2022年4月22日。2年ぶりにパスポートに押された出国のスタンプの青いインクに涙が落ちた。インクが滲んでしまうといけないから、指でページと目頭を拭った。拭っても目頭の熱は篭ったまんまで、飛行機の窓の外側を臨むと更に熱を帯びて、朱色のワンピースに滲みを作った。久しぶりに眺める羽田の工場夜景の輝きは変わらない。以前は撮ることもなかった窓の外に、堪らずカメラのシャッターを押した。あれだけ必要と言われ…
コンテスト大賞作品の記事一覧
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エッセイ『ロッキー山脈を越えて[コンテスト特集]』【第4回】亀井 健司
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【コンテスト大賞特集】手話通訳者の単数設置では体調を崩しても交代要員がなく無理してしまうという悪循環に
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小説『お母さんの煮しめ[コンテスト特集]』【第3回】江川 知弘
【コンテスト大賞特集】おばあちゃんから煮しめの作り方を教えてもらったお母さん。その理由は…
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評論『今の手話通訳者を専門職として位置づけるには[コンテスト特集]』【第3回】横山 典子
【コンテスト大賞特集】「設置通訳者」の複数設置は増加傾向に。手話通訳業務という専門職にふさわしい雇用条件や身分保障などが大きな課題
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小説『お母さんの煮しめ[コンテスト特集]』【第2回】江川 知弘
【コンテスト大賞特集】「もうにしめは嫌!」給食の時間にお弁当箱の中の煮しめをからかわれて心が傷ついてしまったわたし
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ビジネス『今の手話通訳者を専門職として位置づけるには[コンテスト特集]』【第2回】横山 典子
【コンテスト大賞特集】「設置通訳者」は長時間勤務で休日も仕事といった状態になりやすく精神的な負担も重くなりがち
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小説『お母さんの煮しめ[コンテスト特集]』【新連載】江川 知弘
【コンテスト大賞特集】わたしは、お母さんの作る煮しめが大好き!他の煮しめとは違って色が茶色くて濃いからとっても美味しいの
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ビジネス『今の手話通訳者を専門職として位置づけるには[コンテスト特集]』【新連載】横山 典子
【コンテスト大賞特集】社会的評価が低く、待遇が悪い「手話通訳士」は全国的な資格ではあるが国家資格ではない!
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エッセイ『貧しさは人生の花』【第15回】伊藤 フサ子
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小説『天命愛憐』【第8回】せと つづみ
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小説『標本室の男』【第9回】
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小説『巨大鯨の水飛沫 』【第3回】喜田村 星澄
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エッセイ『ALSなんか怖くない』【第17回】堀内 昌子
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エッセイ『中学最後の決断』【第4回】新澤 唯
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俳句・短歌『バーの二階で』【第7回】田中 龍太
句集『バーの二階で』より三句