買い物から帰ってきて、洗面所で顔を洗っていると、娘が部屋から出てきて、廊下をこっちへ歩いてくる足音が聞こえる。ところが、なぜか近くに来た頃合いに、足音がふっと消えた。「何か(いたずらを)たくらんでいるな」と思って、洗面所の端から廊下の方をうかがったら、娘が廊下の方からこっちをうかがっている顔とにらめっこ状態になった。はは、この親にしてこの子あり。テレビの自然紹介番組を一人で見ていると、メダカの映…
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エッセイ『餃子が焼けない』【新連載】折原 裕
台所に出現する「ゴキブリ亭主」。男が料理に勤しむのは、男の役割に専念できないダメ夫の証だった?
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エッセイ『迷子 うつと離婚と私[注目連載ピックアップ]』【第6回】野沢 りん
母の葬儀が終わり施設へと帰った父。そして事件は起こった。父のベッドの上で介護士が見たものは...
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エッセイ『いのちはみんなひとつずつ』【新連載】西川 清
大学病院で初めて主治医となったのは…2kgにも満たない5カ月の乳児だった。たくさん採血をして検査や治療をしたが…
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エッセイ『胡蝶夢号の旅』【新連載】平野 俊夫
77歳、松尾芭蕉に憧れて“胡蝶夢号”で挑む──日本3000km放浪の旅
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エッセイ『迷子 うつと離婚と私[注目連載ピックアップ]』【第5回】野沢 りん
妻の死に化粧を見て「これは誰だ?」…化粧を施した納棺師は、なぜか逃げるように帰っていったような…
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エッセイ『迷子 うつと離婚と私[注目連載ピックアップ]』【第4回】野沢 りん
仏滅の結婚式。挙式費用は抑えられたが…バスの運転手が集合時間を間違え、式に間に合わないと連絡が…
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エッセイ『大人の肩書きをもつまで』【第3回】木痣間 片男
YMOやオフコース、ABBAを紹介してくれた彼女にどんどん惹かれる…
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エッセイ『迷子 うつと離婚と私[注目連載ピックアップ]』【第3回】野沢 りん
登校時、車から「道を教えて」…こんなにわかりやすい道を?と車の中を見ると…
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エッセイ『荒野の果て』【第3回】田中 敏之
親不孝のかぎりを尽くし母を泣かせた私。自分の死を予感するようになり母の骨を手に入れようと姉に頼むと…
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エッセイ『迷子 うつと離婚と私[注目連載ピックアップ]』【第2回】野沢 りん
食事の時間になっても帰らないお客様…「早く帰って」と母がしたおまじない
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エッセイ『ことばの匂い』【第3回】竹本 祐子
ミョウガを食べると物忘れがひどくなるってホント?
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エッセイ『迷子 うつと離婚と私[注目連載ピックアップ]』【新連載】野沢 りん
「心からの笑顔、ないね」母の遺影候補は、作り笑いの写真ばかり…
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エッセイ『涌き立つこころありて』【第3回】玻璃 槐
薄桃色の肌と青く透き通るうつろな目をした裸婦の絵--オウムや猿、バラやユリが描きこまれ…
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エッセイ『我が人生の帰趨』【第2回】丸田 和夫
人工呼吸器につながれた師が死の床で残した声は――「マルタクン、タンニショウヲヨメ…」
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エッセイ『スイスからの贈り物』【第2回】伊礼 彩華
スイス人は頑固でプライドが高い? スイス人の国民性と日本人の"あまりに優しすぎる"姿勢を比べて感じたこととは…
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エッセイ『喫茶「トマト」とハワイ』【第2回】海王子
「美味しい、食べれたわ」――飲み込む力が弱いので、食べられるか心配だった私にオーナーが出してくれたのは…
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エッセイ『「アート保育」のすすめ』【第6回】岡本 礼子
「アート思考」的なイメージをいつも持っている子供たち。これからは美意識を高め機能性の中に美しさが求められる時代
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俳句・短歌『歌集 いのちの名 明日のみえない日もあった』【第6回】出島 美弥子
『歌集 いのちの名 明日のみえない日もあった』より短歌5首。「ジャポンと 河原で遊ぶ 水遊び 魚も躍る 心もオドル」
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エッセイ『ギリシアの遺跡を訪ねて』【第11回】荻田 譲二
死刑宣告を受けたソクラテス。正式な協議は行われず、法定の判決は単純な多数決で決定された。ソクラテスの発言は…
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エッセイ『大波小波』【第9回】柊 ゆう
「恋に落ちた」のは16歳年上の妻子持ち男性。猛反対の家族と縁を切るように2人きりの生活が始まったが…