これは、一朝一夕に出来上がった訳ではない。日本国内の学校の行事では、日本の国歌、君が代と共に、フランス国家を歌い、海外に4…
日本の記事一覧
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エッセイ『300年先まで残る国であるために』【新連載】堀 源太郎
100年後、日本の国土の中で、日本人として、存在する余地があるか―「真に心もとなく、非常に「脆弱」な存在だと見ている」
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評論『「文化国家」日本の宿命』【第2回】桜山 太郎
幸せなおじさんたちの罪――。社会問題を語る「バブルおじさん」は、果たして若者世代と同じように問題意識を共有できているのか?
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歴史・地理『聖なる国 日本』【新連載】ジェロニモ
好奇心の赴くままに――日本の神聖さに歴史、新たな発見。全国を巡り書き綴った16年をまとめた「聖なる国 日本」
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エッセイ『神様の衣装函』【新連載】徳永 圀典
美しい日本の自然は、神様の衣装函のように思えてならない――時節ごとに色を変える山々。登山家の著者には神々の衣と映るのだ
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評論『仮説社会の欧米、枠社会の日本』【第4回】墨崎 正人
中国社会は混乱に陥るだろう。――中国指導者の“矛盾”。指導者が中華思想にプラスして、儒学政治で国内統治を行うことで…
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歴史・地理『百名山心象風景』【第4回】平山 喜代志
『古事記』同様天武天皇の勅命で編纂が始まった『日本書紀』。持統天皇の寵遇を得た藤原不比等が編纂を主導したかもしれない?!
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歴史・地理『誰も知らない本当の『古事記』と日本のかたち』【第8回】田中 善積
天武天皇の治世下、『日本』の国号は定められた。日の昇る国家――その名には中国の冊封体制からの独立の意志が込められていた
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小説『今のこのままの日本でいいのか』【第6回】一粒 野麦
「今のこのままの水泳部でいいの?」店内の喧騒にまぎれて、思いっきり叫んだ。うちは弱い。 “進学校にしては善戦してる” って…
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評論『「文化国家」日本の宿命』【新連載】桜山 太郎
「同じ日本人」という漠然とした概念を信じたまま、国家の要職者ですら認識が食い違ったまま突き進んだのが80年前の戦争だった
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評論『仮説社会の欧米、枠社会の日本』【第3回】墨崎 正人
通り一遍の番組を飽きもせず見る「日本の文化」――日本人はそこから幸福を感じる一方で、外国人は煩わしく感じている?
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歴史・地理『百名山心象風景』【第3回】平山 喜代志
修飾、誇張、改竄は権力者の常套手段。天武天皇が作成した『日本書紀』は国の正当な史書だが、当時を振り返ると......
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歴史・地理『誰も知らない本当の『古事記』と日本のかたち』【第7回】田中 善積
「天皇には権力がなかった」――653年、孝徳天皇は中大兄による遷都に反対し、旧都に残った。この行動は…
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小説『今のこのままの日本でいいのか』【第5回】一粒 野麦
「OB・OGたちからのおごりあり!」そうチラシに記された天国のような部活。音楽に捧げてきた少年を虜にしたのは―。
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評論『仮説社会の欧米、枠社会の日本』【第2回】墨崎 正人
テレビから見えてくる人間そして、日本人の特性。コロナ禍に度々放送された家族ドラマは何を映したのだろうか―
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歴史・地理『百名山心象風景』【第2回】平山 喜代志
日本人はどこから来たのか? ――海洋では、途中で引き返すこと、止まることが許されない。生死をかけて大海に乗り出した人々が…
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歴史・地理『誰も知らない本当の『古事記』と日本のかたち』【第6回】田中 善積
巻き添えで死ぬ人を減らすため、自ら犠牲になった。だが、犠牲は彼一人では済まなかった。妻と子供たち全員が殺害され…
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小説『今のこのままの日本でいいのか』【第4回】一粒 野麦
たまたまオルグに出向いていた父親に見初められた母。初々しいシュピレヒコールの姿が印象的だったようで…
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歴史・地理『忘るべからざることども』【最終回】稲田 寿太郎
朝鮮が歩んだ近代化への道のり 傍若無人にふるまう欧米諸国を目の当たりにし、金玉均は近代化を試みたが最後は捕らえられ......
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小説『柴犬回想記 真珠湾の静寂vsワシントンD.C.の喧噪』【最終回】坂田 憲治
大戦前、駐米大使の苦悩「日本側は『日米交渉は進展の余地なし』と見切ったのかも。米国側も、交渉決裂の意思表示と受け止め…」
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評論『仮説社会の欧米、枠社会の日本』【新連載】墨崎 正人
宗教・多様性・グローバル化、各国で訪れる急激な社会の変化。意外性と妥当性を兼ね備えた視点から混迷する社会をとらえる!